バイエルは、全音「最新バイエル」では、再び40番台に戻る。
41番から44番までは、全部教師との連弾曲で、右手左手とも並進行の曲である。たいした苦労もなく、なんということもなく弾き進む。
41・42・43番は、初めての短調の曲である。
44番は「オクターブの練習」となっていて、ずいぶん高い音で弾く。
教師の伴奏でしっかり練習したいところだが、先生がいないし、教師のパートを弾けるほど上手くもないのでしょうがない。一人で生徒パートのみを弾く。そのゆえもあってか、土曜午後のひと時のみでこんなに弾き進んでしまう。
さあ、じゃあ気合入れていくぞ、というくらいの気持ちで次のページをめくると、全音「最新バイエル」は突然原書86番に飛ぶ。
・・・イキナリこれである。いや、たしかに単純な「ドレミファソファミレ」の繰り返し、しかも両手並進行のやさしい曲ではある。だがちょっと待てィ。この3連符とソレに引き続く16分音符はなんじゃいぃい!!。
初心者に、いきなりナニを弾かせるんじゃァ!!(笑)というほどのモノだ。
速度「Moderato」とて、メトロノームを♪=114に設定して必死で練習するものの、そんなスピードで16分音符が弾けるかァアアア!!(笑)
♪=80でなんとかギリギリ弾ける状況だが・・・ぬぅ、いったいどうしたものか。