トルコ行進曲(連弾用 田中雅明編曲) その1.0

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 なんとか自分のパートは間違わずに弾けるようになったトルコ行進曲である。

 次女を前回のピアノのレッスンに連れて行った折、先生が「次回あたり、二人の連弾を拝見しましょう」とおっしゃった。

 2度か3度くらいはなんとか次女と二人、通して演奏できるようになっていたので、意気込んで練習していた。

 私は暮れ29日から元日まで、職場に泊り込みで仕事をしていたので、今日と明日(8日と9日)は休みである。そして、運良く、今日は次女のレッスン日で、私が連れて行けることになった。

 教室にお邪魔して、まず次女のほかの曲のレッスンをしていただく。それからトルコ行進曲を見ていただく。一度次女が通して弾いて指導していただき、それからいよいよ「どうぞ、お父様との連弾を見せていただきます」となった。

 生まれてはじめて弾くグランドピアノである。

 タッチや音の違いに驚愕する。

 間違わずに弾けるようになっていたものの、タッチや音の違い、反応の違いにおもわず心を奪われ、また柄にもなく緊張してしまったこともあって、2度3度と間違えてしまった。

 教室のレッスンで緊張により間違うということは、発表会の場では、もっと緊張し、もっと間違うということである。緊張による間違いをなくす唯一かつ最良の行動方針は、ただただ反復演練、これあるのみである。

 実に意義のあるご指導をいくつかいただいた。次女のパートが前に出るところでは、演奏記号の強弱よりもやや弱い目に、ウラにまわって弾く。また「左手単音・右手重音」でリズムを刻むところでは、右手が轟音になってしまうので、左手を強く、右手は抜いて弾く。アクセントの記号に気をつける、・・・等々である。

 最後に、2~3分ではあったが、ピアノを少し触らせていただいた。バイエルの100番、80番、それからショパンのプレリュード7番を弾いてみた。ショパンのプレリュードでガコンガコンと乱暴にペダルを踏んでいたら、思いがけず先生から懇切なペダルワークの指導をいただいた。

 それから、今まで、家のピアノの表示ランプやつまみ、譜面台の位置などを知らず知らずのうちに目印にしてしまっていたことに気がついた。「いつもあるモノ」の位置が違うために、オクターブを飛ぶようなところで不意に間違えてしまうのだ。「こんなに弾き馴染んだ曲で、どうして間違えるんだろう?」と考えて、すぐに気づいた。よそのピアノを弾くというのは、実に意味があることだと思った。

 次のレッスンは12日(成人の日)の月曜である。祝日であるから、また私が連れて行くことができる。それまでに少しは進歩してのぞみたいものだ。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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