ショパン ノクターンOp.9-No.2 その0.99

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 引き続き、ゆっくりゆっくりと練習中である。

 今度の春の次女のピアノの発表会では、いよいよソロで参加しようと決意を固めた。そこで、去る9月24日の土曜、次女のピアノの先生にお願いし、いつものように謝礼を幾分包んで、「単発レッスン」をお願いした。

 今までにも思ってきたことだが、ちゃんとした専門のピアノの先生に1時間半ほどレッスンしていただくと、独りで50日~60日分くらい稽古を重ねることと同じくらいの刺激がある。

 先生はまず、指使いのおかしいのを直してくださった。弾き始めからの左手の「ベース」のミ、これを私はなんとなく2指とか3指で弾いていた。これは「普通『5』ですね」と先生。「だって、こんなに手が飛ぶのに、次が近いほうがいいでしょう?」なるほど、なあ。そりゃそうだ。

 また、7小節目・14小節目・23小節目のアクセントをまったく無視していたこと(全然見えてなかった(笑))、また、23小節目と15小節目は似ていても、15小節目にはアクセントがないこと、など、まったく気にも留めていなかったことをたくさん指摘してくださった。

 極めつけは、31小節目から32小節目を全部、半音間違って弾いていたことだ。32小節目のダブルフラットなどに幻惑されてワケがわからなくなり、最初の譜読みを間違ったのである。また、35小節目、最後の最後の最も大切な音の右手は、1オクターブ上を弾いていた。

 強弱やアクセントはなかなか反映できないが、指づかいなどを何とか直して、今日までかかってやっとこさここまで弾いて、録音した。

 ピアノで再生したときはわからなかったが、ペダルが拙く、いいところでチョンチョンと切れているので、聞き苦しい。また、ミスタッチもあり、1箇所つっかえた(31小節目)けれど、なんとか通して弾けた。前回と同様、1小節づつ採点し、総合して「その0.99」とした。もう一息だ。計算上は、この調子ならあと2日、明後日には弾ける、ということになるが、果たして…?(笑)。

 発表会は来春、3月18日の日曜日だ。がんばるぞう。