読書 投稿日: 平成30年(2018)03月30日(金)22時20分2018年3月30日(金)22時46分50秒 JST 「プリズンの満月」読み終わる。 東京裁判に対する作者の抗議の思いがにじみ出るようで、いい本だと思った。 あとがきにあるが、登場人物や出来事は事実だが、そのリアリティにもかかわらず主人公の刑務官は架空の人物で、モデルはいないそうである。 巣鴨プリズンが、その廃止直前にはほとんど刑務所としての機能をなくし、戦犯らがほぼ自由に外出や外泊をしていたことなどを、本書で初めて知った。 佐藤の読書リスト(Google スプレッドシート)