馬鹿、……おっと失敬、クレバーネスにハンディキャップをお持ちの方が多かった

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 ある小規模システムを運用管理していた頃のことだ。

 「誤操作」のことを「システムの不具合」と言い張る馬鹿が本当に多かった。

 あのなあ、それはお前が「DELETEキー」を押したから字が消えたんだよッ、……と言うしかない状況なのに、「システムの不具合で、文書の内容が改(ざん)された」などと、出すとこへ出すと一大事になっちまうようなことを平気で(わめ)くので、迷惑した。

 そのことから、自動車事故を起こして人を殺しておきながら、自分で「自動車の設計ミスと、警察の無能と、道路行政が悪い、国の無策だ!」とか言う馬鹿って、日本中に何千万人もいるんだろうなあ、と、容易に想像がつくのである。

 盗人猛々(ぬすっとたけだけ)しいとはこのことで、人殺しが自分から、社会が悪いだの国がおかしいだの、詐欺師が自分からヌケヌケと騙される奴が悪いだのとほざいてみたり、ほんっと、人間って、つくづく嫌な生き物だなと思えて、世の中が嫌になった。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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