読書

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 昨年急死した西村賢太の「蝙蝠か燕か」を読んだ。このところずっと読んでいる平凡社の世界教養全集を取り敢えず置いておいて、これを読んだ。日曜日の夜から読みはじめ、明け方にはほとんど読み終わった。残りを行き帰りの通勤電車で読んだ。

 あの荒んだ感じが鳴りをひそめ、なにか殊勝らしい感じになっていて、読みごたえと言うことだと覗きのような悪趣味が満足されることはないように思う。

 西村賢太には最近発売されたものにこの「蝙蝠か燕か」の他に「雨滴は続く」があり、両方とも同じ2月4日の土曜日に買ったのだが、「雨滴は続く」は品薄らしく、まだ届かない。

 こちらは遺作で、未完だという。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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