夢や希望

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PHM04_0539 夢と希望、というと、限りなく力強い、人を前進させる栄養素、みたいに思っている人が多いのではなかろうか。

 だが、「夢」は、目が醒めれば消えるものだ。

 そして、「希望」は、(はかな)い望み、と書く。希釈(きしゃく)という言葉があるように、これは「(うす)める」とも()む。

 こうして解きほぐしていくと、どちらも、到底()るべき言葉ではない。あまりにもいい加減である。

 大人は夢や希望ではなくて、「確信」に依るのがよい。どんなことがあっても消えることはなく、薄まることもないもの、それが確信だ。確信が嫌なら、「志」というのもいいかもしれない。夢よりも、希望よりも、志という字にはかならずやり遂げるのだという信念があふれているではないか。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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