で、これは全音「最新バイエルピアノ教則本」巻末にある3曲の応用曲のうちのひとつ、「エリーゼのために für Elise」の107ページの上段の部分、第73小節、すなわち今私が練習中の部分なんであるが・・・。
「5-1・4-2・4」ってトコなんですがねぇ・・・「4-2」って、ムリっすよ、ワタシにゃ。ていうか、親指小指6度から引き続いて、人差し指と薬指を長5度とすこし離した状態へ切り替えて弾くなんて、普通じゃないッスよ。しかもそれを16分音符の速さでやれってんだから。
多分これ、間違いなんじゃないかなァ・・・。
この全音の「最新バイエルピアノ教則本」には前科があって、おととしの11月、バイエル93番を弾いていた頃、下のようなムチャな指づかいがあったわけだ。
「練習曲の指づかいは守らなくちゃ!!ダメ!ゼッタイ!!」とこっちは固く信じ込んでるワケだから(笑)、かなり長いこと書かれているとおりにムリヤリ練習し、だがどうしても出来ずに刀折れ矢尽きて、ついに全音楽譜出版にメールを出した。「あのう、これって間違いなんじゃ・・・?」
そうしたら、アッサリ「ああ、間違いでした。すんません」って返事が返ってきた。俺の失われた十数日を返せ!!(笑)・・・いや、念のために書き添えると、返事は大変丁重な誠意あふれる文面で書かれてたんですがね。
それで、エリーゼの方にひきだし線で「4-1」って書き足してあるのは、私が書いたワケです。
ほかの楽譜ではどうなってるかというと・・・。
・・・指づかいは書かれてなくてわからない。じゃあ、というので、例の「IMSLP」に行ってみると、
「ある楽譜(2)」にはまったく指づかいは書かれていないが、「ある楽譜(1)」では、同じ部分の指づかいを「5-1・5-2・4」としてある。
というわけで、やっぱり間違いでしょうなア、全音のは。
また全音にメールでも書いてみようかな。