全音「最新バイエル教則本」の、バイエル31番の次に載っている応用曲(「ぶんぶんぶん はちがとぶ」「かっこう」「カノン 順順に(E.ブレスラゥアー)」「ドナルドおじさん」「みつばちのマーチ」の5曲)を弾くことが出来るようになった。なぜだか、「ぶんぶんぶん はちがとぶ」「かっこう」の2曲が、子供の頃から耳になじんだどうってことない簡単そうな曲なのに、何度もつっかえてどうしても弾けず、3回弾くと2回は失敗、という程度なのだが、まぁ、これにばっかり引っかかっていてもしょうがないなァ、という気もして、先に進むことにした。
バイエル32番、教師と一緒に弾く曲であるせいか、教師のいない私には別段どうってことのない曲で、5分もかからず弾けるようになった。
こういう時に、先生について習うことができればなァ、などと思わぬでもない。
5分もかからずに弾けるようになってしまうと、何か間違った練習をしているのでは、と不安になるのだ。先生がいれば、「ここはコレコレこういう目的で練習しているものです」なんて、ポイントを指導してもらえるのだと思う。だが、一人で音符を一音一音拾っていっているだけでは、この簡単な曲がなにを私に練習させようとしているのかがわからない。