(やぶ)(からし)

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廃村は胸ぬちに()(やぶ)(からし)
藪枯鏖殺(おうさつ)息も荒く捨つ
愛あらず(すん)()に咲きて藪枯

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha

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 皐月(さつき)がたくさん花をつけた。だが、去年植え付けた時期の関係で剪定をしなかったせいか、内側に内側に花が咲き、あまり華やかな感じになっていない。今年はしっかり根付いているようだから、花が終わったら剪定の仕方を調べて、枝ぶりを整えよう。

 下に防草シートを施した砂利の隙間から、(やぶ)(がらし)が逞しく顔を出し始めた。

 旺盛な生命力には感服する。聞くところ、藪枯のこれくらいの若芽は喰えるのだそうな。試したことはないが、お(ひた)しにするとピリッとした辛みがあり、山菜のような歯応えと舌触りが楽しめるのだという。一説に、藪枯という名称は、旺盛(おうせい)蔓延(はびこ)って他の植物からなる(やぶ)をも枯らすからというのが由来らしいが、他説に、「食味がピリッと辛いから」というようなものもあるようだ。つまり、「藪(から)()」というわけだ。

 だが、庭に蔓延(はびこ)ると建物にまで()い上り、植木に巻き付いて枯らしてしまい、大変なことになるのは、昨年までの十何年というもの、庭を放りっぱなしにしていた幾歳月で散々体験、かつ実証済みである。

 藪枯は抜いてしまってはダメで、葉をつけさせたまま効き目の強い除草剤をかけるのが最も効果的であることを去年知った。去年そうしたところ、夏以降全然藪枯に悩まされることがなかった。

 今年こうして芽が出るのは、冬の間地下茎がゆっくりと力を蓄えたからなのだろう。なにやら健気(けなげ)というか不憫と言うか、惻隠(そくいん)の情を覚えぬものでもないが、そこはオッサンの厚かましさと冷酷さ、無情に「ラウンドアップ」をふりかけて回る。

 抜かずに薬剤をかけると、葉から毒成分が吸収され、広く地下茎も枯らすのだ。ただ、掘り出して撲滅しない限りは、どうしても年々芽は出るようだ。

庭・自転車

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 庭に植えた百日紅(サルスベリ)、もう花季も終わり近いし、花は来年だろう、と思っていたら、チラリとひとつ、花をつけた。なかなか健気である。しかし季節外れだから、体力を失わせないようにしないといけない。

 折鶴蘭(オリヅルラン)はしっかり根付き、勢いのある葉を伸ばしている。龍の髭(リュウノヒゲ)もだいたいいいようだ。しかし、先週植えた黒龍(コクリュウ)はあまり勢いがない。選んだ株があんまり良くなかったかもしれない。

 先週だいぶ藪枯(ヤブガラシ)(ドクダミ)を始末したが、まだ少しばかり残っている。

 100円ショップのグリホサート除草剤を希釈して霧吹きに詰め、チラホラと顔を出す藪枯(ヤブガラシ)に塗って回る。徒長しているものは茎を斜めに切って、そこへ剤をなすりつける。

 それから駅までの通勤に使っている自転車の手入れをする。この春から使いだしたものだ。

 丸石サイクルの「シェルブール」という安いモデルなのだが、この自転車のチェーンが外れやすい。これまでに3度、外れた。チェーンが外れるような時に限って軍手やドライバーなんぞの用意はないから、素手でチェーンをはめて、手がグリスで真っ黒に汚れてしまう。これにはいつも参ってしまう。

 ネットの情報を見ながら、変速機の微調整をした。シマノ製の「インデックス・システム」という、よく見かける、ハンドルの手元をカチカチと回転させるタイプのアレだ。調整は簡単で、機構を見ながらネジを回すだけだ。

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 あまりにも長年にわたり庭を放置してきたため、さながら(こう)()()密林(ジャングル)かとでもいう様相を呈していたのであるが、意を決し、この梅雨(つゆ)前頃から庭の手入れに精を出している。その時、かなり気合いを入れて蔓延(はびこ)っていた藪枯(ヤブガラシ)を始末したのだが、地下茎の全部は取り切れていなかった。

 庭の砂利下の全域に敷き詰めた防草シートの威力は絶大で、庭の雑草はほぼ一掃された。しかし、レンガの見切りや防草シートのわずかな隙間から、取り切れていなかった藪枯の小さい芽が幾つか、チラホラ顔を出している。きょうはこれを始末した。

 IHヒーターコンロと大鍋を庭に持ち出し、熱湯を大量に沸かす。花壇の隅に取り残したものにはこの熱湯をたっぷりかけて、地下茎まで煮やして取り去る。花壇以外の砂利敷きの隙間から顔を出したものは、すぐに抜かず、葉に傷をつけて除草剤をたっぷりかける。除草剤は葉からしみ込んで根を枯らすので、抜いてはダメなのだ、

 そのあと、泥だらけのままで、きれいにし切れていなかった砂利敷きの砂利を洗って敷き直す。

 ホームセンター(ケイヨーデイツー)へ行き、百日紅(サルスベリ)の苗木と龍の髭(リュウノヒゲ)(黒龍(コクリュウ))をそれぞれ一つ買う。

 百日紅の品札には「ペチートサンシャイン レッドイムプ」と書かれている。調べてみると、これは矮性種で、大木にならず、しかも丈夫で育てやすいそうである。

 東から三つ目の家寄りの花壇にこの百日紅と黒龍を植えた。