一杯

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 いつもの酒、冷えたのを一杯。肴は昆布醤油。美濃風の片口、ガラスのコップ、一合升。

 幸福だ。

死と酢とセロリ

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 最近、生野菜のサラダなどを食うとき、酢やレモン汁などをかけるようになった。これらをごくわずか、盃に一杯ほどもかけ回し、野菜が少し湿ったところへ塩を一摘み振る。塩気がなじみ、まことに旨い。

 普通、オッサンは酸っぱいものがあまり好きではないものなのだが、オッサン度が深くなってくるにつれ、好みが逆方向に変わってきたのである。

 殊に暑くなってくると酸味は涼味でもあって、柑橘の酸味で調えた胡瓜やレタスは、こたえられない快味である。

 時々、ささやかな贅沢だと思ってやるのが、最近よく見かける「シークヮーサー」の生ジュースをレモンの代わりにかけることだ。片口に盃一杯ほどのシークヮーサージュースをとり、生野菜にかけ回し、塩を振って食う。鮮やかな味になってとても旨い。セロリやパセリなど、香りの高い野菜にもよく合い、旨い。

 単に旨いからやっているだけだが、多分、他の調味料でサラダを食うのに比べれば、カロリーも低く、クエン酸が疲労を去る効果もあるだろうし、恐らく健康にはいいのではないかと思う。但し根拠はない。

 これでウィスキーを3杯、また4杯、そして5杯。

 こうした気に入りの旨い肴で酔っ払ってくると、投げ(やり)に幸福となる。多幸感のあまり、もうあまりやることもなくなってきたから死んでもいいな、とすら思う。ま、これで本当に死んでたらそれこそホントのアホですけどね。