このところ日中30度を超える日もあったが、今夜は19度にまで下がるという。
冷蔵庫から氷を出して、ウィスキーを一杯。
ピーマンと茗荷を冷蔵庫から出し、細く刻んで塩で少々揉む。薩摩揚げをその上にのせ、にんにくを刻んで散らす。ウィスキーに合う肴の出来上がりである。
今日も動画はなし。
オッサンは生きている。
ブレズ・パスカルの「パンセ」。平凡社の世界教養全集第2巻に収載されており、もうかれこれ1か月以上もこれを読んでいる。
1か月以上もかかるのは、難解だからだ。ゆっくりと読んでいる。ゆっくり読んでも、おおよそ3割ほどがわかるというと、それでも少し「盛って」いる感想であることが否めない。
パンセのこの狂信的なまでのキリスト教礼賛は、貴族的な、いや、貴族そのものである学者が、世界にキリスト教がどのような悲惨をもたらしたかを知らぬまま書き付けた妄想集のように思える。論理の飛躍がある。まだしもニーチェがゾロアスター(ツァラトゥストラ)にものを言わせた著作の方が、東洋人にはスッと入るようにも思える。
雑念だが、ニーテェがゾロアスターでなく、マホメットに語らせていたら、ムスリムとクリスチャンの関係は、今頃どうなっていただろうね。
テラスプレスと言うWebサイトが話題になっている。
なんでも、自民党内にこのWebサイトを編集した冊子が配布されたらしいのだが、内容は野党をこき下ろし、自民党を称揚するようなものだそうだ。
このサイトの運営母体などは全くの謎で、「robots.txt」の配置が的確なのか、検索エンジンに全然引っかかっておらず、簡単に浮上しないサイトなのである。
なんだかね。日本は言論の自由が保証された国だから、好きなようにじゃんじゃんやるといいと思うね。