妄想・究極破壊兵器

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友人何某(なにがし)  オイ、佐藤、日本人はほとんどが親戚らしいぞ。

佐藤  (はじまりやがったぜ、また……) なにをまた阿呆(アホ)なことを。俺とお前は他人だろが。

何某  馬鹿、だからお前は思慮が浅いってんだよ。俺とお前は親戚だ。

佐藤  やめろよ、気色の悪い。

何某  いいから話を聞かんか。……いいか、お前の実の親は何人だ。

佐藤  そりゃあ、二人に決まってるだろ。

何某  おじいさん、おばあさんは何人だ。

佐藤  母方父方、合わせて4人だな。

何某  ひいおじいさん、ひいおばあさんは。

佐藤  そりゃ、8人だろ。

何某  さらにその上は。

佐藤  (しつこいな、コイツ)16人じゃねえか。

何某  数式で言ってみろ。

佐藤  決まってらァ、2の(べき)(じょう)、「x=2^n」だろ。

何某  おっ、そういうところだけは回転がいいな。ご名答。

佐藤  「だけは」は余計だ、「だけは」は。……何が言いたい。

何某  何代(さかのぼ)るかってのが、この際の「n」だろ。

佐藤  うん。

何某  それでだ、自分から30代遡ると、何人の御先祖がいると思う。

佐藤  (チッ、俺が計算できねえと思ってンな、コイツ) えーっと、……10億7千万チョイ、てとこだな。

何某  えっ……お前、なんで答え知ってンだ。

佐藤  お前の謎かけの答えなんか知らねえよ。今計算したんだよ。

何某  計算だと?馬鹿のお前に「2の30乗」なんて暗算が、そんなに早くできるわけがねえだろ。

佐藤  うるさい、うるさい。……馬鹿は馬鹿でも、こう見えて俺は経済産業大臣お墨付きの情報処理技術者だってことを忘れるンじゃねえよ。「2のn乗」ってのはな、コンピュータのビット数とそれで表せる数と同じなんだよ。

何某  ほほう……。

佐藤  2代遡って4人、3代遡って8人、4代遡って16人、ってのは、2ビットで表せる数が4個、3ビットで8個、4ビットで16個、てのと同じ意味だ。

何某  なるほど。

佐藤  8ビットは256、16ビットは65,536。……じゃ、今度は俺が聞く番だぜ。32ビット、65,536 × 65,536、つまり「65,536^2」はいくらだ、言ってみろ。

何某  えっ、ええっと……。

佐藤  42億9496万7296だ(ドヤァアアアア)

何某  は、速いな。

佐藤  違ェよ。覚えてるんだよ。こう見えて技術者だからな。語呂合わせがあるんだよ、「(4)(29)(4)(9)(6)(72)(9)(6)」ってな。

何某  ははあ、なるほど。……って、ちょっと待てや、俺の質問は「30代前のご先祖の人数」だぞ。「32代前」じゃねえ。お前の計算は32代前のご先祖の数じゃねえか。

佐藤  だから、説明を最後まで聞かんか。いいか、このビット数ってのは2進数ってことだ。2進数は、桁を一個左へずらすと2倍になるんだ。逆に一個右へずらすと半分、\dfrac{1}{2}になる。2個ずらすとそれぞれ4倍、\dfrac{1}{4}になる。

何某  ふむふむ。

佐藤  32代前でざっくり43億人、そうすると、一つ右へずらした31代前は半分の21億5千万人、もう一つずらした30代前は更に半分の10億7500万人、って理屈だ。

何某  なるほど、流石は長年コンピュータばっかり(いじく)ってただけのことはあるな。

佐藤  だろ。……って、「ばっかり」は余計だ、「ばっかり」は。……ん? ちょっと待て、何某。一人の人間の先祖が10億人て、なんだか変だな。

何某  おう。そこのところだ。昔の寿命の短さなんかも考慮して、1世代が子供を産み終わるのが平均30歳くらいだとするだろ。そうすると、30代前のご先祖っていうと、30年×30代で、900年くらい前の鎌倉時代頃までいくわけだ。

佐藤  うんうん。

何某  ところが、あらゆる研究を(ひも)()いても、鎌倉時代の日本の人口は1千万人くらいしかないんだそうだ。

佐藤  そうすると、現代人1人につき10億人のご先祖なんて、ありえないよな。

何某  そのとおりだ。これはな、どんなに他人に見えても、どこかの時点で、しかも複数の時点で、共通の先祖がいるのでないと計算が合わない。

佐藤  ははあ。

何某  つまりだ、大概の親は何人かの子を産む、どこかで二人の先祖の下に生まれた兄弟姉妹がいて、それが末広がりに現代人につながっているのでなければ計算は合わんのだ。俺とお前は他人のように見えるだけで、相当高い確率でどこかに共通の先祖がある理屈になる。

佐藤  なるほどなあ。しかし、お前と親戚ってのは気持ちが悪いから縁を切ろうぜ。

何某  やかましいわ。……ところで佐藤、さっきの32ビットの話は俺も知らなかったが、今はWindowsだって何だって、「64ビット」とか言ってるじゃねえか。64ビットではどれくらいの数が表せるんだ?

佐藤  おっと、それは俺も覚えてはおらんな。こういう時はスマホでGoogle先生に聞くかな。えーっと、(ポチポチ)へぇ、「18,446,744,073,709,551,616」だってよ。

何某  どれどれ、いち、じゅう、ひゃく、せん、まん……。うおっ、ざっと1,845京か。……「京」ってスーパーコンピュータがあるが、それを連想するなあ。

佐藤  ほんとだな。……おお、今、この「1845京」って数字と、「2のn乗」の話をしていて、以前どこかで聞いた、「新聞紙を何回も折る」っていうネタを思い出した。……それをもとに、今ちょっと思いついたんだがな。

何某  何だ、何だ。

佐藤  「紙を何回も折る」っていうネタなんだけどな。

何某  ふむふむ。

(佐藤、そばにあったプリンターから紙を一つかみ取り出す)

佐藤  この紙な。A4の中質紙だが、これを10枚数えて、と。

何某  それをどうする。

佐藤  ……こうして、厚みを定規で測るだろ。……うーん、1mm弱、ギリギリ1mmいかないな。0.9mmってところだな。

何某  そんなもんかな。1枚だと0.09mmか。

佐藤  そうだな。で、さ、この1枚を、こうして二つに折るだろ。

何某  おう。

佐藤  そうすると厚みは0.18mm。もう一回折る。そうすると厚みは0.36mmだろ。

何某  ああ、なるほど。「0.09(mm) \times 2^n」ってことか。

佐藤  そうそう。……もう1回折る。さらにもう1回。ぬぅ、折りにくくなってきたな……くう、7回目になると、もう指力の限界だな、こりゃ。

何某  ハハハ、俺、それ、前に「トリビアの泉」で見たことがあるぜ。どんな紙でも8回折るのが限界なんだってさ。体育館みたいなところに巨大な紙を敷いて、それをクレーンみたいなもので吊り下げて折ってたけど、それでもギリギリ8回だって。

佐藤  なるほど、そうか。A4の紙をこうして手の力で折るのは、せいぜい7回が限界だな。……この紙、指で押さえてるから、定規で厚さを測ってみてくれ。

何某  おう。……1センチちょい、1.2cmくらいだな。

佐藤  ああ、だいたい計算は合うんじゃねえか。IT屋の世界では、2の7乗は「イチニッパ」って言って、128だから、0.09かける128なら、だいたいそんなモンだろ。電卓で出すと、えーっと、11.52mmだな。

何某  なんというか、普通ぅ~、だな。

佐藤  まあな。実際の紙はこうやって7回折るのがせいぜい、てことだが、一種の頭の体操でさ、「何回でも折ることができる不思議な魔法のA4中質紙」があると思ってくれよ。架空の紙だ。

何某  うんうん。

佐藤  これをな、さっきの「64ビット」の話に絡めてだな、「紙を64回折りたたんだらどうなるか」って話だよ。

何某  ……さっき、たしか「1,845京」とか言ってたよな。

佐藤  そう、それ。0.09mmかける1,845京、だ。なんか、計算する前から凄そうだぞ。

何某  おおう、ちょっと俺にも計算させろ。スマホの電卓なら何でもできるからな。

佐藤  おお、やってみてくれ。

何某  えーっと、アレか、桁が多いから、まず10の16乗、それに1845をかける、それに0.09をかける。……これでいいんだな?

佐藤  ああ、そんな感じだ。

何某  ぐは、なんじゃこりゃ。1.6605 E 18、か。

佐藤  ああ、1.6605かける10の18乗、だな、それは。

何某  えーっと、ミリメートル単位だから、メートルに直すのは1000で割る、キロメートルに直すのは更に1000で割る……というか、アレだな、ゼロが6つ減る理屈だから、「18乗」を「12乗」にすればいいだけだよな。

佐藤  ご名算だね。

何某  10の12乗は、いち、じゅう、ひゃく、せん……1兆か。1兆かける1.6605、てことは、アレか、1兆6千605億!?

佐藤  ぐは……キロメートル単位だよな、これ。

何某  1兆キロって、何キロだ、それ。

佐藤  まてよ、あれじゃないか、月ぐらいまで行くんじゃないか?……Google大先生、月までの距離はいくらですか(スマホをポチポチ) うっ!

何某  どうだ。

佐藤  月なんて近い近い。月までは「38万キロメートル」だってよ。「A4の紙折ったやつ」の足元にも及ばん。ケタが違うぞ。

何某  うーん、1兆キロってのは、あれじゃないか、冥王星あたりまでの距離なんじゃないか。どれ、俺もGoogle大先生に、と(スマホをポチポチ) げっ!

佐藤  どうした。

何某  地球から冥王星までは75億~42億8千万キロメートルだそうだ。これも1兆6605億キロメートルに達するA4の紙とは、雲泥の差どころか、まるでケタが違うぞ!

佐藤  こうなったらアレはどうだ、たしか一番近い恒星がアルファ・ケンタウリだっけ、あれならどうだ?(スマホをポチポチ)……あ、さすがにそこまではいかんな。アルファ・ケンタウリまでは約40兆2336億キロメートルだってよ。

何某  しかし佐藤よ、A4の紙を64回折ると、隣の恒星まではいかないにしても、太陽系を脱出することは間違いないな。

佐藤  うん、間違いない。……いや、待てよ。

何某  どうした。

佐藤  仮想の話なんだがな。

何某  ああ、仮想な。お前は妄想狂だからな、正直に妄想って言え。

佐藤  やかましいわ!……これ、さ。まあ、紙を1回折るのに、ちゃっちゃとやって、1秒はかからんとするだろ。

何某  おう、そうだな。

佐藤  1秒に1回紙を折る、それを64回繰り返すわけだ。だから64回折るのにかかる時間は64秒、1分ちょいだ。実際には無理にもせよ、な。

何某  うん、お前の妄想だもんな。

佐藤  妄想言うなッ。……それはそれとして、63回折って、最後の1秒で64回目を折る時にさ、その紙の厚みの増加スピードは、1兆6605億キロメートルの半分ってことになるから、秒速8千300億キロメートル、ってことになるぞ。

何某  秒速8千300億キロ!!うーん、これはひょっとして……佐藤、光速ってナンボだ。

佐藤  おうよ!Google大先生、光速はナンボですか(スマホをポチポチ)

何某  どうなった!?

佐藤  スゲェぞ。光速は秒速30万キロメートルだから、A4の中質紙を折った奴は、光速をはるかに超えている!!

何某  A4スゲェ。……おい、待てよ佐藤。A4の紙1枚は、ごく軽いペラペラのものだが、さすがにスピードが光速を超えると、なんだかものすごいエネルギーがこもっていそうだな。

佐藤  たしかに。

何某  エネルギーって、どういうふうに出すんだっけ?

佐藤  ああ、たしかこれは、アレだ、「ジュール」で出すんじゃないか?えーっと、ジュールの式は、E = \dfrac{1}{2} \cdot M \cdot V^2だな。質量と速度の自乗の積の半分、これがジュール、単位は質量がキログラム、速度は秒速メートル、1ジュールは100グラムのものを1m持ち上げることができる力、とこうなる。

何某  さすが佐藤、じゃなくて、Google先生だな。……佐藤よ、大の大人が、GoogleとかWikipediaの棒読み、そろそろやめろよな。

佐藤  やかましい、お前だっていつもそうだろうが。……えーっと、それで、A4の紙を1秒に1回折りたたむとする、机に紙を置いて、紙の片方を右から左へ持ち上げて、ペタッと折りたたむよな。

何某  そうだな。

佐藤  紙の端っこのところは、半円を描いて折りたたまれていく。64回目にたたむときは、紙の正面のサイズなんかもう問題にならなくて、厚みが焦点だ、だから、半径8千300億キロメートル×円周率、ということで、電卓をはじくと……紙の端っこのスピードは秒速2兆6062億キロメートルに達するな。

何某  現実味のない妄想数値がどんどんはじき出されていくな。

佐藤  ……でも、紙の折り目のところのスピードはゼロだから、折りたたまれる半分の部分の平均スピードは、中心部分をとると秒速1兆3031億キロメートルということになるかなあ。

何某  そうするとアレか、エネルギーを調べるのに必要なものは、あとは紙の重さだけか。

佐藤  そうだな。

何某  よし、今度は俺がGoogle大先生に聞いてやる。(ポチポチ……)5グラムだそうだ。

佐藤  そうか、よし、半分に折りたたむ片側が問題だから、2.5グラムだな。えーっと、2.5グラム×1兆3031億の自乗、それを2で割って、キロメートルとキログラムのゼロの個数に気を付けて単位を揃えて、と。(電卓をポチポチ) 出た。

何某  どうだ!?

佐藤  こりゃ、凄い。「自乗」のところが効いてる。

何某  ほほう!

佐藤  いいか、読むぞ、いち、じゅう、ひゃく、せん……えーっと、「2125(じょ)2706(がい)2531京4500兆ジュール」だ。

(注 (じょ)は正しくはのぎへん)

何某  ジョとかガイとか、聞いたこともない数詞だな。日常生活では絶対に出てこないぞ。

佐藤  この数字を聞いても、かえって尺度感が掴めんな。

何某  それもそうだな。あれだ、ここは素直に2.12527 \times 10^{27}ジュール、って表現したほうがわかりやすいな。

佐藤  おう、それだ。このエネルギーがいかほどのモンか、これもGoogle大先生に聞いてみよう。ぽちぽち、っと……。

何某  どうだ。

佐藤  おお、旧ソ連が建造した、最凶最悪の超巨大水爆「ツァーリ・ボンバ」の話が出てきた。

何某  ああ、俺もそれ、知ってるぜ。威力100メガトンの水爆だ。その昔、昭和36年(1961)の秋、戦略爆撃機「ツポレフ95改」に乗っけて、ノバヤゼムリャで爆撃実験を敢行したな。

佐藤  そう、危険すぎるからってんで威力を半分の50メガトンに減らして爆発させたんだ。

何某  それでも衝撃波が地球を3周回って、はるか極東の果て、東京の地震計にさえ何回も記録された、っていう。凄まじい奴だ。

佐藤  そう、それ。……さておき、あれだそうだ、TNT換算のキロトン、メガトンをジュールに直すには、1キロトンごとに4.2 \times 10^{12}ジュールだそうだ。これでツァーリ・ボンバのエネルギーを計算すると(ポチポチ……) ぬぅ。

何某  どうなった。

佐藤  2.1 \times 10^{17}ジュールと出た。

何某  待てよ、「A4中質紙折りたたんだやつ」のエネルギーは2.12527 \times 10^{27}ジュールだったよな。

佐藤  そうだなあ。

何某  ツァーリ・ボンバのほうが10桁くらい弱いじゃねえか。ボンバちゃん、カワイイもんだな、紙に負けるとは。ベイビーだろ、これじゃ。

佐藤  うーむ。A4中質紙が世界最凶最悪の超巨大水爆をはるかに凌駕するとは……

何某  恐るべし、A4中質紙。

佐藤  まったくだ。

何某  もうちょっとエネルギーの強いものを探そう。今度は俺が探してやる。(スマホをポチポチ) おお、出てきた。

佐藤  何が出てきた。

何某  今度はいけるだろう。「太陽」のエネルギーが出てきた。

佐藤  おおう、どれくらいだ。

何某  えーっと、太陽が宇宙に向かって放出するエネルギーは、1秒間で3.827 \times 10^{26}ジュールだそうだぞ。

佐藤  おっ、強いなこれは。……って、おい、「A4の紙たたんだやつ」より、ちょっぴり弱いんじゃないか。

何某  あっ、ほんとだ、27乗と26乗で、ひと桁違うわ。……えーっと、桁を合わせて、ざっくり、21÷3.8だから、電卓のキーをこう入れると…… あれか、A4中質紙のエネルギーは、太陽5.5個分か!

佐藤  太陽5.5個分、て、お前、「レモン5.5個分のビタミンC」じゃねえんだから。紙に負けるって、太陽もナメられたもんだよなあ。

何某  つまり佐藤よ、俺とお前が喧嘩して、俺が「くそう、目にもの見せてくれる」ってなって、憤怒の形相でA4の紙をたたみ出したら、お前は少なくとも太陽系の外へ逃げ出さにゃならんぞ。

佐藤  あれか、64秒後に、最悪太陽5.5個分のエネルギーが些細なきっかけで放出されて、地球は消し飛ぶというわけか。

何某  世界最恐男・米国大統領も真っ青で逃げ出すな。しかも、ICBMは発射から着弾に数十分かかるし、潜水艦発射のSLBMだって数分はかかる。その点、64秒ですむA4の中質紙は、ICBMやSLBMよりも素早い。

佐藤  これは、現在の核抑止ドクトリンを塗り替える、国家安全保障上の重大問題だぞ。

何某  究極破壊兵器「A4中質紙」ここに爆誕だ!

佐藤  まったくだ。よし、世界の現状を力によって変更するため、今から二人で紙を折るぞ!

何某  よしきた、世界征服どころか、太陽系征服だ!

(二人、せっせと紙を折る。わずか8秒後)

何某  佐藤、ダメだな。

佐藤  ……うん。必死で頑張っても、7回以上はどうしても折れん。

何某  そもそも、64回折りたたまれた紙が太陽5.5個分のエネルギーを秘めるなら、逆に紙を64回折りたたむのには、一番最後の64回目だけでさえ、最低でも太陽5.5個分のエネルギーを注ぎこまなきゃ折れん、ってことだもんな。

佐藤  だよなあ。……ふん、何が究極兵器爆誕、だ、この馬鹿。

何某  なんだと、この阿呆。

佐藤  阿呆言うなっ。畜生め。

何某  畜生とはなんだ、糞が!

佐藤  かすッ!

何某  ウジ虫ッ!

佐藤  出歯亀!

何某  おのれ、ひょっとこ! ぬぅ、今この場で、A4の紙を64回折ってやる、さっさと太陽系の外へ逃げちまえ、見てろよ!

秋分の日

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天皇陛下万歳

秋分の日 祝日「秋分の日」である。自宅の軒先に国旗を掲げ拝礼する。

 (かしこ)し、皇室におかれては「秋季皇霊祭」、また我々庶民にとっては秋彼岸の(ちゅう)(にち)で、いずれも先祖の霊を敬う日である。

 考えてみれば、あらゆる人には何万年前、何十万年も前の、文字もない時代の先祖がいる。欧州、アジア、アメリカ、アフリカ、その他あらゆる地方の人に親があり、先祖がある。

 まことにもったいなく、ありがたいことだ。自分が今いることが、どれほどの天文学的確率をかいくぐった偶然であるか、思い見ると茫然となってしまう。

 それを、先祖への感謝としたい。