釣瓶落し

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 今日など、釣瓶落しを実感する落日の速さだった。めっきり涼しくなった。

 帰りの電車でのこと。北千住から乗り換えようとしたら、どういうわけか気の早い暖房のかかった電車が来た。一度乗車して「うわ……」と感じてすぐに降り、次の電車の別の車両に乗った。

 しかし、見送ったその電車の、サウナのようになった車内に寡黙なサラリーマンたちが文句も言わずに乗車していたのは、どうも悲哀なことであった。多分、「冷房が寒い!」などいう電話苦情に東武電鉄か東急電鉄が過剰対応したのだろう。

 ま、それもこれも秋。

今日はだいぶ涼しい

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 昨日の埼玉は暑いところでは35度にも達し、病院に担ぎ込まれる人が数十人も出たという。たしかに、昨日、私は自宅で静かにしていたのだが、夕刻外出する頃にはなにやら目が回る心地がした。「なぁに、気のせい、気のせい」くらいのことで済んでしまったが、35度にもなろうという室内に一日もじっとしておれば、そりゃあ、眩暈(めまい)ぐらいするだろう。

 さておき、今日は打って変わってだいぶ涼しい。旧暦五月十五日とはいうものの、望月は明日だ。晴れれば煌々と明るい夜だろうが、この涼しさと引き換えの曇りなら月は見えまい。

 いつも通り氷を砕き、とろとろとウィスキーを()いではあれやこれやと悩ましい。飲もうが飲むまいが悩ましいならいっそ飲むな、と言われそうだが、ここは「いっそ飲む」のほうを選ぼう。黄昏時に乾杯。