処暑(しょしょ)

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盆の月一句題する病上(やみあが)
()(ごと)やむ親子の帰路や蚯蚓(みみず)鳴く
どの夢も(ほむら)さながら秋暑し
百舌鳥(もず)(にえ)(しのび)(がえ)しの幾晴雨
(ちゅう)(みつ)の実数みしと混む秋暑
閼伽(あか)澄みて無口の一家盂蘭(うら)(ぼん)()
()らば(むくろ)透けたり(ましら)(ざけ)

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha

冬瓜(とうがん)

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名を知らぬ酒友またゐて煮冬瓜(とうがん)
冬瓜を(あがな)ひ得ずよ病上(やみあが)
若夫婦冬瓜知らぬ騒ぎの夜

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha

今週のさえずり季題

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(やぶ)(からし)

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廃村は胸ぬちに()(やぶ)(からし)
藪枯鏖殺(おうさつ)息も荒く捨つ
愛あらず(すん)()に咲きて藪枯

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha

時事漫瞥(まんべつ)

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死者があまり増えないことが不思議だ

 依然、新型コロナウイルスは(しょう)(けつ)を極めている。

 一日のコロナ感染者が2万人を超えることが常態化しつつあるのは憂うべきことだ。しかし、注意しなければならないのは “時事漫瞥(まんべつ)” の続きを読む

動物園・遊園地

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猿山の支配厳たり初紅葉
涼新たペンギン水を斬る如し
猿檻の騒ぎをよそに小鳥来る
眼差しの優しきキリン秋高し
見詰め来る尻尾短き女鹿かな

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #jtbt

 「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。

(くさ)雲雀(ひばり)

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(くさ)雲雀(ひばり)(すえ)()()()れし候(きた)
悩んでいない草雲雀鳴いてても
雨あがる庭にも逃げよ草雲雀

佐藤俊夫

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終戦記念日

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 終戦記念日である。

 例年ならば靖国神社へ参拝に行くのだが、()(かん)()(えき)()(なか)のこととて、今年はとりやめ、家で南の方を遥拝し、幾百万の英霊やすかれと念じ、また戦没者の魂の平安を念じることとする。

 終戦記念日を終戦日、あるいは敗戦忌と呼び、そう書くかどうかは、その対話に関係する人にも書いている文脈にもよる。(かしこ)きあたりにおかせられて、政府を押し止め、異例の玉音を発せられ、敵の占領をゆるすにあたられては自らの命すら(かえりみ)られなかった仁慈のことを想えば、「敗戦忌」と書いて偏狭な悔しさを滲ませてよいかどうか。逆に、敗戦までの苦難、敗戦後のまさに「堪え難く忍び難き……」時代を思えば、そしてまた、いまだに米国への服属下にあって自主独立の国防など到底でき得ず、核を保有する諸国に取り囲まれて怯えながら暮らしていることを省みれば、「終戦記念日」とだけ書いて取り澄ましておればよいかどうか。

 そのようなことを思い、長時間考え込まざるを得ない私である。

鍵束入れを自作

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 20年くらい使っていた自作の鍵束入れが古びてボロボロになったので、新しいものを作り直した。ちょうどよいサドルレザーの手持ちがあったからである。

 材料は全部手持ちのものがあったので、タダでできた。しめて10分もかからぬ。