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 7月の中ごろから今日までかかって、新潮文庫の「赤毛のアン」シリーズ全10巻を読んだ。

赤毛のアン
価格:¥ 540(税込)
発売日:1954-07

 10冊ともそれぞれに面白かったが、最終巻「アンの娘リラ」は駄作だったと思う。戦争文学ならもっと壮絶なのを読み飽きているし、しかも戦争のことばっかり書いてあるのに戦争文学になりきれてない。ほかの9冊がイイだけに、がっかりした。

 あと、村岡花子の、しみじみとした翻訳も悪くなかったが、はつらつとした少女をイメージするのには、もう少し現代的な文体の翻訳で読みたかった気もする。子供の頃村岡花子でなじんだ人には、たぶんこれがタマランのであろうが、ワタシはそれほど村岡花子の文体に思い入れがあるワケでもないので・・・。