タミヤの六角シャフト

投稿日:

 先週、虫瞰カメラを作って遊んだ際、タミヤのギヤボックスを使ったのだが、その際、ギヤボックス付属の「六角シャフト」に適当にゴムタイヤを取り付けた。

 それはそれでうまく行っていたのだが、タイヤを差し込んだだけだから取り付けがどうも不安定・不確実である。

 タミヤの純正のタイヤなどを使えばよいのだろうが、高いし、面倒くさい。

 そこで、シャフト両端にネジを切る。

IMG_3595

 万力にしっかりシャフトを止め、たまたま手持ちに3mmのダイスがあるからそれで切る。

 ダイスは、しっかりと噛みつかせるのにコツがいる。切削油をよく注し、下方向にしっかりと力を加えて、最初は注意深くまっすぐ切る。3回転くらい切ったら、半回転戻して切り粉を落とし、油を足す。

 それから、半回転切っては、1/4~1/3回転戻して切り粉を落とす、ということを繰り返して所望の長さになるまで切っていく。

IMG_3596

 切った後はこんなふうに切り粉だらけになるから、ワイヤブラシなどでよく落とす。


IMG_3597
IMG_3598

 こうして、ナットでしっかりとタイヤが止まるようになる。

 実はタミヤからはシャフトのセットが出ていて、両端にねじを切ったシャフトもあるにはあるのだが、これは丸形で、ギヤボックスのギヤに取り付けることができないのだ。ギヤの内腔はシャフトに合う六角形になっており、それで回転させる仕組みなのだ。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください