一字詠「残」

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窓際に残りの日々や関東煮(かんとだき)
ふと(かおり)(くち)寄す(いまし)残る月
残身(ざんしん)を口やかましく寒稽古
(あかぎれ)(はした)無残や築地(つきじ)
炉辺(ろべ)に酒語る深更(しんこう)(すみ)残る

佐藤俊夫

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 「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。