靴の踵を鋼鉄にする

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 通勤で大して多くの距離を歩いているのではないのだが、しかし毎日のことともなると年間数百kmは歩く計算になり、靴が減る。

 特に踵の減りが激しく、靴の他の部分は何ともないのに、踵の減り上がりのためだけに靴を買い替えるようなことをしょっちゅうしていた。

 昨年から履いている靴はホーキンスのプレーン・トゥで、安いが本革で気に入っている。滑りにくい工夫が靴底に施されていていいのだが、その分柔らかく、減りやすいようだ。

 何とかならないものかと思い、数か月前から踵に鉄のチップを打ってみていた。

 なかなか具合がよく、気に入っていたが、いかんせん、このチップ自体が薄く小さいので、すぐに減ってしまい、3か月くらいしか持たない。4個入りを買ったので、半年で擦り減ってなくなってしまった。

 そこで意を決し、ホームセンターで型枠などに使う厚さ6ミリの鋼材を買ってきた。

 これに踵の形を写し取り、グラインダーで切り取って、ドリルでねじ穴をあけ、皿タップで靴底に取り付けてみた。

 こうすれば当分減るまい。……しかし、音はかなりうるさく、ふと踵を擦ったりすると火花が出る。まあ、面白いからいいか。

投稿者: 佐藤俊夫

 50代後半の爺。技術者。元陸上自衛官。2等陸佐で定年退官。ITストラテジストテクニカルエンジニア(システム管理)基本情報技術者

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