「偉大なピアニストたちの至芸」

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 いつぞや、駅ビルの書店で「偉大なピアニストたちの至芸」というDVDつきの本を見かけ、欲しいなァと思ったのだが、なんとなく買わずにいた。

 次女には「どうせ見せるなら、非常に優れた演奏などを見せたり聞かせたりしたほうが良いと思います」と、次女のピアノの先生が言っている。それで、そのDVDブックのことを思い出し、さっそく駅ビルの書店に立ち寄ったが、あっというまにもう置いていない。

 それで、土曜日にamazonで注文し、今日届いた。

 近代ピアニストのすばらしい演奏の数々を楽しく試聴できた。

夫婦善哉

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 「織田作」、などと通ぶって口に出すほどの文学通でもないのだが、たまたまいっぱい飲む前の道すがら通りかかった書店の店先で、改めて売り出している織田作之助の「夫婦善哉」が表題作の文庫本をひとつ買ってみた。

 自分の親と、自分の女房と、女房の親と、自分とのことを比べながら読んで、それぞれを思って、しばらく考え込んでしまった。

 その飲み会で、あまり面白くない先輩にこれまたあまり面白くないことを言われて、その先輩には悪気はなかったにせよ、不貞腐れたような気分になり、ここのところ数年の自分の来し方なんて、痰唾と一緒に吐き捨ててしまいたいくらいのばかばかしい自嘲感に苛まれた。

 できるだけ早くさっぱりと忘れたいもの。


夫婦善哉 (amazon.com)

国民の歴史

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 西尾幹二氏の「国民の歴史」を読む。

 読んだ事を他人に語って「アレはキミ、トンデモ本の類だよ」などと言われて「ええ、そうですねぇ、あのトンデモ本。でも、中にはいいことも書いてありますよ」などと応対してしまいそうな一般的な態度がイヤ。

 とか、「ああ、アレねぇ。5~6年前、コヴァ全盛のときに皆争って読んだよねぇ・・・ナツカシイ」なんて言われてもチッとムカつく感じをしそうなのもハァ~とため息出そう。

国民の歴史@amazon
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594027814/249-9506795-2254716