#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
日: 2019年3月9日
沈丁花
さえずり季題【431】は「沈丁花」です。沈丁、瑞香でも。白と赤紫色の小さな花が固まって咲く常緑低木。香りが沈香に似ているのが名前の由来。夕闇の街角で馥郁とした香りに出合うとあの生垣の家かな?と思わず吸い寄せられる。
沈丁花星の国までにほふべし/今岡穂水#saezuriha #saezuriha_odai— 山本真里 (@Mrkmbc) March 8, 2019
MIKADO
外国語の女性ボーカルで、聴いたことのない曲だった。英語ではない。何語かわからないのだが何となく気になった。どうやらフランス語らしい。「何だろう、この歌」と思ううち一曲終わり、DJが「『ミカド』の新曲、何々でした」と紹介した。
その「ミカド」という名前だけをなぜか忘れず覚えたまま、何十年と過ぎてしまった。その当時直後の頃も、何年も経ってからも、時々思い出すことはあったが、レコード屋などでその「ミカド」に出会うことはなかった。また、その曲調や歌声も覚えているのに、最初の一度きりラジオで聴いて以来、他で耳にしたことは二度となかった。
その後、インターネット時代が来て、うろ覚えのものでも何でも、いくつかのキーワードを
先程、ふとこのことを思い出し、YouTubeに「MIKADO フランス」と入力してみた。
一発目の、一番上の検索結果の、1曲目に、遠い記憶の曲が出た。
まったく、私はなんと素晴らしい時代に生きていることだろう。
検索結果から、ミカドは男女二人組の音楽ユニットで、当時細野晴臣が日本に紹介し、一定数のファンを獲得したものであるらしい、ということなどが判った。
また、遠い記憶のこの曲は、「
- ミカド 冬のノフラージュ (6)(L’Oneiropompe / 夢先案内猫、平成20年(2008)08月14日(木)00時00分)
他に、フランスに輸出されているお菓子の「ポッキー」は「MIKADO」という商品名だそうで、これは日本風な名前付けというわけではなく、フランスの玩具に「MIKADO」というものがあり、竹ひごでできていて、積み上げた竹ひごをジェンガのように抜き取っていって点数を競うようなものらしいが、ポッキーがこの竹ひごの玩具に似ているから、ミカドと言う名前になったらしい。……なんぞという、この歌とは全く関係のない無駄知識も増えた。
- Naufrage en hiver (Les colliers de varech)(Google Play Music)
- Naufrage en hiver (Les colliers de varech)(Amazon Prime Music)