フィデル・カストロ逝去

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 キューバの英雄、フィデル・カストロが亡くなったという。

 単独力行の、今からはもう考え得ないような、パワフルで、そして、変わっていて、愛すべき独裁者だった。共産主義者だから私とは精神が相容れないが、巨星()つの感が胸に迫る。

 カストロが樹立したキューバ共和国は、貧しくとも福祉の充実をはかり、国家予算の2割を教育に、更に2割を医療福祉にあててきたという。このため、小学校から大学までの教育費はすべて無料で、教員ひとり当たりの生徒数は5人ほどである。日本の場合は教員ひとり当たり生徒17人ほどであるから、キューバの教育がどれほど手厚いかがわかる。識字率も教育のふるわない南米諸国ではトップレベルで、ほぼ100%であるという。医療も行き届き、スポーツも盛んだ。

 だが、貧しいがため、そしてなによりもアメリカの冷酷な制裁のために亡命者も多く、先頃ついに米国と握手したことは記憶に新しい。

 ともかく、往年の名革命家、チェ・ゲバラの盟友、最後の共産主義者、フィデル・カストロだ。

 祈冥福(めいふくをいのる)

時事色々

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スパコン3期続けて世界1位

 やっぱりこうなると嬉しいわな、科学立国の日本人として。

中国、国際司法に従わぬ件

 ……。「ガン無視」て……w。そうか、そのテがあったかーッ(笑)。

提訴自衛官(笑)

 本人は大真面目なんでしょうけど、多分、バカなんでしょうね。

ナショナル・デーで大騒ぎ、てw

 念のため書いておくと、在外公館や外交のために派遣されてる人たちって、ナショナル・デーと言って、記念日なんかをなんでも紹介するんですよね。で、この自衛隊記念日だって、特段騒ぐようなことでもなし、前からやってたのを普通にやるだけだし、在京韓国武官だって韓国大使だって、陸軍記念日やるんですよ、普通に。なんか、突然騒ぎ出したんだよなあ……。まあ、これも一種のアホなんでしょうね。ほっときましょう。

100対5、てww

 ……っていうか、この酔客、5人くらい、って、最強過ぎないか?(笑)ニュースがこともなげ過ぎて、逆に笑っちまったよ。

 しかも、それで怪我人が3人くらいだってんだから。どんだけの格闘家揃いだったんだろ、この居酒屋の客。

 あと、西成怖すぎ。私は大阪出身で、日本橋の電気街に行くときに通天閣のそばの西成のあたりを通ってきた、なんて帰宅してから親に言うと、「あんな怖いところ通ってきたらアカン!」と怒られたりしたもので、社会科の教科書などにも「大阪・西成の暴動」という写真が載っていたりして、「暴動」て、ロサンゼルスじゃあるまいし、いやもう、懐かしいですな。

女子高専生の世界的研究

 偉いッ!まことに立派なお姉ちゃんたちだ。まだ学生、少女だってのに、大変なものだ。後生(こうしょう)恐るべしというのはこういうことを言うのだろう。先々も頑張って立派な技術者、研究者になってもらいたい。

相次いで訃報

 私はザ・ピーナッツのリアルタイム世代ではなく、物心ついたころには既にザ・ピーナッツは活動をやめており、怪獣映画の「モスラ」だとかなつメロ番組で見るだけだったが、しかし、昭和の痕跡もどんどんこうして遠くなるなあ。祈冥福。

 永六輔氏の政治的な発言は、大人になってから嫌いになったけど、子供の頃はラジオやテレビで知性溢れるそのトークに聴き入ったものだ。祈冥福。

直木賞作家 野坂昭如さん死去(2015年12月10日(木)掲載) – Yahoo!ニュース

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 謹んで冥福を祈る。

 左右が私とは違ったが、ファンだった。


 後に代表作とされた「火垂るの墓」は勿論の事、「アメリカひじき」「エロ事師たち」「ラ・クンパルシータ」「死児を育てる」「プア・ボーイ」「焦土層」等の短編中編を、中学生の頃貪るように読んだ。読んだこと自体が懐かしい。

 むしろ、悲しい悲しい「火垂るの墓」よりも、その表裏一体作の「アメリカひじき」のほうが好きだった。また、「火垂るの墓」にしても、アニメになったのは部分部分でしかなく、アニメには描かれていない少年らしい描写などが原作にはあって──例えば、幼い妹を抱きしめて、思いがけず柔らかく丸い感触になにやら(たかぶ)りを覚えてしまう、とかいうようなところ──そういう人間らしいところが好きだった。