ウイスキーが血液脳関門を通り抜け、頭の中央をじいんと痺れさせてくれる。
幸いなる哉。
既に正月は馬日・六日の暮れ、関東では松の内の終わり。
明日は人日・七日。さぞかし粥が旨いだろう。
オッサンは生きている。
記して、「漫生活」である。
昨年、長年にわたりお気に入りの床屋だった「ファミリーカットサロンE.T.南越谷店」が業態替えして「mod’s hair men 南越谷南口店」としてリニューアルオープンしたのだが、同時に値段の方も倍以上となってしまい、それにもまして、私は美容院に行くような美青年ではなく
これはこれで、いっそスッキリして良い。
本当は丸坊主にしたいのだが、妻が難色を示すので髪を残している。つまりこのモヒカン風の
早いうちにひと風呂浴び、汗を流す。
曇、晴、また曇……と天気が入れ替わる。曇る時には季節らしい羊雲が出る。しばらくして窓外を見上げると、今度は真っ青な空がひろがっている。
晩秋と初冬が好きだ。初冬は汗ばまず清潔である。古くから日本を悩ませる風水害も初冬にはようやくおさまる。ただ惜しむらくは花に乏しいことだろうか。しかし、月や鳥を見るにはこの時季がよい。
一昨夜は十六夜の月が美しかった。旧暦九月十三日(今年は新暦10月11日)の「後の月」も、
米国の天気のことはよく知らないが、この時期に
アイスピックでカチワリを削り、日の高いうちから安いウィスキーを一杯。気取らずドップリ注ぐ。
鍛冶屋の動画をのんびりと見る。楽しい。スウェーデンの人らしい。
動画の中で、何か、「スウェーデンの盆踊り」みたいなことをして人々がのんびりと踊っているシーンや、動画作成者本人らしい人が広々とした湖にザンブと飛び込むシーンなどがそれとなく紛れ込ませてあり、見ていて休まる。
めちゃくちゃにニンニクのきっついガーリックバターをパンに塗って、それを肴にウィスキーを呑むところを動画に録り、YouTubeに上げた。
動画内で読んでいる本は、前回に引き続き、山岡荘八の「小説太平洋戦争」第1巻である。
セロニアス・モンクのピアノではないが、「ストレート・ノー・チェイサー」と洒落て、ウィスキーを呑み、「池波正太郎の銀座日記(全)」を読むところをYouTubeに上げた。
今日も飲酒動画を撮ってYoutubeに上げた。
珍しく、ウィスキーの動画。