#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
日: 2017年7月8日
百合
さえずり季題【344】は(百合)です。白百合、鬼百合、鹿の子百合、鉄砲百合に姫百合と、ちょっいと小町の歩く姿も。例句(百合ひらく風新しき山の道 森景ともね) #saezuriha_odai #saezuriha #Kigo pic.twitter.com/aTXfk0ljDd
— 平坂謙次 (@hedekupauda) July 7, 2017
表裏 のない若い人
私のそばに、
その人を見ていて、自分を振り返ると感懐去来する。私はもともと、正直な人物ではなかった。それが芯から底から嫌になったことがあった。そのため、私も表裏のない人になろうとしたのである。人の悪口を陰で言ったりするのをやめよう、その人の前で言えないことは、陰で決して言うまい、陰で言うのなら、その人に直接言おう、極端な話、その人をバカだと思うのなら直接バカと言って怒られよう、というわけだ。
決意は立派だったが、元来が正直に育った
そんなふうに、中途半端に裏表のない性格の人になろうとしたものだから、変にこじれて、人に対して皮肉を言うようになってしまった。
つまり、正直さ、表裏のなさから来る人間対人間の摩擦がしんどく、省力化をしようとする。
人に対して表裏なくふるまうことは結構大変なことで、力が
今度はそれをも反省してその性格を直そうとしたのだが、これがまたなかなか直らない。最近になってだいぶ直ったが、まだ他人に皮肉を言う悪い癖が残っている。
何にしたって、人を傷つけるようなことを言うのは、やめようと思う。よく考えても言い方がわからないときは、黙っていようとも思う。