さえずり季題【464】は「夜寒」です。晩秋も後半に入り、日が落ちると日中には感じられない寒さが際立ち、どこか侘しく寂しさを感じさせます。似ていますが「寒き夜」は冬の季語になります。
鍋の焦げ落す夜寒のひと仕事(鈴木真砂女)#saezuriha_odai #saezuriha— yamanobe (@donsige) October 25, 2019
タグ: 秋
秋明菊
蟋蟀
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今週のさえずり季題
さえずり季題【463】は「蟋蟀」(こおろぎ)です。
日本人は万葉の時代から虫の声を楽しんできました。このような美意識は欧米にはないそうです。こほろぎや眼を見はれども闇は闇 真砂女
雨の音どこかに残りちちろ虫 けん二#saezuriha_odai #saezuriha
— Blueberry7015 (@NHotozuka) October 18, 2019
蟋蟀、こおろぎ、
柿
さえずり季題【462】は「柿」です。子どもの頃はよその庭の柿をもいで叱られたりもしましたが、今は甘いものが氾濫して誰も有り難がらない。でもスーパーの柿より庭の柿の方が味が濃いと思うのだけど。 柿食ふやすでに至福の余生かも/結城昌治 #saezuriha_odai #saezuriha
— 砂女 (@sunajopon) October 11, 2019
柚味噌
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柚味噌
さえずり季題【461】は「柚味噌」を詠んでみましょう。傍題に柚子味噌、柚子釜。まだ柚子は黄色くなりませんが、もう少し秋が深くなると私如き左党にとって味・香り・風趣ともにこたえられぬ酒肴です。
旅びとに斎の柚味噌や高山寺 水原秋櫻子#saezuriha_odai #kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
— 天然佐藤俊夫 (@SatoToshio) October 4, 2019
赤い羽根
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赤い羽根
さえずり季題【460】は「赤い羽根」です。昭和22年に始まった共同募金のひとつ。10月1日から3か月間、街頭や町内会、学校、会社等で募金を集め、寄付者には「赤い羽根」が渡されます。今年は税率アップの日が開始日ですね。「赤い羽根つけてどこへも行かぬ母」加倉井秋を #saezuriha_odai #saezuriha
— 茶公 (@ochiey) September 27, 2019