アレッ、これ読んだんだった(笑)

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 千一夜物語を読み終わったので、7月17日から古川ロッパ昭和日記に戻ったつもりでいたのだが、読み始めてすぐに、「アレッ、これ、読んだことあるなあ」と、すぐ気が付いた。去年の6月に読み終わっていたのである。

 でも、せっかくだからというので、そのまんま再読してしまった。

 最近、「再読」が多いなあ。

 古川ロッパ昭和日記の昭和16年以降を早く読みたいのだが、青空文庫の発表によるとまだ作業中である由である。

無印良品の文庫本カバー

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 「無印良品」のこの文庫本カバーがなかなかいい。

無印良品文庫本カバー

 本屋で本を買えばカバーはかけてくれるが、読みたいものが店頭にないことも多く、最近はAmazonで本を購入することが増えた。いきおい、Amazonで本を買うとカバーがかかっていないので、こういうものが必要になる。電車の中で本を読むことが多いからだ。満員電車ではどうしても本がモミクチャになって傷んだり破れたりしてしまう。

 電車内での読書にはKindleアプリもなかなか便利で愛用しているが、今読んでいる「千夜一夜物語」のように、Kindleでの販売がないものも多いから、紙媒体とはどうしても縁は切れぬ。

お、おもしろかったッ

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太郎は水になりたかった 珍しく長女が読め読めとすすめるものだから、どちらかというと億劫ながらも、という感じで読んでみたのだが、(あに)はからんや、面白すぎて、思わずゲラゲラ声出して笑ってしまった。

 「もち……?」というところが最高に面白かった。それから、妄想部の部活動風景が超現実的(シュール)でよい。

 面白いんだけど、なんっか、地味ぃ~に暗いのと、「ああ、こういう心の動きの時って、俺も中学生ぐらいの頃、あったよなア」などと思わせるところがあり、秀逸だ。

 もともとはこの漫画、「トーチWeb」というリイド社のWebマガジンで連載されていたものらしい。物理本の他に、Kindleでも読める。

Kindle本

長女が生まれた頃に廃棄したブツの中に

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 長女が生まれた頃、大人と言うものは子供の教育に邁進するべきであると考えたので、妻の勧めもこれあり、ずいぶんと多くの書籍を捨ててしまった。どこかに書き散らしてあるが、人生がカスまっている私のことであるから、まったく、到底シャレにならないほどの分量の書籍を焚捨ふんしゃしてしまった。

 そうやって焼き捨ててしまった書籍の中に、「いしかわじゅんの『南畑剛三シリーズ』」がある。あれは、面白かった。今調べたら、もう25年近くも前の作品らしい。

 ああいうハードボイルド糞味噌わらいまくりのパロディ小説の中に、火浦功という小説家のものがいくつかあった。

 火浦功という小説家が今どうなってしまったのか知る由もないが、生きているといいなあ、と願うのみである。

 などと思ってAmazonで検索すると、「マルタの鷹」ならぬ「丸太の鷹」が、Kindle版でまだあるではないの。……600いくらって、けっこう高いけどw。



古川緑波昭和日記

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 古川緑波昭和日記、なかなか浩瀚で、読みごたえがある。

 今日現在のところ、Kindleで読めるのは昭和14年まで、青空文庫では昭和15年までである。

 青空文庫の昭和15年まで読み終わる。日米開戦の、ちょうど前年で、食べ物などが戦時統制になっていく様子が克明に書かれている。






今朝のエントリ

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 今朝、「犬入札」という記事を書いたのだが、なんであんなアホな夢を見たのかと一日不思議でならなかった。

 一方、最近古川緑波の昭和日記を読んでいて、これがけっこう面白いのだが、「毎日観客を沸かせて、劇場に『大入札』が出た」というような描写がしょっちゅう出てくる。

 なにっ、「大入札」!?

  •  大入札(おおいりふだ)
  •  犬入札(いぬにゅうさつ)

……。

 ぬぅ、夢の原因はコレかっ(違



引き続き

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 引き続き「古川ロッパ昭和日記」読む。

 面白いのは、2.26事件の騒然たるその日も、なにやら驚き、かつなんとはない不安を覚えながらも映画に出演し、おでんを食って寿司を食って、その帰りに戦車とすれ違ってびっくりしている、というようなところだろうか。