禁煙がらみのブログをまた見失ってしまった。3件目である。
「禁煙するぞぉお!」みたいな決意を書き綴った人は、禁煙失敗後、恥じ入る気持ちが大変強いようで、かならずブログを消してしまう。
別に、消さなくったって、そのまんま「失敗しましたアアアっ、テヘヘヘッ!」とか書けばいいようなものだが、禁煙しようなどという人は多分自己愛が強く、自分の実際の心以上に強い表現で書いてしまった決意の言葉など、残しておきたくないのだろう。
ブログを消したところで自分が消えるわけではないのだが、デジタル時代にあってはブログを消せば失敗もなかったことに・・・などという錯覚が得やすいのかもしれない。
ま、私が禁煙した頃にはブログは一般的ではなかったからねえ・・・。出来ないことを広く社会に自分で言いふらしてしまって後悔するような場はなかったから、恥もそこまでで済んだ。
私は、禁煙して9年。煙草は懐かしくもあるが、もうたしなむことはない。