おっそろしい、背筋が寒くなるような事件であった。
深刻に被害者の悲惨を思い、冥福を祈るとともに、一命をとりとめた方々の一日も早い回復を願う。
それにしても、思われるのはこの犯人のひどさである。報道によるともともと狂人であったという。SNSのアカウントが突き止められ、流布されている。
しかしいくらなんでも、FBのほうはさすがに利用できなくなっている。
ところが、Twitterのほうはまだ見られるようだ。
こういう狂人を外科的に安全化できないのか、などという意見も一部にあるようだが、それは問題が多すぎ、難しいだろう。
それは、40年程前、ある事件があって、重大な人権侵害の問題を
- ロボトミー殺人事件(無限回廊)
ライターの桜庭章司が強制的にロボトミー手術をされてしまったことから殺人事件に発展し、社会問題になったのだ。この事件はけっこう根が深く、当時の精神医学界の問題なども影響しているようである。また、少し検索すればわかる通り、この事件は最近になってからもまだ尾を引いており、どうにも解決のつかない因縁の深さを持っている。
この痛ましい事件もあって、こうしたことが問題とされるようになり、危険な狂人であっても強制的な手術などは行われなくなったのである。
しかし、今回のようなことがあると、
殺人鬼だけではない。狂人には強姦魔などもいる。強姦魔の人格・性癖を科学的かつ人道的に変更・改良し、被害者の補償に挺身させるようなことはできないものだろうか。