汚い言い方だからよせ

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 明日は「ブラックフライデー」だそうな。

 「黒い金曜日」などとは、どうも飲み込みかねる言葉である。悪魔や怪物でも出てくるのか、30年前のニューヨーク証券取引所の月曜馬鹿パニックが今度は金曜日に品を変えて襲来してくるとでもいうのか。

 なんだっていいが、どれもすべて「アメリカ人の言い方捉え方」だし、「売り手から見た言い方」であって、我々凡百貧乏の消費者から見た言い方ではない。

 だから、こんな言葉は大嫌いだ。いちいち「欧米ではこう言っていますから」などといううるさい怒鳴りたてはやめてもらいたい。

冬日

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冬日にもまるでバケツは(こだわ)らず   佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha

阿房列車

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 引き続き内田百閒(ひゃっけん)の「阿房列車」、通勤列車の楽しみに、少しづつ読む。「特別阿房列車」「区間阿房列車」「鹿児島阿房列車」「東北本線阿房列車」と、半分ぐらいまで読み進み、この後、「奥羽本線阿房列車 前章・後章」「雪中新潟阿房列車」「春光山陽特別阿房列車」と続く。

 百閒大先生はその昔の阿房列車に悠然と、私は現代の(すし)詰め通勤列車に齷齪(あくせく)と、……というのもなんだか皮肉で、(かえ)って面白いと思う。

 古い本だから、結構知らない語彙(ごい)が多く、その都度(つど)書き()めておくなどしている。

 どの言葉も、何の気取りも(てら)いもなく、当然のように、かつ飄然(ひょうぜん)と使われており、これがまた、世の中の人が内田百閒を「大先生」と呼ぶ所以(ゆえん)なのであろう。

阿房列車に出てくる言葉
交趾(こうし)

 人のあだ名で、「交趾君」として出てくる。百閒大先生は、登場人物の名前を全部「ワシの中ではこう呼んでいる」風の、トボケたあだ名に変えて記しており、長い付き合いの教え子の相棒(実際には平山三郎と言う文筆家らしい)の名前は終始一貫「ヒマラヤ山系」で、しまいには面倒臭くなって「山系」と呼び捨てである。平山君だから「ヒマラヤ」とは、なんだか平山氏が可哀想になってしまうが、そこが尊大な百閒大先生と頭の上がらぬ教え子との味のある掛け合いに繋がっていて、いいのである。

 さてこの「交趾(こうし)」、言葉としてはいわゆる「仏印」、フランス統治時代のベトナム一帯のことで、戦前は「交趾国」「交趾」「交趾支那」などと言っていたようだ。

 百閒大先生の事だから、相手がベトナム人みたいな濃い顔をしているとか、戦時中に仏印方面へ出征していたとか、そんな理由で交趾君などとあだ名をつけていたのだろう。

諸彦(しょげん)

 これは「諸君」と同じ意味と考えてよい。それにしてもしかし、「(ひこ)」と書いて「ゲン」と読むとは、全く知らなかった。「彦」という漢字には「立派な男性」という意味があるので、なるほど、「諸彦」というのは大変尊敬した、しかも気取った言い方なのである。

曾遊(そうゆう)の地

 「曽遊」とも書く。これは読んで字のごとく、「(かつ)て遊んだ地」ということで、以前に行ったことがあるというほどの意味だ。

昧爽(まいそう)

 明け方の(ほの)暗い時分、黎明、薄明のあたりのことを言う。「昧旦(まいたん)」とも言う。

馬糞紙(ばふんし)

 これは、聞き覚えのある言葉ではあったが、現代では死語だ。改めて調べてみると、「藁を()いた厚紙」とあり、昔の段ボールの原料である。また、薄く漉くとこれが「藁半紙(わらばんし)」で、昔「ザラ(がみ)」「更紙(ざらし)」と呼んでいたものは全てこれであった。小学校のテストの問題なんかは、藁半紙と決まっていたもので、工作の材料などは勿論この「馬糞紙」である。

 しかしそれにしても、名付けるに事欠いて「馬糞紙」とは、なんとも下品だったなあ、とは思う。

Twitterのフォロー整理

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 Twitterのフォローを見ていたら、長期間ツイートしてない人や、鍵をかけてしまった人が多くあった。だいたい、平成24年(2012)頃に相互フォローになった人たちに集中している。

 私がフォローしているアカウントは2、300がところで、さして多い方ではない。全部見て、半年以上ツイートのないアカウントは全部削除してしまった。

勤労感謝の日

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天皇陛下万歳

 祝日「勤労感謝の日」である。

 戦前は「新嘗祭(にいなめさい)」と言ったもので、戦後はその意義・意味をも踏襲し、「勤労感謝の日」と改められたのである。

 言うまでもなく今日のこの日は「日本書紀」にその起こりを見ることができる日で、遠く飛鳥時代、皇極天皇の時代にまでさかのぼる。

 荒天で、朝から本降りだが、玄関先に国旗を掲揚する。