妻の携帯電話を安いものに替える

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 先週の日曜日、妻の携帯電話を安SIMとともに新調した。今日(6日後の土曜の昼)に届いた。ASUSの「ZenFone 4 Max (ZC520KL)」だ。

 SIMは加入しているプロバイダ「OCN」がサービスしている「モバイルONE」だ。マツコ・デラックスが宣伝しているアレである。

 これまでにも娘二人の携帯電話はキャリア純正からMVNOの安SIMに移行してきており、経験済みの事ではある。

 妻と一緒にさっそくセットアップを始める。この際、妻は常に傍に居させなければならぬ。パスワードなどのセットアップがあるからだ。

 用意するものは、前の電話で使っていたLINEやGmail、プロバイダのpopメールその他のアカウント、申し込んでおいた「MNP予約番号」、クレジットカードの番号、その他一切である。

 それらを手元においておき、箱をあけ、中に入っている紙を読み、全部を書いてある通りに進めれば、なんてことなく移行は終わりである。

 あとは妻に携帯電話を渡し、「しかるべくイジり倒して研究せよ」と言っておけば終了、である。特に気を付けることもない。

 購入した「ZenFone 4 Max (ZC520KL)」だが、気を付けておきたいことがある。スペック表の「無線LAN」の欄を見ると、

無線LAN IEEE802.11b/g/n (周波数帯域:2.4GHz)

……とあることだ。つまり「a/ac」がない、ということで、要するに、

「5GHzのWiFiが使えない」

……ということである。私も私の妻もこれで特段不便を感じるわけではないが、Bluetoothやご近所の無線LANとの干渉が気になる向き、また、(もっぱ)ら5GHzのWiFiを利用しておられる向きなどは、この点を把握しておいた方が良いかもしれない。

春隣(はるどなり)、春近し

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朱も(かく)()の荒肌や春(とな)る   佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha

春隣(はるどなり)、春近し

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一口坂(いもあらいざか)

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 昨日、九段・一口坂のあられ舗「さかぐち」で買ったあられと茶で朝食がわり。

 ここのあられはとても旨い。辛口の醤油の味がよく染みていて、緑茶に合う。

 このあられ舗のある「一口坂」を、「いもあらいざか」とも()む、ということを先日初めて知った。お茶の水の聖橋のたもとに、古い古い稲荷社の跡があり、そこに社の縁起が書かれてあったのだが、その縁起の中で、京都に一口(いもあらい)稲荷という稲荷社があって、その効験は化膿性の病にあらたかであるという。「ゐも」という古語があり、これは「うみ」と同じ意味であるそうで、「ゐも洗ひ」と「うみ洗ひ」は同じ意味だそうである。

 その縁起書によれば、往古は天然痘のことを「ゐもがさ」と呼んだそうで、上の意味からすると、病気の見たまま、そのままである。

 一口稲荷の霊験は、この天然痘によく効いたという。

 「一口坂」という地名は各地にあり、どれも大概は「いもあらいざか」と訓み、その由来もだいたい同じで、疱瘡などへの神仏の霊験に由来するようである。九段の一口坂に限っては、かつては「いもあらいざか」と呼んだが、今は「ひとくちざか」が一般化しているようだ。

 天然痘と一口稲荷の伝説も全国に残っており、「いもあらい」という古語の由来もだいたい同じようだ。

 ただし、なぜ「いもあらい」の和語に「一口(ひとくち)」の漢字を当てるのかは、諸説があるようではっきりしない。

 京都の一口稲荷に関しては、膿を洗って効験あらたかな社傍の池への入り口が一つしかなく、ために「一口」となったという説、あるいは、唱え(ごと)をたった一口(ひとくち)奉るだけで効験が現れたから、などの説があるようだ。

 九段の一口坂に関しては、「一口(いちぐち)氏」という山城国の豪族がここに住していたのが由来である、という説がある。

今週雑感

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世界も変

 「虚構新聞」のエントリじゃないよな、と何度も確かめた。

以下記事より引用

 【ジュネーブ=笹沢教一】スイス政府は、ロブスターなどの甲殻類を生きたまま熱湯に入れてゆでる調理法は、苦痛を与えるとして禁止する改正動物保護法を3月1日から施行することを明らかにした。

 改正法は、「甲殻類は複雑な神経系を持ち、痛みに敏感」とする学説に基づき、提案された。生きたままゆでる行為が「中~重度の苦痛を与えている」というのが理由で、食品安全獣医局は、電気ショックで気絶させて痛みを感じない状態にしたり、包丁を入れて素早く絶命させたりした後にゆでるよう指導している。改正法は、輸送時に保存のため氷で冷やすことも禁じ、自然環境に近い状態を維持するよう求めている。

 ただ「ロブスターが痛みを感じることは証明できない」(米ポピュラーサイエンス誌電子版)と疑問視するメディアもある。

 牛や豚や鶏はどうなんだと問い詰めたい。

野中広務氏死去

 何かリベラルな感じもあるせいで、好きではなかったが、良い政治家で、正しい人で、硬骨漢であったように思う。祈冥福。

人を愚弄し、バカにする

 アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ氏は、世界一の強者ではあるかもしれない。自由主義国家随一の強者ゆえ、場合によっては批判に甘んじなければならないことだってあるだろう。

 そうであるにもせよ、やっていいことと悪いことがあると思う。これは愚弄以外の何物でもない。

 ドナルド・トランプ氏が可哀想になった。トランプ氏に品がないとかなんとかいうより、このお高くとまった、なんちゃらハイム美術館の学芸員風情の低劣さに憫笑(びんしょう)を漏らしてしまった。

 ドナルド・トランプと言う人を選挙によって選んだアメリカの一般の人々への、嘲笑であり愚弄であり、挑戦でもある。