便々(もやもや)もあらず 投稿日: 令和3年(2021)09月23日(木)10時39分2022年8月30日(火)15時32分07秒 JST 自分が詠んだ俳句のことをくどくどと解説するのは、誰が言ったのだったか、「女形が楽屋で毛(ケ)脛(ズネ)をあらわすようなもの、止(や)めるに不如(しかず)」という感じもしてどうかと思いはするのですが、それでも少し解説しておかなければ、と思うことがあります。 8年前に書いた「月は忌むべきものではない」という記事の中で、 便々(もやもや)もあらざる身(み)過(すぎ)小望月 佐藤俊夫 と一句詠んであります。8年前に “便々(もやもや)もあらず” の続きを読む
秋分の日 投稿日: 令和3年(2021)09月23日(木)10時21分 天皇陛下万歳 祝日「秋分の日」である。自宅の軒先に国旗を掲げ拝礼する。 畏(かしこ)し、皇室におかれては「秋季皇霊祭」、また我々庶民にとっては秋彼岸の中(ちゅう)日(にち)で、いずれも先祖の霊を敬う日である。 考えてみれば、あらゆる人には何万年前、何十万年も前の、文字もない時代の先祖がいる。欧州、アジア、アメリカ、アフリカ、その他あらゆる地方の人に親があり、先祖がある。 まことにもったいなく、ありがたいことだ。自分が今いることが、どれほどの天文学的確率をかいくぐった偶然であるか、思い見ると茫然となってしまう。 それを、先祖への感謝としたい。