ノクターンOp.9-No.2・ピアノの発表会

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 今日はいよいよ、待ちに待った、ピアノの発表会であった。

 この1年の稽古を思うと、少し感傷もなくはない。

 今日の出演者は、幼稚園年少から高校生まで幅広い。無論、45歳のオッサンは私だけだ。

 会場に入ったら、次女の先生が何か持ってきてくださった。なんだろう、と思ったら、職場の上司から花が届けられたではないか。まことにかたじけなし。いやがうえにもやる気が高まるのであった。

 7番目に次女が弾き始める。

 まったくのところ、子供と言うのは、緊張知らずである。一昨日までどうしてもつっかえるところがあり、半べそを書きながら稽古していたのに、本番となると、この調子である。

 その後、6人はさんで、14番目がいよいよ私の「ソロデビュー」だ。緊張することかすまいことか(笑)。

 いやあ、あれだけ稽古したのに、大ミス2箇所!!。いやもう、まったく、いやはや、である。

 気を取り直して、連弾の部にうつる。7番目だ。

 ごらんの方はお気づきであろうか。…途中まで、ダンパー(右ペダル)と間違えて、ソステヌート(中央ペダル)を踏んでしまっていたのであった(泣)

 我が子の事でナンだが、次女はまことに上手く弾いてのけた。まったく私ときたら…。

 だが、まあ、楽しく、一生懸命弾いた。失敗したけれど、かまわん。精一杯、やった。私は満足だ。

バイエル以外で今までに佐藤が弾いた曲

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「オッサンとバイエル」こと、佐藤のピアノ略史

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 ヤマハの音楽教室に通う次女(当時4歳)のために、浦和のイオンの玩具売り場でキーボードを購入。19800円。ヤマハの「PSR-E303」。

 買ってきたキーボードが面白く、ついつい次女を尻目に遊んでしまう。

 1週間後、「弾いてみよう!はじめてキーボード」というサイトを見つけ、その記事にしたがってキーボードで遊んでいるうち、「きらきら星」がなんとなく両手で弾けてしまい、俄然面白くなる。

 バイエルのMIDIデータがフリーであちこちのサイトに揃っていることを知り、ダウンロードして聞いたり、データから楽譜に変換してそれを見ながら少しづつ弾いて見たりする。

 フリーのデータから起こした楽譜で、バイエル15番くらいまでは弾けたが、16番でつまづく。弾いてみたいなあ、と思うようになる。

 それでもなんとかかんとか、5日ほどもかかって、バイエルの16番を弾く。

 意を決して、それまで一度も入ったこともない楽器店というものに入り、全音の「最新バイエルピアノ教則本」を購入。

 それから、バイエルを頭から1曲づつ弾いていくということをするようになった。

 1年が経過し、バイエル70番くらいまで進んだ。その間、少し寄り道して、ショパンのプレリュードOp.28-No.7イ長調(『太田胃散』(笑)) を弾くなどした。

 キーボードではやっぱりダメだと思い、1年がかりで貯金して、自分用のデジタルピアノを買う。ローランドのFP-7。

 この前の年から、次女はヤマハをやめて近所のピアノ専門の先生に通うようになった。その次女のピアノの発表会に連弾相手として出て、「トルコ行進曲」を弾く


次女と「トルコ行進曲」の連弾

 「エリーゼのために」弾く。次女のピアノの先生に「単発レッスン」を一度お願いするなどしつつ、ほぼ8ヶ月がかりで弾けるようになった。


エリーゼのために

 次女のピアノの発表会に連弾相手として出て、「王様の行進(ビゼーの『アルルの女』の一部)」を弾く

 全音「最新バイエルピアノ教則本」の一番最後の応用曲「アザリア・ポルカ」を弾く

 これで、この本に載っている音符という音符は、一例や例示、練習譜まで、一音符も残さず全て弾き終わった。

 次女のピアノの発表会の連弾相手として「パッヘルベルのカノン」を弾くが、東北地方・太平洋沖地震による大災害のため発表会が中止になる。

 名曲・ショパン「ノクターンOp.9-No.2」を弾こうと思い立ち、練習を始める。

 引き続いて1年がかりで練習し、次女のピアノ教室の発表会にソロで乱入、ついに「ソロデビュー(笑)」を果たす。


2箇所間違えながらも、奮闘する私(笑)。

 ☆ 引き続き練習して、だいぶ弾けるようになった

 「ノクターン」を弾き終わってすぐ、この次の曲は何にしようと多少迷った挙句、今度はショパンの「雨だれ」を稽古し始める。

 1年半以上かかって、なんとか「雨だれ」が弾けるようになる。

 今度はエリック・サティの「ジムノペディ1番」を弾いてみようと思い立つ。

バイエル#74 その3

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 さて、突然だが、またバイエル74だ。

 なんでまた録音したのかと言うと、このようにYoutubeに動画を上げて遊んでいたのだが、二人の方から「タイのつながったところ、音出さなくていいですよ」と、懇切にご指摘いただいたからである。

 本当にネットというのは面白いもので、こうして教えて下さる方もいるのだから、バカにはできない。

 私の演奏ごとき、参考にする人はあんまりいないと思うのだが、私自身、私と同じような素人の方の演奏日記などをずいぶんと参考にして練習してきたから、もしかしたら、私の間違った演奏が、知らない間に迷惑をかけているかもしれない。そこで、ここに訂正版をあらためて掲載しておこうと思う。

ショパン ノクターンOp.9-No.2 その1

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 ノクターン。「その1」として動画を撮った。

 多少ミスタッチをしているし、間違えたところもある。また、自分ではまだ気付いていない弾き違いがあるかもしれない。だが、私としては「弾けるようになったなあ」と、弾き終わったときに思ったので、これを「その1」とした。

 それにしても、ずいぶんとかかったものだ。このブログによれば、練習を始めたのはこの春、3月22日だ。221日。既に7ヶ月が経った。

 この春、次女が通うピアノ教室の発表会に出してもらうつもりだ。今までは次女の連弾相手として何度か出てきたが、今度はソロで出る。それまで、まだまだ練度向上に努めるつもりである。

「パッヘルベルのカノン 連弾用」発表会に代えて

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 今日は、本来ならばピアノの発表会であった。だが、前回記したとおり、地震による停電の影響で、市民会館が使えなくなり、発表会は中止になった。次女のピアノの先生は、それにかわるものを、と考えてくださっているところだが、そちらのほうも、今日はまだだ。

 ツイッターでときどきリプライを交わすピアノの先生がおられ、仙台のご在住という。ご無事ではあるようだが、無論発表会などと言っておれる状況ではないらしい。こうした方のことを思うと、私の不便や残念など、とるに足らぬものに過ぎぬ。

 通常、ピアノの発表会は春さきだ。こうした方は多いと思う。

 私は、せめて、と思い、今日まで練習したところを尽くして、ビデオに撮った。

 ミスタッチも多少ある。だが、次女には着替えさせ、一生懸命、演奏した。

 仙台のその先生の御教室は勿論のこと、大震災のために今日の発表会ができなかった子供さんや先生方へ、心からお見舞いを申し上げたい。不快でなければ、せめて、被災地のピアノの生徒さんの耳へ、この演奏が届けばよいと思う。

「パッヘルベルのカノン 連弾用」その1.5

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 本日、土曜日。

 昼から次女のピアノの先生のところへうかがって、発表会で弾く連弾の「パッヘルベルのカノン」を見ていただくことになっている。

 うかがうにさきだち、せっせと稽古した。少しづつだが、上達してきたので、また動画に撮った。

「パッヘルベルのカノン 連弾用」その1.3

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 今日は、次女のピアノの先生のところへ伺い、親子ともども、連弾の稽古をつけていただいた。

 「もっと『たっぷり』弾きましょう」と、先生はおっしゃる。

 「たっぷり」というのは、なかなかむずかしいが、だいたいわかる。もっと悠然と、ひろびろと弾くのだろう。

 「お父さま、ペダル、踏めます?」と。楽譜にはペダルの指示はないが、うまくやると演奏に幅が出るので、ぜひペダルを使うようにということである。それで、2拍にひとつ、ペダルを入れることになった。

 「ペダルについては、『耳で踏んで』ください。」ということである。気持ちよい音が出るように踏み、音が濁るな、と思ったら離せ、と。なかなか難しいが、頑張って見る。

 また、8分音符のところをそんなに刻まず、レガートで、指でスラーするように弾くこと、最後のリタルダンドは次女の終わりのひとつ前の小節からよく耳を澄ませて合わせること、とのご指導であった。

 帰ってきてから、今日の先生のご指導を復習して、また録画してみた。

「パッヘルベルのカノン 連弾用」その1.0

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 毎日少しづつ少しづつ、次女とピアノの練習に励んでいる。

 「パッヘルベルのカノン」、だいぶ弾けるようになってきたので、録画してみた。

「パッヘルベルのカノン 連弾用」その0.5b

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 次女との連弾に備えて練習中の「パッヘルベルのカノン」である。

 だいぶ本来のテンポで弾けるようになってきたから、ともかくも練習経過をと思い、動画を残す。