読み終わった根本敬の何冊かをTさんに返しに行ったら、さらに何冊か貸してくれた。
人生解毒波止場 価格:¥ 1,529(税込) 発売日:1995-09 |
ヒジョーにヨカッタが、文体にチョット「テレ」が。そこが×。
あと、「解毒」って、どういう意味だろう?と思ってたら、あとがきでわかるのだが、これは著者が毒を本に記述しまくって、それで毒気が少し薄らいだ、ちょっぴり解毒された、ってことで、読者にとっての解毒ではない。著者の解毒かい!!みたいな。
オッサンは生きている。
読み終わった根本敬の何冊かをTさんに返しに行ったら、さらに何冊か貸してくれた。
人生解毒波止場 価格:¥ 1,529(税込) 発売日:1995-09 |
ヒジョーにヨカッタが、文体にチョット「テレ」が。そこが×。
あと、「解毒」って、どういう意味だろう?と思ってたら、あとがきでわかるのだが、これは著者が毒を本に記述しまくって、それで毒気が少し薄らいだ、ちょっぴり解毒された、ってことで、読者にとっての解毒ではない。著者の解毒かい!!みたいな。
さらに引き続き、根本敬三昧の法悦境。Tさんアリガトウ!!
人情山脈の逆襲 価格:¥ 1,631(税込) 発売日:1996-08 |
これは正確に言うと根本モノではないのだが、根本敬と深い関係にある湯浅学の著書である。
「『ドカベン35巻のみ』をもらって読まされる」というシュールなハナシに笑ったが、いまいちワタシにはワカンネぇネタが多かった。
引き続き根本敬をせっせと読む。
因果鉄道の旅―根本敬の人間紀行 価格:¥ 1,544(税込) 発売日:1993-05 |
相当昔の本なのだが、根本敬は基本的にこの本の路線から外れずに現在も進みつづけている。最高にキテる本。
どうでもいいことだが、登場人物の「山野辺」という男が、知人のKさんにちょっと似ていて笑った。
知人のTさんから根本敬の著書をわんさかかりていて、なかなか読む機会が無かったのだが、やっとこ読む折をみつけたので、せっせと読む。
心機一転土工!―父ちゃんのやきいもがきこえる 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2000-03 |
根本作品としては、まずかなりスタンダードな味付け。
怪人無礼講ララバイ 価格:¥ 1,050(税込) 発売日:1999-04 |
これは、表題よりもその中の後半大部分を占める「タケオの世界」が真髄。根本世界炸裂。また、根本入門にもおすすめ。
7月の中ごろから今日までかかって、新潮文庫の「赤毛のアン」シリーズ全10巻を読んだ。
赤毛のアン 価格:¥ 540(税込) 発売日:1954-07 |
10冊ともそれぞれに面白かったが、最終巻「アンの娘リラ」は駄作だったと思う。戦争文学ならもっと壮絶なのを読み飽きているし、しかも戦争のことばっかり書いてあるのに戦争文学になりきれてない。ほかの9冊がイイだけに、がっかりした。
あと、村岡花子の、しみじみとした翻訳も悪くなかったが、はつらつとした少女をイメージするのには、もう少し現代的な文体の翻訳で読みたかった気もする。子供の頃村岡花子でなじんだ人には、たぶんこれがタマランのであろうが、ワタシはそれほど村岡花子の文体に思い入れがあるワケでもないので・・・。
「織田作」、などと通ぶって口に出すほどの文学通でもないのだが、たまたまいっぱい飲む前の道すがら通りかかった書店の店先で、改めて売り出している織田作之助の「夫婦善哉」が表題作の文庫本をひとつ買ってみた。
自分の親と、自分の女房と、女房の親と、自分とのことを比べながら読んで、それぞれを思って、しばらく考え込んでしまった。
その飲み会で、あまり面白くない先輩にこれまたあまり面白くないことを言われて、その先輩には悪気はなかったにせよ、不貞腐れたような気分になり、ここのところ数年の自分の来し方なんて、痰唾と一緒に吐き捨ててしまいたいくらいのばかばかしい自嘲感に苛まれた。
できるだけ早くさっぱりと忘れたいもの。
夫婦善哉 (amazon.com)
西尾幹二氏の「国民の歴史」を読む。
読んだ事を他人に語って「アレはキミ、トンデモ本の類だよ」などと言われて「ええ、そうですねぇ、あのトンデモ本。でも、中にはいいことも書いてありますよ」などと応対してしまいそうな一般的な態度がイヤ。
とか、「ああ、アレねぇ。5~6年前、コヴァ全盛のときに皆争って読んだよねぇ・・・ナツカシイ」なんて言われてもチッとムカつく感じをしそうなのもハァ~とため息出そう。
国民の歴史@amazon
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594027814/249-9506795-2254716