イミテーション・ゲーム

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 アラン・チューリングの伝記映画「イミテーション・ゲーム」を見た。

 今朝書いた記事に「ホモに関するくだりはないらしい」などと書いたが違っていた。

 実は、この映画については、先日知人が教えてくれたのだ。その知人が「ホモなんてことに関するくだりはなかった」と言っていたので、今朝の記事にそう書いたのだ。だが、違っていて、映画は知られている史実に概ね忠実に描かれており、ホモ疑惑や、長距離走に励むシーン、変人ッぷり、最近になってからの英国政府による名誉回復なども克明に描かれていた。

 名作だと思う。

 但し、「チューリング・マシン」が現在言われているコンピュータである、とする結語は、なんだか、ちょっと違うな、とは思った。

時事寸片

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よほど腹が立ったんだろうなあ

 思うに、こういうのって、記事通りの悪辣非道なドコモ側、って話ではなくて、根拠のない憶測ではあるけれども、客の方がよほど腹の立つ、態度の悪い者だったんだろうなあ、という想像が何となくつく。

 接客というのは、実に大変な仕事だ。

 逆に、こんなことが問題になるほうがおかしい、接客する側にも人格というものがある、日本の接客が丁寧過ぎるのだ、……というような論もある。

 日本の接客が諸外国に比べると過度なほどに丁寧な理由というのは、江戸時代の鎖国にまでその因を(さかのぼ)ることができると何かで読んだことがある。

 すなわち、鎖国のために商品の需給は完全に内向し、極端な供給過剰となったため、一つの商品にできるだけ多くの関係者がぶら下がって利益を得る構造が出来上がった。これは問屋、卸、仲卸、小売り、……といった再販方式や、傘の骨作り、渋塗り、組み立て、皮貼り、などと言った手工業製品の過度の分業などに表れた。当然、価格は上がる。そのため「買い手市場」を招き、売り手はとことん低姿勢を追及し、慇懃(いんぎん)を尽くして売ることに努めるようになった、ということだそうな。

 今に至って尚、日本の接客は極めて低姿勢である。

 逆に諸外国、特に欧米の接客は、客と対等に口をきき、尊大だったり、チップを要求したりする。客も、日本では「いらっしゃいませ」と店員が挨拶してもプイッと無視するが、欧米だと店員が「ハイ」と言うとあべこべに客の方で「ヘロゥ」と返したりする。これは重商主義時代のヨーロッパでは、商人は貴族の経済を支えるものとして地位が高く、「一般人より偉い人」ということになっていたから、というのも一因だという。日本の商人が、金は多く持っていても、「士農工商」ということで社会の低層に位置付けられていたのとは対照をなしていると思う。

 欧米の商人は、王や貴族の行う侵略により外需を得、商品、ひいては経済が侵略先を巻き込んで回るから、自国内で低姿勢になる必要などなかったわけである。

 遁走(トンズラ)をキメ込んだカルロス・ゴーンが、商人のくせして妙に自信たっぷりで尊大なのは、そのせいかもな、などと思う。

女房まで指名手配とは

 カルロス・ゴーンの逃走というと、これがまたなんだか、女房までが追い込みをかけられている。

 しかしまあ、アレだな、前の女房のリタ・ゴーンなんて、文春あたりの扱き(コキ)(おろ)し記事によると、日産の会社のカードで自分のレストランで使う食材なんか仕入れたりしてたと言うから、今の女房のキャロルにしたって、(いず)れ、後ろ暗いところも多いんだろ。

「寵愛」て(笑)

 しかし、どうでもいいことだけど、上の文春の記事、言葉が変だなあ。

提携交渉の際に企画室次長だった志賀は「ルノー派」だったことから、ゴーンに寵愛されたのだ。

 「寵愛」て……。オッサンの職場の話やろ?ホモかっちゅうねん(笑)。国王の後宮とか側室の話じゃねェんだから、ここは「重用された」とか、「気に入られた」というふうに書くべきだろうね。……っていうか、いや、もしかしてホンマに寵愛されてたのか?最近「おっさんずラブ」とかいうのが流行してるからなあ……。

 しかし、いくらダイバーシティってったって、モノには限度っちゅうもんがあるわな。時代によってその限度は変わるにしてもさ。

ホモで逮捕されたチューリング

 時事ではないけれど、ダイバーシティからの連想で、チューリングのことを思い出した。

 私など計算機関係の技術者にとって、英国が生んだ天才「アラン・チューリング」というのは、記憶しておくべき人物のひとりである。

 チューリングというと、「チューリング・マシン」「計算可能問題」等についての提唱(テーゼ)のほか、戦時中にドイツのエニグマ暗号を解く機械を開発したということで、イギリスにとっては救国の英雄とされている。

 で、このチューリング、戦後、逮捕された。その後、失意の内に自殺したと伝わる。

 その逮捕容疑が「ホモ」なんである。

 「へ?ホモで逮捕?!」と、若い方なんかは思うかもしれないが、そう、イギリスではごく最近まで、「ホモは犯罪」だったんである。ホモで逮捕されると、ホルモン剤なんかを注射され、強制的に治療されたんだそうである。

 多様性(ダイバーシティ)が尊重される今の世からは、まるっきり想像もつかないことだ。幕府の苛斂誅求(かれんちゅうきゅう)極まった江戸時代の日本ですら、「おかま」は別段違法ではなく、「陰間(かげま)茶屋」などというホモの淫売屋すら公然とあったのである。

 その後、ごく最近になって、イギリスの当局はチューリングの名誉を復活すべく、謝罪声明を出したのだそうな。

 私は未見であるが、チューリングについては、4~5年前に「イミテーション・ゲーム」という題で映画化されている。左のようにAmazon Prime Videoでも見ることができる。

 聞いた話では「ホモに関するくだりは含まれていない」のだそうで、主題はエニグマの解読にあるようだ。

車中泊の動画とちびまる子ちゃんの動画

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 休みなので漫然とYoutube動画などを見る。

らんたいむ氏の車中泊

 「らんたいむ」さんという人が、乗用車で出かけては車内で夕食などを作って食べ、そのまま「車中泊」するという動画シリーズについ見入ってしまう。

 この動画、なんとも言えぬ魅力があり、つい続けて見てしまう。だが、どこがそんなにいいのかというと、うまく言えないのだ。

 というのも、例えば、らんたいむ氏が出かけている先は、氏が住んでいる岡山県内の、あまり有名でもない、どちらかというとひっそりした場所などが多いのだ。乗っている車は豪華なキャンピングカーと言うわけでもなし、普通のミニバンタイプの乗用車で、ホンダの「フリード・スパイク」という車である。車内での調理も、何か特別な食材で豪華な料理を作るというのではなく、インスタントラーメンを河原で啜ってみたり、コンビニの卵サラダと食パンでサンドイッチを作って喰うとか、パックご飯を温めてカレー汁をかけて喰うとか、非常に質素なものだ。調理器具も高価なアウトドア用品などではなく、どこにでもあるようなミニカセットコンロなどである。

 なのに、とても面白そう、楽しそう、おいしそうに見えるのである。自分もやってみたくなるのだ。

 らんたいむ氏はこうして道の駅や展望台の駐車場で質素そのものなのに大御馳走に見えるという不思議なカレーライスやすき焼きや蕎麦などで満腹し、夜になるとAndroidのタブレットでAmazon Prime Videoの映画など見ながら酒を飲み、高級なシュラフなどではない、家から持ってきたコタツ布団などにくるまって寝てしまう。朝になると、これまた質素な、そしておいしそうな朝食を楽しげに食べ、その辺へ朝日などを見に出かけ、さっさと帰ってしまうのである。

 驚くのは、この夏、らんたいむ氏はキャンピングカーのメーカーから何か声がかかったかして、そのキャンピングカーの試乗のようなことで北海道へ出かけているのだが、北海道各地で御土産など持ったファンが行列をなして詰めかけ、らんたいむ氏と記念写真を撮り、氏の記念ステッカーを嬉々として貰っていることだ。もはや芸能人並みの人気である。

 従来、人気Youtuberというのは、例えばヒカキン氏など、何か特別の持ち物とか才能で人気が出ているところがあったが、その点でらんたいむ氏は異色である。それに、動画のアップロードは去年の冬くらいからであり、決して古参Tuberというわけでもない。

ちびまる子ちゃんのエンディングと桑田佳祐

 さくらももこ氏死去がらみの報道から、桑田佳祐がちびまる子ちゃんのエンディングテーマを歌っていたことを知り、この動画に行きあたった。

 テレビをあまり見ないので、知らんのだよなあ、こういうこと。

フルメタル・ジャケット

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 それで、思わず「フルメタル・ジャケット」を見た。

 Amazon Prime Videoは誠に便利である。見たい時にすぐ見られる。壱金壱佰圓(ひゃくえん)也。

ベルセルク(アニメ)

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 Amazon Prime Videoで去年の「ベルセルク」を見る。

北斗の拳 イチゴ味

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 「北斗の拳 イチゴ味」。3年ほど前のアニメらしい。まったく知らなかったのだが、Amazon Prime Videoでリコメンドされてきたのを、面白そうだったからつい見てしまった。

 爆笑してしまった。

百日紅~Miss HOKUSAI~

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 「百日紅」を読み終わった。

 たしかこの作品はアニメ化もされていて、Amazon Prime Videoで視聴できたはず、と思って探したら、あるにはあったが、

「このタイトルは現在ご利用いただけません/現時点では、コンテンツプロバイダーとの契約により、このタイトルを購入できません。」

……なんぞと表示されていて、見ることができない。

 うーん、なんだかよくわからんが、見れないのなら店頭に並べておくべきではないわナ。

ICHI

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 流感(インフルエンザ)による風邪籠(かぜごもり)である。節々が痛く、熱も高熱で、しんどい。だが、静かに横臥していると、もともと所謂(いわゆる)「寝腰」のひどい私は、腰痛のためにたびたび起き上がらざるを得ない。

 しんどいのに、暇だ。

 家族が感染を用心しているため、リビングに出ていけない。寝室でPCでも見ているか、読書ぐらいしかすることがない。

 そこで、前から見たいなあと思いつつ見そびれていた映画をAmazon Prime Videoで見る。綾瀬はるか主演の「ICHI」。もう10年も前の映画だ。

 公開時にこれが「座頭市」へのオマージュ映画だということを、私は全く気付かなかった。なので、見なかった。最初から知っていたら見に行ったのに、と残念でならない。と言って、DVDなどを買って見るのも、高いので二の足を踏んでしまう。

 しかし、Amazon Prime Videoだと、Prime会員特典で見ることができる。

 面白かった。「座頭市」へのオマージュがふんだんに盛り込まれ、また、あの「泥まぶれ、血まみれ」の世界観もキッチリ踏襲していて、良かった。

 勝新太郎にせよビートたけしにせよ、主人公座頭市をややコミカルな人物として描きかつ演じている。しかし、「ICHI」ではコミカルな部分は助演の大沢たかおが受け持ちである。

 「あの人」というような扱いで、主人公が少女の頃の父代わりのような人物として、「座頭市らしき人」が出てくる。これがまた、味があって面白い。

 宿場町、賭場、イカサマ、博徒(やくざ)野伏(のぶせり)との対立、危機(ピンチ)、クライマックスでの対決など、もう、これほど忠実な座頭市映画もあるまい。毎週放映の「水戸黄門」を見るような安心感の中にも、座頭市を若い女に置き換えるという新たな設定が光る。いい仕事しているなあ、脚本家。

 ネットの評判はいろいろとあるようだが、座頭市が好きな私は、当然映画も好きだな。

 クレジット・ロールに、原作は子母澤寛の「座頭市物語」と出るが、これはわずかに誤りである。なんとなれば、「座頭市物語」で子母澤寛の書籍を探しても、ないからだ。あるのは童門冬二の「新・座頭市」か、子母澤寛の座頭市物語を含めたアンソロジーものである。座頭市物語は正確には子母澤寛の「ふところ手帖」の中にたった6ページほどしか出てこない短編なのである。勝新太郎の座頭市シリーズでも、作品によって「ふところ手帖」とクレジット・ロールに出る場合があったように記憶する。