昨日行った虎ノ門の蕎麦屋「大坂屋砂場」の、1階奥に掛かっていた「武原はん」の扇面色紙が気になり、ググッてみると、80歳を超えた頃の老熟の舞が動画に残されていることがわかった。
渋い。地唄もなかなかに、よく素人の理解できるところではない。
オッサンは生きている。
昨日行った虎ノ門の蕎麦屋「大坂屋砂場」の、1階奥に掛かっていた「武原はん」の扇面色紙が気になり、ググッてみると、80歳を超えた頃の老熟の舞が動画に残されていることがわかった。
渋い。地唄もなかなかに、よく素人の理解できるところではない。
吉村昭の名作「漂流」を読み終わる。
「漂流」は、土佐の水主長平が難船し、小笠原のはずれ、鳥島に漂着して十有余年の苦闘の末、故郷の土佐に帰りつくまでを小説にしたものだ。当時の記録を丹念に取材したノンフィクションである。
Google Mapを見ながら読むと、その苦闘がよくわかる。
右の画像はGoogle Earthのキャプチャだ。長平が漂着した鳥島である。
右手前のくぼみこそ、長平が十年以上住むことになった北側の浜である。現在の地名に「船見岬」と標記があり、さぞや……と思う。
今Google Mapで計ると、長平の脱出経路の鳥島から青ヶ島までは200km(108海里)ほどもあり、並大抵のことではない。
私の家のPCにも「Windows 10 Creators Update」が大量のファイルを伴って降ってきた。とりあえず、ものは試しとばかり、アップデートしてみた。
アップデートに小一時間かかる割には、Windowsそのものは大して変わらない。
ところが、昨日外出時に撮った写真を取り込もうと愛用のコンデジ「IXY 190」をWiFi接続しようとした途端、不具合である。
正常時には、IXY 190をWiFi接続すると、Canonの提供するユーティリティ「CameraWindow」が自動起動する。しかし、これまでは何ともなかったのに、CameraWindowが起動した途端WiFi接続が切断され、CameraWindowも終了してしまうのである。
PCを再起動してもダメで、困ったのだが、ふと思いついてあることを試すと直った。
IXY 190附属のユーティリティは他にもいくつかのものがあるが、そのうちの一つに「WiFi接続のための設定」(Wireless Camera Connection Setting)というものがある。これは購入時に1回だけ設定すればよく、重ねて起動しても「既に設定されています」と表示されるだけだ。しかし、もしやと思い、これをもう一度起動した。そうしたら、「正常に設定されました」という意味のメッセージが出た。
その後、「CameraWindow」も正常起動するようになった。
ひょっとすると私と同じような方もいるかも知れないと思うので、ここに書き留めてネットに放流しておく。