著作権侵害申し立てが撤回された

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 先日、「むっちゃ腹の立った調子で」この動画に対する著作権侵害申し立てへの抗議をブチまけた件だが、どうせまた1カ月近く放置されるんだろうと思っていたら、案外に早く処理された。

 ま、「迷惑料よこせ」という私の要求には何も答えちゃいないが、ネ……(笑)。

唄入り観音経・本題

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 唄入り観音経と言うと()題付(だいづけ)の「〽 遠くちらちら明かりが揺れる……」というところが知られている。

 だが、唄入り観音経の本題はこれではない。奥州一円で観音経がヒット曲になるという、可笑(おか)しくも悲しい、ケレン味のあるエピソードが本題だ。ところがどうしたことか、「唄入り観音経」の本題は、三門博の最も新しいテイチクの録音には入っていない。はっきりとはしないが、戦前の大ヒット浪曲「唄入り観音経」を、戦後吹き込み直した時に大幅に改作したものと見受けられる。そのため、間違われてしまうようだ。

 私はその辺は知っていた。ところが、ふとネットを渉猟していたら、美空ひばりがハリー・ベラフォンテに唄って見せたというエピソードの残るこの唄入り観音経、外題付の方とどうやら間違って書いているらしいブログ記事などがある。

 ハテこれは、というので更に渉猟していたら、「唄入り観音経の歌詞がわかりません」というような質問が、Yahoo知恵袋などにあり、そのベストアンサーがいい加減で間違っていたりする

 これはいかん。ここに書き記しておかないと、名曲・唄入り観音経が消えてしまう。

 美空ひばりもカバーした唄入り観音経の歌詞は次の通りである。

(……観音経とは知らないから
それからそれへと真似をして
果ては奥州一円は
観音経で持ち切りです
乳母(おんば)子守に至るまで
子供を寝かせる守唄(もりうた)に)


〽 泣くな よしよし ネンネしな

坊やの母ちゃんどこ行った
あの山越えて里行った
里のお土産(みや)に何(もら)
でんでん太鼓に(しょう)の笛
鳴るか鳴らぬか吹いてみな
いい子だ いい子だ お宝だ
ひとつ唄ってやるほどに
(イェ)泣かずにネンネするのだよ
さあさあ出したぞ(ヨーイヤナ)
念彼観音力(ねんぴかんのんりき)(エー)
刀尋(とうじん)(キタコラ エェ~)段段壊(だんだんえ)
(アァ)ネンネせェ
眠るどころか(アァ)目が()める

軍楽隊を育てる

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 パプアニューギニア陸軍の軍楽隊の育成のため、自衛隊から教官を派遣するという。

 能力構築支援にも、まことにいろいろな分野があるものだ、と思う。

 連想するのは、日本が明治時代に招聘(しょうへい)した軍楽教官、フランス陸軍大尉シャルル・ルルーのことである。

 日本も明治維新間もない近代化の過程で大いにヨーロッパ列強の教えを乞い、あらゆる分野で伸長を図った。

 単に「勝つ軍隊」を育成するだけなら、戦術や戦技だけを学び、兵器を輸入し、あるいはその製造法を学べばよいようなものだが、「あらゆる次元で丸ごと取り入れなければ列強に負ける」ということであったのだろうか、海軍などは食事まで洋食に切り替え、帝国陸軍もそれまで畳の上に敷いた布団でしか寝たことのない兵を「ベッド」に寝かせることまで真似た。ついには「軍楽」までもその咀嚼嚥下(そしゃくえんげ)の対象としたのである。

 そのような背景にあって、ルルー大尉はいわゆる「お雇い外国人」として来日し、数年にわたり帝国陸軍軍楽隊を指導した。

 ルルーが作曲した「陸軍分列行進曲」は、今でも陸上自衛隊で儀式などの折に使用されており、他に警察などでも使われている。

 日本への西洋音楽輸入はこのシャルル・ルルーによる陸軍への教育が最初であり、帝国陸軍軍楽隊から波及していく形で日本の西洋音楽が育っていった。

 ともあれ、友邦パプアニューギニアの軍楽隊も、日本から学んで大いに国を発展させてほしいものだ。

カノン漫才

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 この「クラシックの玉川カルテット」、なんとかしろ~(笑)

 チナミに本家玉川カルテットはコレ。

エレクトーン少女の Canon Rock

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 この女の子、ちょっと前から有名だが、本当に楽しそうに弾いていて、すばらしい。美しいし、才能もある。

 「Canon Rock」って選択も、いいなあ。

(参考:本家Jerry Cの元祖「Canon Rock」)

デデ・たま

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 長女が「お父さん、『デデデデ』の新しいの、読んだんだっけ?」と聞いてくる。

「おう、そういやアレ、出たんだったか?」

「そうそう、この前5巻出たよ、……お父さん4巻読んだっけ?」

「いや、えーっと、どうだったかな……」

「じゃ、……ほら、これ」

……と、4巻と5巻を両方とも出してきて並べてくれる。

 長女は、自分の好みの仲間を増やしたい気持ちもこれあり、私と一緒に面白がることができそうなものを推奨(リコメンド)してくるようになった。

 そうかと思うと、先日などはゴソゴソとロフトを漁っている。何しているのかな、と思ううち、私が昔購入して大事に仕舞っておいた「たま」のアルバム「さんだる」を引っ張り出してきて、「お父さん、これ、何、何?!」と聞いてきたりする。初盤限定オリジナルカード付きの逸品だ。

「おう、これ、お父さんが時々カーステレオでかけてる、『♪今日~人類がはじめてェ~……』って曲あるだろ、アレの入ったやつだ」

「あ、あれ、これだったんだ!?」

「お前が生まれる前、お父さんとお母さんが知り合うよりもまだ前で、お父さんは20代だったがな。『イカすバンド天国』っていう深夜番組があって、ロックバンドが勝ち抜き戦で競うんだけど、ある年の最強チャンピオンがこの『たま』だったんだよ。……割と最近、何年か前まで活動してたけど、解散しちゃったんだよな」

「へえ……これ、貰ってもいい?」

「……。お、おう。やる」

 長女は熱心に古いCDを聴いては「たまは天才だー!」「何か新しい~」などと言っている。我が娘ながら、なんだか変わっているとは思う。

 子供というものも好みや趣味はだんだんと変遷するもので、まあ、長女は今そういう時期なのだろう。

友よ、静かに(ねむ)

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 表題作のテーマ曲が聴きたくなり、DVDも持っているのだが、なんとなくYoutubeであさると出てきた。

 封切当時北方謙三作品にハマっていて、いくつも読んでいたので、この映画もシビれながら見たものだったが、当時はまだ10代だったから、このロケ地があの「辺野古」だとは知らずに見ていた。また仮に辺野古だと知ったとしても、当時は何も思うことができなかったろう。


 原作は沖縄ではなく、北陸かどこかの寂れた温泉地が舞台なのだが、監督の崔洋一が強い思い入れで辺野古にしたのだと言う。

 さておき、この原作を読んだのが確か19歳ぐらいの頃で、その頃大藪晴彦の作品などもいくつかは読んでいたが、ハヤカワ・ミステリのハメットとかチャンドラーにどわ~っと耽溺するようになったんだった。

河内家菊水丸の「真説・河内十人斬り」

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 河内家菊水丸の「真説・河内十人斬り」。

 20年~15、6年前からこのCDを探している。前・中・後編の3枚組のCDだ。なかなか安くでは手に入らない。このアポロンというレーベルは合併などでなくなってしまい、そのせいでこのCDは再発の噂もないと聞いている。

 Amazonでひょっとして手に入らないかな、と思って今検索してみたら、一応中古の出品はある。あるにはあるが、前編4000円は高い。遊びでヒョイと買うには躊躇する。中編は1500円で、買ってみようかな、と思わなくもない。だが、後編は市場にないようだ。Amazonになけりゃ、市中にもあるまい。まだAmazonが出来る前、秋葉原のたしか石丸電気のCD売り場は非常に大きく、そこで探したりもしたものだったが、当時既になかった。

  

 河内十人斬り自体は、初代京山幸枝若の企画もののオムニバスにたまたま入っていたのを持っている。「再発見・ニッポンの音/芸(4)アウトロー伝説」というやつだ。これは最後までの語りで、なかなか完成度の高いものだ。

 また、当代幸枝若がまだ先代幸枝若の息子と判明する前の音源の河内十人斬りも持っており、これも渋い声だが、寄席向きに切れ場のある語りで、事件の終わりまで語られていないのが惜しい。多分、次のリンクと同じ音源だと思う。


 なぜか鉄砲光三郎のを1枚も持っていない。ほしいなあ。

次女にキーボードを買ってきた

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 下の娘のためにYAMAHAのキーボード、PSR-E303を買ってくる。

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