また、ヨタのオンパレードだなあ

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 この一連の記事は、ちょっと変だな。

 朝日の奴隷の地方紙なんかもう、「ビシィイイイイッ!」と、全紙「右へ倣え」である。ハハ、アンタらの大嫌いな軍隊じゃあるまいし。

 問題のワシントン・ポストの記事というのがどうやらこのあたりらしいのだが……

……まず、こんなの、「オピニオン」、つまり社説みたいなもんで、事実関係の報道ではない。

 それに、そのくだりというのが次なのだが……

Japan, in particular, believes that if Obama declares a “no first use” policy, deterrence against countries such as North Korea will suffer and the risks of conflict will rise. Japanese Prime Minister Shinzo Abe personally conveyed that message recently to Adm. Harry Harris Jr., the head of U.S. Pacific Command, according to two government officials.
佐藤訳:

 特に日本は、オバマ氏が「(核の)先制不使用」政策を宣言した場合、北朝鮮のような国に対する抑止力が低下し、紛争のリスクが上昇すると考えている。両政府関係者によると、日本の安倍晋三首相は最近個人的に、米太平洋軍司令官・ハリス提督にそうしたメッセージを伝えたという。

(訳が違っていたら言ってください。英語ができませんので……(苦笑))

 どういう対談だったのか、議事録があるわけでなし、また、個人的に伝えたというが、そんな個人的対話を政治的な意向の伝達ででもあるかのようにメディアに漏らしたりする米軍ではない。記事は「あのヘタレ日本だってそう言うだろうぜ」ぐらいの、まあ、なんというか、文飾、はっきり言えば「ヨタ」のたぐいである。

 ところが、日本の新聞社は鬼の首でも取ったかのように、(こぞ)って

「アメリカの新聞が書いたんだから事実だ!」

「日本国政府の公式見解として米政府に伝わった!」

「再び核戦争の惨禍を呼び込む国賊・アベ!討つべし!!」

……みたいなことにしちゃって、自分たちでボーボー炎上している。しかも新聞によっては「こんなことをアベの野郎は7月26日に言いやがったらしい」などと書いている。

 あのなあ、なんぼなんでも、米大統領が広島でなかなか泣かせるようなことを言ったそのすぐ後で、ホスト役の総理大臣が

「米国は核で先制攻撃してくれないと困る」

なんぞと、言うと思うほうがどうかしている。しかも、それを受けたとする相手が米軍の提督。いくらアメリカ人が白人様で偉いと言ったって、一国の総理大臣と提督ごときでは格が違うわい。そんなことを政府の公式意見として合衆国政府に伝えたなどと記事にするなんて、誰が読んだって新聞屋のほうがおかしいだろ。例えて言うと、貧乏人の家のヘタレ亭主が、隣の金持ちのやくざ者の家の息子の小学生に、「お前んとこの親父(おやじ)に、最近気合い入ってねェんじゃねえか、って言っとけ!」なぞと呟いて見せたのを、隣近所中で本気にするようなものなのである。

 多分、アホでもわかるこの記事のおかしさに、各紙の記者さんたちも、特に若い記者はすっかり気づいていて、「あのう、デスク、この記事やっぱりおかしくないですか?」とか上司に聞いてると思うんだわ。ところがデスクから

「バカ者っ。新聞ってのはなあ、記事が正しい正しくないなんて、そんなもんどうだっていいんだ!!売れるかどうか、読まれるかどうか、部数が伸びるかどうか、数字がすべてなんだよ!!アホ読者どもがワアワア騒いでナンボなんだよ。甘ったれたジャーナリスト気取りしてんじゃねえ、テメェみたいな餓鬼ぁ、肥溜めの取材でもして勉強しなおしてこいバカタレが!」

みたいな、最新流行パワーハラスメント風に怒鳴りつけられ、変な記事を書かされ、出さざるを得ないんだよ、多分。

 私はSEALDsなんて連中は大嫌いだが、あいつらはいいことも言ってる。いわく、「国会議員の先生方も、個人で考えてください」と。

 新聞の記者さんたちも、帝國大朝日新聞に見放されたら生きていけないだなんて思い込まされた挙句、社長やデスクに怒鳴りつけられて、その言いなりにヨタ記事載せたり書いたりするのなんかもうやめて、皆さんの大好きなSEALDsの言うことでも参考にして、個人で考えたらどうかね、ハッハッハ。まあ、給料もらえなくなって、暮らしていけなくなるけれどもさ。

テレビ屋も令状を取れ

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 この男、後藤輝樹のあほうもない映像、ちんこだのまんこだの連発の記念碑的政見放送を見ていて、ふと、先日の狂人による大量殺人事件との関連を思った。

 相模原の狂人は、「自分は人のためになることをしたのだ」という。

 これが否定されるのは、「この男如き者が独断で刑を執行する資格など、ない」からである。植松何某ごとき狂人には、たとえ自ら正義だなどと理論づけたところで、人を殺す権限などないのだ。

 そうすると、である。翻って、放送局やマスコミは、果たして、「法執行機関」なのだろうか?表現の自由をはじめとする基本的人権を保持する個人が発出したものを切り刻み、何を言っているかわからないように強制的に改変することが許されるのだろうか?

 否、企業には強制的に法を執行する権限はない。

 常識に照らせば、なんだいやらしい、バカじゃねえのか、この後藤何某の映像など一切放送するな馬鹿野郎、という感じはする。個人的にはこれは「×」だろう、とは思う。だが、その主張を強制的に切り刻み、改変したり停止したりする執行権限は、一企業に過ぎない放送会社にはないのではないか?

 放送会社は、「この映像はどうすればよいでしょうか」と、裁判所等の令状でもって放送の是非の許可を得るべきではないだろうか。

 例えば警察では、覚醒剤をばらまき、人を殺し、物を盗み、詐欺を働くような、誰がどう見たって死んだ方がマシな糞のような奴をしょっ引くのにだって、裁判所に伺いを立てて、令状を取るのだ。

 同様に、テレビ会社も強制的な執行をするためには、すべて法執行機関の判断を仰がなければならないのではないだろうか。

洗脳

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 特に思想的な面で、人と違った考え方を聞いたりそういう人を見たりすると、すぐに「あなたは変な思想を注入され、洗脳されている」などと言い出す(ヤカラ)が多い。

 私は以前から他人にそう決めつけられることが多い。ああ、どいつもこいつも、なんでこうなんだ、と思う。

 私はこれを「朝日新聞病」と名づけてみた。私にとってはむしろ憫笑(びんしょう)・冷笑の対象である。

 私としては悔しいことだが、朝日新聞はある意味、日本の知性を代表してきてもいるので、朝日新聞を熟読することは知性の指標でもあった。ゆえに、一定程度以上の賢い人は朝日新聞をよく読む。そのため、ほぼ全員が朝日新聞に洗脳され、妙ちくりんな歪んだ思想を持つようになるのだが、逆に彼らから見ると、私のような知性のかけらもない男は、「洗脳された歪んだ思想を持った男」に見えるのである。

 私も相手も、どっちも似たりよったりだが、決定的な違いがある。それは、私のような人物は絶えざる批判と蔑視に晒され続けているため、「歪んだ思想を持った偏った男」と呼ばれることを正面から受け止め、自分自身をよく検証し、振り返り、自分をそのように見てみるという経験も多く積んでいるのに対し、アッチではほとんどそんな経験はなく、自分の無邪気で無責任な正義を信じて疑っていないことである。

 一度、朝日新聞の流儀を疑ってみたほうが良い。「私はひょっとして間違っているのだろうか」「私は、もしかして洗脳されたのだろうか」と、深刻に悩んでみるべきである。

ああ、いいね

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 たまぁ~に、新聞・雑誌にもこういういいことが載るから、9割嫌いでも、1割好き、っていう。


 ……でも、やっぱり9割嫌い。

死亡率100%の恐るべき化学物質

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 「ゼプリオン」という精神病薬のことがニュースになっていて、少し「あれ?」と思った。

 ゼプリオンなんていう薬のことはこれらの報道で初めて知ったが、それにしてもしかし、ダメじゃん、こういう記事書いたら。だから新聞屋は好きになれないんだよ。こういう記事で人々を脅し、操り、洗脳しようとしている。

 だってさ、85人、ったって、「何人の人に投薬した結果なのか」ってことがどこにも書かれてないんだもの。

 どこの記事でも、この全投薬数の「分母」がごまかしてあって、書かれていない。悪意を感じる。

 厚生労働省のサイトで調べると、平成25年(2013)11月から平成26年(2014)4月までの、だいたい半年の間に約1万人に投薬した、ということであるようだ。このリンクの資料の1ページ目の上のほうに10900人に投薬したと書いてある。

 さて、ではちょっと屁理屈を()ねてみよう。厚生省のサイトで、平成27年(2015)の日本人全体の死亡について調べると、人口1億2千5百25万2千人、そのうち死んだ人は130万2千人だそうである。この数字については、平成26年(2014)のものを使おうと、平成25年(2013)のものを使おうと、大戦争などをしているわけではないから、そう違いはない。

 この人口から、ゼプリオンという薬を投じられた人数、1万を引く。ただし、先に挙げた厚生労働省の資料では半年で10900人となっている。1年で1万人、ということにはならないし、だからと言って単純に1年で2万人、ということにもならない。投薬された人の数は時期によって増減もしているだろう。この点は含み置く必要はあるが、今から私が述べることは、「2万人」という数字を使った方がより強く述べることができてしまうので、ここでは「最も控えめに述べた場合の数字」である1万人を使おう。

 次に、ゼプリオンで亡くなったとされる85人を1年で亡くなった人に換算する。「2年余り」という新聞の表現には「余り」というところにゴマカシが紛れ込ませてあってわかりづらいが、まあ、2年3ヶ月くらいにしよう。2.25年だ。

\cfrac{85}{2.25}\simeq 38(人)

 これを、日本人全体の死亡者数から引く。

 次に、この二つの数字で、「ゼプリオンのせいで亡くなったとされる人以外の死亡率」を出す。……まあ、厚生省の数字は千人単位でまとめてあるから、意味がないっちゃあ意味がないが、それでもあえてやってみる。

\cfrac{1302000-38}{125252000-10000}=1.04(\%)

 1.04パーセント、つまり、10000人あたり約104人の人がゼプリオン以外の原因で亡くなる。

 ゼプリオンの死亡率は\cfrac{38}{10000}=0.38(\%)である。

日本の死亡率一般 1.04%
ゼプリオンを投与された人の死亡率 0.38%

 つまり、「ゼプリオンを注射してもらったほうが、普通の人よりよっぽど長生きする」という計算も成り立つ、ということだ。

 以前、

「飲むと死亡率が100%に達するという恐るべき化学物質がある。それは水素原子と酸素原子が一定の特殊な結合をしたものだ。この物質と死亡率との間には、統計学上完全に有意な相関が証明されている。平成25年に亡くなった全ての人のうち、およそ90%以上の人が、亡くなる6ヶ月前までにこの化学物質を摂取するか、それに触れるかしていたことが明らかになっている」

……などという冗談を聞いたことがある。つまり、「水を飲んだことがある人は100%死ぬ」という冗談である。そりゃ、人間、誰だって水は飲むし、それとは関係なくあらゆる人間は死ぬ。これは冗談なのだが、上記「ゼプリオン」の、「ゼプリオンを投与されると、なんと!85人もの大量の人が亡くなる!!」と言うような報道っぷりは、この「水の死亡率」の冗談に近いものがある。

 多分、報道されていない行間があるのだろうと思う。肉親を亡くした方々には本当に同情するし、そういう方が薬害を疑い、「もう少し詳しく調べ直してくれ」と願うのは当然のことだ。

 が、そういうことをこそ、新聞屋はきちんと冷静に書いてほしいものだ。だって、「母数は10000人です」とか書くのに、そんなに紙面が必要か?取材や執筆に必要な微細な手間暇を惜しんでいるようには思えない。ごまかし、隠し、煽り、洗脳し、特定の思想や勢力に従わせようとしているとしか思えないのである。

すみません私には

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 すみません、私にはこの会社側の対応の何が悪いのか、さっぱりわからないんですが……。

 多分、記事になっていない、何らかの行間があるのだとは思うが。新聞の記事なんて信用できないしな。

 まあ、こういうの、これから増えるんだろうなァ。それを職場として受け入れていかなくちゃならないとすると、企業の経営者は大変だ。男便所、女便所の他に、性同一性障害の男用、逆に女用、などと用意していくとする。そうすると、性同一性障害なんてものは男の体で精神が女、あるいはその逆、ってだけの単純なものばかりじゃなく、男の体で性転換して女の体で、精神は男、とかいうなにがなんだかわかんない複雑な病態の人もいるんだから、そういう人用まで全部準備しなくちゃいけない。更衣室も同じだ。

 多様性を受け入れる、ってことだと、問題は性だけではない。嗜好や趣味、個人の性癖なんてものは百人百様だから、たとえば更衣室や便所なんて、100人の社員に個室で100個用意しなけりゃならなくなるぜ。

 そんなにまでして、多様性の受け入れのために耐え忍ばなくちゃならんのだろうか。多様性のほうでコッチに合わせてくれたっていいじゃないか。

ああ、よかった

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 良かったよ。蓮舫なんか出たら、それこそ当選しかねないもん。いや、こんなこと言ったら東京都民、東京都の有権者の民意をバカにしているみたいだけど、東京都民って、最近どうかしてるからなあ。舛添センセだって、私みたいな無責任男は「ざまあ見ろ」みたいなこと言ってるけど、こんなの調子に乗って叩いてるだけでさ。

 ここまで来ると、なんだかそぞろ哀れ、惻隠の情と言うか、そういうものまで催して来るもんな。

 自分たちで圧倒的に勝たせといて、ちょっと新聞屋なんかが書いたら、もう、連続集中イジメ攻撃だもの。

 テレビで目立ってる奴とかについつい票入れちゃうんだよ。中身なんてお構いなしだもん。まあ、それでもマック赤坂とかドクター中松なんか当選させないだけの知能はあるんだけどな。……しかし、マック赤坂あたりのほうがまだマシかも知れんぞ、こうなってくると。

 ドッチにしたって、俺ァ東京都民じゃねーから、全然関係ねーけど(笑)。

へへ、もっと言え

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 ああ、いいね、この記事。好きだわ。

カナダのブン屋も腐っとる

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 (おう)()という中国の外務大臣も、駐日大使時代から鼻持ちならない腹の立つ野郎だったが、しかし、ヘンな質問したカナダ人記者ってのも、お前はアホか、という感じだよな。ブン屋風情がなんで大中国の外務大臣に意見なんか言うんだ。

偉さと馬鹿

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 世の中を仕切っている連中はどうしてどいつもコイツも、こうも馬鹿揃いなのだろうと思う。馬鹿に引き摺り回されてどんどん変になっていく世の中。それこそ末法の、そのまた行く末を思うと暗澹たる気持ちになる。

 だって、テレビや新聞で政治家のやっとることなど見てごらんなさい。政治家を例に出すのが極端だとしたら、自分の上司や会社の重役なんかをよく思い出そう。バカを通り越して、さながら魑魅魍魎、猟奇老獪、宇宙怪奇、百鬼夜行みたいなものに思えてこないだろうか。

 ところが、ふと気づいた。

 「馬鹿でないと世の中は仕切れない」のだ。

 そうすると俺の場合、天与のインテリジェンスが邪魔をして世の中を仕切る役どころはつかめなかった(←既に過去形で書いているところが大切なところ)、ということになるのう、キッシッシ……。