Bluetoothレシーバの音飛びを正常化

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 日常ソニーのBluetoothレシーバ「SBH50」を愛用している。素人が音楽を楽しむ分には音質も良く、何より配線がぶらぶらしなくてよい。

 外出中や通勤中などはスマートフォンと組み合わせているが、自宅では愛用のモバイルPC「ASUS TransBook T100 Chi Z3795」と組み合わせ、快適に使用している。複数の機器とペアリングしておけるので、切り替えて使用できるほか、PCとスマホの2台で同時に待ち受けするなどの芸当(マルチポイント)も可能である。

 さて、昨日ごろまで何の支障もなく美しい音色で楽しめていたのだが、ふとダウンロード購入したスピッツの「空も飛べるはず」を聞こうとレシーバを接続したところ、激しい音飛びが生じるようになり、ほとんど聞き取れないまでにおかしくなってしまった。

 これを改善し、正常化させることができた。

 正常化させるにあたってネット情報を渉猟したのだが、効果のある要領についてどこにも書かれておらず、参考になる事項がなかった。そこで、その経過と改善要領を以下に簡単に記し、ネットに放流しておきたい。こうしておくことで、誰か他人様(ひとさま)の役に立つこともあるだろう。

  1. 症状
  2.  前掲PCに接続して音楽を聞こうとしたところ、数日前まで正常だったのに、音が激しく途切れるようになってしまっており、音楽などがまるでノイズのようにしか聞こえず、正常な利用ができなくなった。

     ハンズフリー・ヘッドセットの機能の方は正常であり、音飛びも発生しない。

  3. 処置
  4.  ASUSのサポートホームページの「ドライバーとツール」から、最新のオーディオ・ドライバをダウンロードし、インストールした。ダウンロードしたのは64Bit版の「Realtek Audio Driver(2015/08/13更新)」である。

  5. 結果
  6.  正常化した。

  7. 処置に至るまでの経過
    1. 症状の切り分け
    2.  PCのスピーカーからの音と、PCのイヤホンジャックに直接ヘッドフォンを接続した場合の音はどちらも正常だったので、はじめは「PCのサウンド関連スタック等の障害ではない」と考えた。(しかし、結果から言うとそうではなかった)

       Androidスマートフォンに接続し、使用してみた。正常に音楽を聞くことができたので、Bluetoothレシーバ側の問題ではないと考えられた。

       また、上記は同じ室内、同じ机の上で試したので、WiFi等の電波環境は同一であり、電波の干渉等の問題ではないと考えられた。

       このBluetoothレシーバはスマートフォンのアプリ経由でファームウェアをアップデートするようにできているので、この時についでにファームウェアのバージョンを確認したが、本日現在の最新バージョン「1.3.A.0.2」であった。

    3. 試してみたが効果のなかった処置
      •  PCの再起動
      •  Bluetoothレシーバの電源のON/OFF
      •  Bluetoothレシーバの初期化
      •  PCとBluetoothレシーバの再ペアリング
      •  PCのオーディオ・デバイスのプロパティで、Bluetoothレシーバを「切断」し、しばらくしてから「接続」
      •  PCのオーディオ・デバイスのプロパティで、Bluetoothレシーバを「無効」にし、しばらくしてから「有効」に
      •  デバイスマネージャからBluetoothレシーバのドライバを更新
      •  デバイスマネージャからBluetoothレシーバのドライバを削除し、PCを再起動してドライバを再インストール
      •  デバイスマネージャからBluetoothを使用する他のデバイス(キーボード・マウスその他)のドライバを全部更新

Bluetoothもの二つ

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 Bluetoothマウスの小さいので、エレコムから「折り畳みタイプ」が出ていて、前からこれが欲しいなと思っていた。

 そんなに高くないので、 昨日の帰り秋葉原ヨドバシへ寄って買った。

 プラスチックのキャップに格納するようになっており、散らかった鞄の中に他のものと一緒くたに放り込んでもボタンなどが押されたりしない。使う時にはこのキャップを反対側に差し込むとマウスとして使いやすい大きさに変身する仕組みだ。実に便利だ。

 Bluetoothマウスは実は意外に高く、ロジクールのだと2000円~3000円はする。なので、このエレコムの1850円というのは安い。

 貰ったレシートをふと見たら、ポイントが6千ポイント以上ある。それなら、ポイントでアレ買おう、と、これも前から欲しいなと思っていたソニーのBluetoothレシーバーを選ぶ。「SBH50/B」というやつだ。

 FMラジオなどが付き、携帯電話の操作もいろいろとできる。ちょうど今持っているDRC-BT30というやつ、長いこと使っているのだが、コネクタ部分のキャップが壊れたりして、不便だったのだ。

 商品棚の表示は5400円ほどだったので、そのつもりでレジに並んだら、実際は4990円で得した気分になった。勿論、たまったポイントだけで間に合う。

 帰宅して音を聞いてみると、今使っているのよりうんと低音がきいて、いい。機能も豊富で、FMラジオの感度もよい。携帯電話に接続すると、液晶ディスプレイには漢字で発信者の名前が出たりする。

 また、同時に2台の携帯電話等に接続できる。まあ、この機能のほうは、当面私には必要ないが……。

 

デジタル欲しいなあ(笑)

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 身辺にデジタルがないと、死ぬ、……という、ごく当たり前の体質をしている。……えっ、当たり前じゃないですか? 普通、デジタルないと死にますよね今日(きょう)び。

 洒落(シャレ)はさておき、そうは言うものの、尊敬するスタパ齋藤氏みたいに目につくデジタルを片っぱしから買いあさっていては、本当に死んでしまうから、まあ、普段はウィンドウ・ショッピングがせいぜいのところだ。

 それと、デジタルは持っているだけではつまらないから、どれもこれも使いこなすように心がけている。デジタルを使用して、デジタルとはあまり縁のないような事柄、花鳥風月を愛でたり、俳句を詠んだり、ピアノを弾いたり、文字列を出力したり、そういうふうでありたいと思い、実際そのようにしている。そうなると、いきおい、死蔵するものはあまりないし、多くは買わない。眺めるだけだ。

 ま、基本、貧乏人ですし。

 今日も帰りに秋葉原ヨドバシに寄って、世間をウォッチすると同時に、いいなあと思っているデジタルを眺める。

 前から欲しいなあと思って我慢しているコンデジ、CanonのIXY 190がどうなっているか、棚を確かめてみた。

 驚いた。1万4千円台で在庫数台、とある。

 初夏頃からなんとなく見続けていたのだが、うわさに聞くところ、春の熊本地震で重要素子の調達がままならず、ネット販売の値付けでは2万円台まで付けたほか、たしか先月頃のヨドバシ店頭でも1万9千円台であった。在庫も長いこと払底(ふってい)したままで、秋葉原ヨドバシでは値札の脇に、「入荷についてはお問い合わせください」というようなシールが貼り付けられたままであった。

 先々週頃立ち寄った時に、たしか1万6千円台になっていて、思わず店員さんに「ずいぶん値動きが激しいですねえ」と話しかけたら、店員さんは(そういう答えにくい話しかけには返答いたしかねます)というような微笑を浮かべて、一言も答えなかったことだった。いろいろと斯業界の事情があるのだろう。

 それが今日は1万4千円台である。よほど買おうかと思ったが、無駄遣いは家計の邪魔なので、我慢する。

 オーディオ売り場へ行き、Bluetoothレシーバーのいいのがないかな、とほっつき歩く。

 SONYのSBH50というのがなかなかよさそうだ。ラジオも聞けるようだし、液晶ディスプレイで凝った芸当ができるようで、それで5千円台。

 が、まあ、無駄遣いするまいと、これも我慢。

ASUS TransBook T100Chi Z3795のBluetoothキーボード使用のコツ

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 標記の2in1タブレット・ノートを購入し、先日来愛用している。

 このノートPCのドック・キーボードは、本体とはマグネットで「カチッ」とはまるだけであり、接続にはBluetoothが使用される。

 このため、キーボードの省電力機能でBluetoothが「お休み」になる。しばらくネットの閲覧のみが続いていて、ふと何か入力しなければならなくなったような場合、急にはキーボードが立ち上がらず、さりとて立ち上げのために適当なキーを押すと、画面上のコントロールの思わぬショートカットなどにヒットしてしまったりして困ることがある。

 こんな時は、「Ctrlキー」を5秒ほど押し下げ、離すとよい。スムーズかつ無害にキーボードが立ち上がる。

無線LANアクセスポイント新調

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 長いこと使っていた自宅の無線LANアクセスポイントが壊れてしまった。だいぶ古いものだったので、まあ、あきらめのつく範囲。

 早速Amazonで間に合わせ、5GHz対応のを買う。BUFFALO WSR-1166DHP2/N。

 Bluetoothと干渉しないので、なかなか快適。

 かねて注文していたタブレットの革カバーも届いた。なかなかよくできている。取り外しできるキーボードとタブレット部分について、どうなっているのかな、と思っていたが、絶妙な余裕が革に持たせてあり、うまく取り外せるようにできている。

無線SDカードとBluetoothマウス

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 無線SDカードとBluetoothマウス、昨日欲しいと思ったところだ。

 帰りに秋葉原ヨドバシに寄って、買った。

 無線SDカードは、これまでは「Eye-Fi mobi」を使っていたが、どうもEye-Fiデスクトップアプリと使っているPCの相性が良くないので、別のにした。東芝のFlashAir。8GBで3360円。

 これはなかなかいい。Eye-Fiのように特殊のプロトコルでサービスされるのではなく、Windowsファイル共有プロトコルでサービスされ、カメラ内に「普通に共有フォルダが見える」。このほうが使用感は自然だ。

 あと、ロジクールの「m557」という品番のBluetoothマウスを買った。2280円。単3乾電池2本内蔵で多少重いが、電池は交換なしで1年もつということで、まあ、許容範囲だ。

 買うとき気づいたのだが、無線マウスは意外にBluetoothのものが少なく、専用のUSB受信機とセットになっているものが多い。買う場合は注意が必要だ。

Bluetoothのマウスほしい

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 Bluetoothのマウス、一つほしいよな……。あと、無線SDカードも何か相性が悪いから、新しいのが欲しいな。

最近の一般向けワンボード・コンピュータ、なかんづく「Arduino」「Raspberry Pi」の状況

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平成28年2月
JISTA ML リレーコラム 第1回
会員 関東支部 jista1197 佐藤俊夫

1 はじめに

 このところ、若い方やDIYなどを楽しむ一般の方向けに、ワンボード・コンピュータが売られています。しかも、相当な売れ行きであると仄聞(そくぶん)します。

 「Arduino」や「Raspberry Pi」、「IchigoJam」「Intel Edison」「mbed」と言った製品名を聞いたことがある方も多いでしょう。秋葉原を歩くと、店の表にこれらのカラフルな箱が山積みになっています。また、イタリア人マッシモ・バンジ氏の「TED」スピーチを見たことがある方もたくさんおられると思います。

 数年前から、普及価格帯の3Dプリンタが出現してきたことにより、一般人でも小規模の製品を作り、それを世に問うようなことが可能になってきました。そこから、「Makers Movement」と言われる流行が盛り上がりはじめました。これはオープンソース・イノベーションの自然な興隆ということに加えて、出版と連携した一種のマーケティングの成功であるとも言われているようです。ちなみに、この「Makers Movement」について著書を出し、流行に火をつけたのはクリス・アンダーソンと言う人ですが、この人の名を覚えている方もJISTA会員の皆さんには多いことでしょう。そう、かの「ロング・テール」の著者その人です。

 古くから言われる「DIY」と、最新流行の「Makers Movement」との違いは、そこに「ネット」が介在するか否かだ、と言ってもよいと思います。物を作る上での発想やハウ・トゥ、設計図、使用感などは、インターネットを通じて迅速に共有され、改良が加えられ、更に共有されます。

 こうしたことを背景に、3Dプリンタを使用してものを作り、作ったものへデジタルやITのパワーを盛り込むことが広く行われるようになりました。ものへデジタルやITのパワーを盛り込むのには、廉価なワンボード・コンピュータがうってつけだというわけです。

 実際、巷間ではArduinoがこれまでに100万台、Raspberry Piが700万台売れたと言われていますから、これらのワンボード・コンピュータは、ITのプラットフォームとして無視できない勢力になっていると言えます。また、これらは安価に数を得られることから、「IoT」流行の趨勢とも関連する雰囲気が濃厚に感じられます。

 私は仕事の上ではこれらと関わっておりません。しかし、その一方で、ITストラテジの道というものは、ITワールドを形作るもののうちの何が将来の影響要素としてつながってくるかわかりません。そうしたことから、これらワンボード・コンピュータを体験しておくことが何かの足しになることもあろうと思い、ArduinoとRaspberry Piを少しばかりいじってみておりましたところ、ちょうど今般リレーコラム執筆の機会を頂きました。

 そこで、この機会をお借りして、ArduinoとRaspberry Piについて、その状況などを簡単に紹介させていただきたいと思います。

2 Arduinoについて

 「Arduino」はイタリア人のマッシモ・バンジ氏を中心に、平成17年(2005)から開発が始められたワンボード・コンピュータです。バージョンアップや派生を含め、既に数十種類の製品があります。現在店頭で入手可能な製品には、代表的な「Arduino UNO」があり、これは本日(平成28年2月7日)現在、税込み2,940円で手に入ります。

 その特徴に、次のようなことを挙げることができます。

○ ハードウェアが「オープンソース」であること。

 仕様も設計もオープンで、一般人がネットから基盤のパターンなどをダウンロードしてそっくり同じものを製作することも可能です。また、そのため、世界中にArduinoのクローンを作っている企業やグループがあり、それら自由なクローンの種類を数え上げることはもはや不可能と言う状況にあります。

○ 開発環境が無料で配布されていること。

 開発環境は統合環境(IDE)になっており、これも無料です。様々なライブラリが日々提供され続けており、一般に入手可能なほとんどのハードウェアやIC、電子素子などを扱うためのライブラリがGitHubなどですぐに手に入ります。

○ アナログ入出力、デジタル入出力が簡単に可能であること。

 「Arduino UNO」の場合、基板上にはデジタルI/Oが14本、アナログINが6本、アナログOUTが6本あります。これにさまざまな電子部品をつないで制御することができます。

○ C++で簡単にプログラミングできること。

 従来の「マイコン」はアセンブラ一辺倒でしたが、ArduinoはC++でプログラミングでき、しかも、ややこしいハードウェア・アクセスはC++のクラスの中にすべてカプセル化され、手軽に扱うことが可能になっています。ユーザはオブジェクトを生成し、入出力ピンを開いて読み、書くだけでさまざまなことができます。

 こうした特徴があるため、Arduinoを使用すると、一般人がデジタル・プロダクトを簡単に製作することができます。

 かく言う私も次のようなことを試しました。

「スマート・ファン」

 安物の扇風機にArduinoとEtehrnetインターフェース、温度センサをとりつけ、Webサーバをこの扇風機に実装してブラウザから制御できるようにし、温度によって風量を変え、1/fゆらぎ送風ができるなど、ものすごく無駄にリッチ化した扇風機です。

 1980円の安物扇風機をめっちゃ高機能化(笑)して、結構遊べました。

ウェブ扇風機

「メールサーバ監視ランプ」

 メール来着状況を監視し、ランプの色で教えてくれるもの。昔はISDN用のルータにこうした機能があり、パソコンのスイッチを入れていなくてもメールチェックのタイミングを教えてくれて便利だったのですが、今はこういうものがなくなってしまったので、意を決して自作したわけです。実は、今はスマホでこれは出来てしまうのですが、LEDの輝度のパルス幅変調などを試して遊ぶのに格好の題材でしたので、あえて試してみました。

メールサーバお知らせランプ

「多機能リモコン」

 赤外線リモコンのある電化製品を、Webで制御するようにしたものです。パソコンからでも、スマホからでも操作できます。赤外線LEDは秋葉原などで100円ほどで手に入りますので、これを試す人は非常に多いようです。

いよいよ多機能リモコン

「モーターで動くおもちゃの類をデジタル・パワードにする」

 おもちゃにArduinoを積み込むと、男の子などは大変喜びます。ここでは、モーターで動く自動車に超音波センサをとりつけ、自律制御させるとともに、その自動車にデジカメを乗せて動画を撮影しています。

虫瞰(ちゅうかん)カメラ

 私には男の子供はありませんが、私自身が男の子じみた中年(笑)ですので、みずからこういうことを試して遊びました。

 このように、Arduinoを使うと、手軽にさまざまな機器を制御したり、デジタルパワーを盛り込んだものを作ることが可能です。

 伝統的にArduinoにはAtmel社のマイコン「AVR」シリーズが使われていましたが、最新の製品「Arduino 101」にはIntelのCurieが採用され、Bluetoothや6軸の加速度ジャイロセンサーが搭載されるなど、大変高機能化しています。

 さて、目が離せないArduinoですが、昨年ごろから、長年Arduinoを牽引してきた5人の人たちが仲違いし、分裂騒動を起こしてまだ決着がつかず、もめているようです。Arduinoコミュニティは既に大きなものになっているので、この騒動は残念なことであり、かつ、目が離せないところです。

3 Raspberry Piについて

 「Raspberry Pi」はイギリス人のイブン・アプトン氏を中心に、Raspberry Pi財団というところが開発しているワンボード・コンピュータです。SONYなども深くかかわっていると聞き及びます。

 平成24年(2012)に最初のモデルが発売され、バージョンアップ等で数種類の製品があります。現在店頭で入手可能な製品の代表的なものに「Raspberry Pi 2 Model B+」があり、これは本日(平成28年2月7日)現在で税込み5,000円です。

 次のような特徴があります。

○ れっきとした「PC」であること。

 前述のArduinoは「マイコンボード」であり、OS等は載っておりません。しかし、Raspberry PiはSoCを利用するれっきとした「パソコン」で、OSを載せて作動します。主としてRaspberry Pi用に最適化されたLinux(「Raspbian」というディストリビューション)が作動するほか、マイクロソフトからは「Windows 10 IoT core」というWindows製品が、なんと無料でコントリビュートされています。余談、最近のマイクロソフト社の変革ぶり、オープンソースやフリーへのコミットぶりには驚くばかりです。それだけ、IoTにからむ製品に注目しているということでしょう。

 また、HDMI端子やUSB、Ethernetの端子を基板上に標準で備えているので、キーボードやマウス、ディスプレイをつないでPCとして利用することができます。

○ あらゆる開発環境が利用可能なこと。

 「Linuxマシン」なので、Linuxで利用できる開発ツール類は全て利用できると言って過言ではありません。Raspberry Piになじみの良いのはPythonで、入門本などにはPythonの作例が多く載っております。他にRaspberry Pi向けに最適化されたビジュアル言語の「Scratch」などもあります。しかし、別にこれらにこだわる必要はなく、GCCが走りますから、C/C++も使えますし、他にシェル、PerlやPHP、Ruby、Javaも扱えます。極端な話、g77をインストールして「FORTRAN」でハードウェア制御を行うことも可能でしょう(聞いたことはありませんが……)。私などは、RubyやPythonに暗いので、CやPHPでRaspberry Piのプログラムを書きました。

 エディタやIDEも、自分が使い慣れた好きなものが使えます。私はviが好きなので、Raspberry Pi上でももっぱらviを使っています。

○ 簡単にデジタル入出力が可能なこと。

 「GPIO」と呼ばれるデジタル入出力端子を豊富に備えていますが、これらは、ユーザからはUNIXで言う所の「ファイルシステム上にあるスペシャル・ファイル」に見えます。ですので、このファイルをオープンし、読み、あるいは書くだけで外部に入出力ができ、ハードウェアの制御が可能です。

○ あらゆるミドルウェア等が利用可能なこと。

 Linuxであるがゆえ、Linuxで使えるミドルウェアなどはほとんどのものが利用可能です。例えば、MySQLやPostgreSQLなどのRDBも扱えます。また、ApacheなどのWebサーバ、sendmail、DovecotなどのPOP/IMAPサーバなども走ります。

 こうした特徴があるため、既存のオープンソース・ソフトウェアを用いて、相当複雑なことも可能です。

 Arduinoと違って、Raspberry Piは単体ではアナログ入力ができません。そこで、私はRaspberry PiにADC(アナログ・デジタル変換)のICを接続し、これにサーミスタを取り付け、Apache+PHP+C言語を使用して「ウェブ温度計の製作」などを試してみました。

Raspberry Piで温度を測ろう

 また、PHPでハードウェア制御もできます。私はこんなふうに、PHPを使用して、Webインターフェイスにより家電製品のスイッチをオン・オフすることなどを試しました。

そうか、PHPでもモノにつながるな

 Arduinoに比べてRaspberry Piの歴史は浅いのですが、その出荷台数などから見ても新進気鋭の勢いを持っており、躍進中であると言えます。

 もともと5,000円ほどの値段で、高価ではないRaspberry Piですが、昨年(平成27年(2015))11月に流れたニュースでは、なんと650円(5ドル)という驚くべき価格の製品「Raspberry Pi Zero」もラインナップに投入されました。

Raspberry Pi Zero

 この値段と大きさでLinuxが走るのですから、驚きです。さすがにEthernetはついていませんが、USBの無線LANドングルを接続すればネットにつながります。

 「Raspberry Pi Zero」は、この値段と大きさのゆえに数量を稼ぐことができますから、IoTにからむ何らかのブレイク・スルーをもたらす可能性も相当にあると言えるでしょう。

4 むすび

 私などが若い頃には、ワンボード・コンピュータというとNECのTK-80にとどめを打ったものです。一定の年齢層の人には大変懐かしいものの一つです。

 他方、ここまで触れましたように、現在のワンボード・コンピュータは長足の進歩を遂げており、ますます興味の尽きないものに変貌しております。

 今回紹介したものは一般向けのものなので、エンタープライズでの応用については、別途考察と検討、研究が必要であると思われますが、既に一般向けには広く普及していることから、早晩業務用途にも応用が広がることが想像されます。

携帯電話のBluetoothが壊れる。

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 愛用の携帯電話、SONYのSO-04E「Experia A」のBluetoothが接続できなくなってしまった。

 修理に持っていくと、運よく3年間の保証が利いており、無料で修理できる運びとなったが、データのバックアップや手続きに、窓口で2時間ほども要する始末であった。しかし、特に急いでいるわけでもなかったので、窓口のお兄さんと雑談して、昨今のドコモの新製品事情など、いろいろと聞いた。

 知らなかったのだが、「Nexus 5X」はドコモからも出しているという。Nexusは、以前は直販とイー・モバイルからしか出ていなかったが、ドコモも競争のためであろう、この5Xからラインナップに加えたものだそうな。

 代機を出してもらう。最近はおサイフケータイなども、機種変更手続きをすればクラウド経由でサクッと移行完了である。

 修理には10日ほどかかるという。

とかなんとかブツブツ言いつつ……

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 Windows 10へのアップグレードはあっけなく終わってしまったが、Bluetoothのスピーカーが鳴らなくなってしまった。