おっ、葛飾応為か

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 明日、葛飾北斎の娘、葛飾応為(おうい)を題材にしたドラマがNHKで放映されるという。

 これは面白そうなので、録画予約をして見ることにする。

 確か同じ題材で、だいぶ昔、「北斎漫画」という映画があったと思う。緒形拳・西田敏行・田中裕子出演だったか……。ちゃんと見ていないので、どんな作品かよく覚えていない。

認められぬ

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 NHKスペシャル「戦慄の記録 インパール」を見る。

 インパール作戦に関して、何度読み、何度聞いても、酸鼻、酸鼻、ただ酸鼻、これである。

 ただ、インパールが無謀だったというなら、はなから大東亜戦争のすべてが、始めから終わりまで、なにからなにまで無謀であったというべきだろう。

 悲しくてならないのは、ごく一部の戦後世代が、その愚劣な作戦指導にもかかわらず、航空特攻を美しく潔い武士道ででもあるかのようにもてはやすくせに、ニューギニアで、ガダルカナルで、アッツで、サイパンで、硫黄島、沖縄で、無論このインパールで、泥まぶれ、血まみれ、糞まみれとなり、病み、飢え、狂い、焼かれ爛れ、砕かれ、痛みと絶叫の中で死んでいった兵たちを、いやそれだけではない、広島で、長崎で、東京で、大阪で、満州で、シベリアで、焼かれ四散し、刺され犯され切り刻まれ、あるいは飢えて死んでいった人たちを、美しいとか潔いとかよくやったとか言ってやる者などまったくの皆無であり、その死の重さ、命の値を誰も認めないことだ。もっと言おう、誰もその責任をアメリカにもイギリスにもオランダにも中国にもロシアにも求めないことが、悲しく、悔しくてならない。

鎮魂の祈りを北辺へ

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 終戦日にちなむ4日間の放送の3日目だ。昨日、一昨日は翌日録画で見たが、今日はほぼ放映と同時に見た。

 今日の放映はどうもいただけなかった。国家体制の愚劣、現地軍の無能が全ての元凶だとでも言いたげな番組編集には不快感を覚える。

 また、樺太が、日露戦争終結間際、明治38年(1905)7月7日から始まる樺太侵攻作戦によってロシアから奪取した領土であったということや、この昭和20年の樺太戦当時、早期停戦のために日本から差し向けた軍使がソ連側に射殺されたことなど、触れなければならない重要な事項が番組内で触れられず、抜け落ちてしまっている。

 どうも、前二日の番組と、制作骨子が異なるようだ。

 日本の指導層と軍部がどれだけ腐っていたかと言う糾弾のみに終始し、ソ連の卑劣に言及することが一切ない番組の編集方針は、残念ながら不可と言わざるを得ない。

 したがって私はここから、番組の制作陣が期待するような反戦や文学的悲嘆などは学ばない。私が改めて確信することは、

「断固としてソ連(ゆる)すべからず」

……すなわちこの一点あるのみ、である。

 ただ、それと現地住民の痛み苦しみは別である。今となっては亡くなった数多のひとびとの鎮魂を祈るよりほかはない。

学や知や罪や

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 昨日放映のNHKスペシャル「731部隊の真実」の録画を見る。

 ハバロフスク裁判の録音テープの証言は、少し変だ。登場する衛生兵の古都なる人物の証言は、昔の人であるにかかわらず、妙に棒読みっぽく理路整然としており、言い間違いや「あ~、え~……」と言った間つなぎ声も入らず、あまりに淀みがなさすぎる。変だな、と思わせるに十分だ。ただ、当時の記録として一級品の資料であることには変わりはなく、価値は不自然さなど補って余りある。

 今は軍事研究と言うと「忌まわしいもの」「ゾッとするもの」という感じを多くの人が持つのだろうが、昔の日本や、今でも諸外国では、博士や教授が「私の研究室では軍関係のものも扱っておりまして」などというと、立派なこと、かっこいいこと、誇り高いこと、ちょっぴり秘密めいた鼻の高いこと、そういうものであったことも押さえておかなければならない。

 それは米国における科学技術が未だに造兵や軍事から脱却できていないことにも関連する。軍事研究の集合という意味からは、米国の大学など、人殺し研究の巣窟と言ってよかろう。

 この番組はむしろ、制作陣がそう意図したかどうかはわからないが、戦争がどうとか日本軍が残虐だとか言うことではなしに、「学問・学術や知性の罪深さ」を抉り出してしまっているように思える。

永久に罪を背負う

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 昨日放映のNHKスペシャル、「本土空襲 全記録」の録画を見る。

 戦闘機のガンカメラ映像には、どう見たって軍人ではない、逃げ惑う女子供を情け容赦なく掃射する様子が写っている。

 サイパン陥落後、そこから最初に東京に指向された空襲は、「中島飛行機・武蔵工場」を狙ったものだった。高々度爆撃であったため、ほとんどの爆弾は工場から外れ、敷地外に落ちた。

 はじめは鬼畜米国と言えども、軍事目標を狙った。また、自軍の被害を避けるため高々度を飛行した。だが、雲とジェット気流に阻まれ、命中率はわずかに7パーセントであった。

 米側指揮官が鬼畜カーチス・ルメイに代わってから、事態は一変した。酸鼻極まる日本本土空襲の惨劇について、ここでは改めて記すまい。

 私はここから、何者かが私に学ばせようと仕向けているような、戦争反対や人命尊重といったことは学ばない。それはマスコミを通じた誰かからの誘導だ。

 私は次の事を学ぶ。アメリカ人が我々に教えてくれていることはただ一つだ。

「敵国を倒したければ、敵の槍先を相手にしていてはだめだ。敵の本国の罪のない女や赤ん坊を皆殺しにしろ。」

ということだ。すなわち、

「アメリカ人を倒したければ、アメリカ本国の罪のない女や赤ん坊を皆殺しにしろ。」

ということである。そして、その罪を永久に背負え、ということだ。

今日から放映のNHKスペシャルがなかなか

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 今日から4日間のNHKスペシャルは、なかなか見られそうな内容である。録画してゆっくり見よう。

 終戦記念日が近いからこその力の入った内容なのだろう。15日放映の「インパール」、ひょっとすると生前の牟田口廉也のコメントなどが聴けるのかもしれない。

めでたい!!

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天皇陛下万歳
秋篠宮眞子内親王殿下万歳

 なんと、びっくり!帰宅してみたらこの話題である。めでたい、めでたい!!御婚約だ!

京唄子さん 死去

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 子供時分にはテレビで見ぬ日とてない人気者だったが。祈冥福(めいふくをいのる)

日本国憲法は友愛すら許さない、……えっ?友愛?(笑)

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 志位ェ……

 まあ、いいけどね。俺は共産主義者なんか大嫌いだが、野党じゃ一番マシだものコイツは。……キチガイだけどな。

破獄

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 「破獄」が、ビートたけし主演でドラマになり、テレビ東京から放映されるという。

  •  破獄(テレビ東京番組サイト)

 原作は言わずと知れた吉村昭の名作だ。

 だいぶ昔だが、昭和60年(1985)に緒方拳主演でNHKでもドラマ化されており、今でもDVDが手に入る。

 実は私は、若い頃、リアルタイムで放映されていたこのドラマを断片的に視聴し、緒方拳の名演に息を飲んだのだ。その印象が忘れがたく、数年してから原作を探して読み、いたく感銘を受けるとともに、この作品から吉村昭を知った次第である。

 20代の頃、この「破獄」をきっかけに、「(くま)嵐」「高熱隧道(ずいどう)」「零式戦闘機」「帰艦セズ」「冬の鷹」「海軍乙事件」など、次々に買って読んだ。後年に至って、「関東大震災」「三陸海岸大津波」「赤い人」なども買って読んだ。

 子供が生まれた頃はアパート住まいだったので、数千冊の蔵書が住居を圧迫していた。しばらくは自分の楽しみごとなど我慢して赤ん坊の面倒を見るべきで、妻の勧めもあって、多くの蔵書を処分してしまった。その中に吉村昭の本もあり、誠に惜しかった。どうしても吉村昭の小説は手許(てもと)に置いておきたく、後年、子供が大きくなり、自宅を建てて本棚の二、三(さお)もしつらえ、小遣いに多少の余裕も出来てからまた文庫で買い直して所蔵している始末である。

 その原作が再びドラマ化されるというのだから、蔵書を(ひもと)くのは当然だ。

 今度のドラマ化では、主演のビートたけしは原作では主人公となっている脱獄犯・佐久間清太郎に扮するのではなく、人情家の看守・浦田進を演じるという。浦田進は原作にもキー・パーソンとして登場するが、終始一貫して登場するわけではない。そうすると、また違った視点からのドラマ化なのだろう。佐久間清太郎は山田孝之が演ずるそうな。

 ところで、「破獄」では主人公の名前は佐久間清太郎となっているが、モデルとなった実在の脱獄犯は「白鳥由栄(しらとりよしえ)」という人物である。白鳥由栄がやったこともほぼ小説に描かれている通りで、戦前から戦後にかけて大変な話題を振りまいたという。

 実は、とうの昔に定年退官しているが、私の父はかつて大阪刑務所の刑務官であった。確か昭和29年(1954)拝命と聞いているから、この白鳥由栄の事件は終息していた頃だが、父は「若い頃、先輩からこういう事件があった、ということで、教訓・教材としてその話を何度も聞かされ、また資料などでも読んだことがある」と私に語ったものだ。

 ともあれ、そういう色々なことがあるものだから、この本は好きだ。早速、本棚から引っ張り出して再読する。

 いつも思うのだが、吉村昭の小説は文章が端正でいい。読んでいてストレスがない。特殊な言い回しや難しい単語は少なく、取材に基づき淡々と題材を追っていく。なのに、ふと気づくとそこには十分な文学的肉付けが施されている。そうした味わいがあるし、何度も読んでいる愛読書だから、楽しく読める。この月曜から通勤電車内の楽しみにし、じっくりと読んだ。今朝の電車内で読み終わった。

 これがどんなドラマになるのか、楽しみだ。今日現在は前掲のドラマ公式サイトを見ても、「平成29年(2017)放映」としか発表されておらず、いつ見られるのかまったく不明である。はやく放映予定が決まらないものかな、と思う。