タグ: 季語

さえずり季題【403】は「旧盆」です。今日は旧暦七月十五日で、本来の盆は今日でした。残暑とはいえ、わずかながら涼味も増す今日この頃、盆が秋の季語であることも頷けます。

旧盆のはたと淋しき一と間あり　綾部仁喜#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha

— 佐藤俊夫 (@SatoToshio) August 25, 2018

さえずり季題【402】は「蟋蟀」「ちちろ」です。子供の頃、閻魔蟋蟀を沢山入れた虫篭を枕元に置いて寝たのですが、その喧しさに耐えきれず裏庭へ逃がしに行った経験がありまして。虫の声は四隅がお似合いと思うこの頃です。例句「一人居の明かり落とせばちちろ虫　武岡東西」 #saezuriha_odai

— 平坂謙次 (@hedekupauda) August 17, 2018

さえずり季題【401】は「天の川」です。実は旧暦の七夕は8月。晴天の多い今時分にこそ、夕涼みに天の川を眺めてみたいですね。
例句：天の川釦を一つ縫へば寝る／木曽岳風子
　#saezuriha_odai #saezuriha

— お茶菓子の蔵で待つ刀匠@壱岐津 礼 (@ochagashidouzo) August 10, 2018

さえずり季題【400】は「冷奴」です。猛暑はまだまだ続きそう。食欲がなくなってる方も多いでしょう。こんなときは目にも喉にも涼しい食べ物が嬉しい。木綿派・絹派あなたはどちら？例句：月山の水に泳げや冷奴／丸谷才一（丸谷さん山形のご出身だったのね）　#saezuriha_odai #saezuriha

— 砂女 (@sunajopon) August 4, 2018

さえずり季題【399】は「向日葵」です。日輪草、天蓋花でも。酷暑が続き、まもなく立秋という実感がありませんが、夏を象徴する花、向日葵を元気よく詠んでみましょう。荒園の力あつまり向日葵立つ（西東三鬼）#saezuriha #saezuriha_odai

— yamanobe (@donsige) July 27, 2018