ともすれば雪交じりの冷たい雨とともに吹く風にすら何やら春めいたぬるみさえ感じられるのは、何も立春だの旧正月だのの声を聴いたからばかりでもあるまい。
実際、気温はじりじりと上がっているようだ。
オッサンは生きている。
ともすれば雪交じりの冷たい雨とともに吹く風にすら何やら春めいたぬるみさえ感じられるのは、何も立春だの旧正月だのの声を聴いたからばかりでもあるまい。
実際、気温はじりじりと上がっているようだ。
#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
さえずり季題【532】は「旧正月」です。
トック食ぶ電話の向こうは旧正月 矢的
私も結婚するまではいまいちピンと来ませんでしたが、結婚して韓国に家族ができたことで身近な季語となりました。新年の挨拶二度目旧正月です♪☺️#saezuriha_odai #saezuriha
— 矢的(やてき)/中鉢矢的 (@yateki_haiku) February 13, 2021
朝晩、秋めいて感じられる。今日から新暦月遅れ盆。今夕は迎え火だ。私の自宅には仏壇はないので特段の
盆は仏教語の
盆も色々ある。「私の田舎じゃ7月にやるんだけど……」と言う人も多い。俳句の季語としては盆は秋の季語に含まれる。「この暑いのになんでだ」なぞと思う人も多かろう。あるいは「地蔵盆ってやってたけど、アレ、何?」と言う人もいるかもしれない。
盆・新暦旧盆・旧盆 | 7月15日 |
新暦地蔵盆 | 7月24日 |
盆・月遅れ盆 | 8月15日 |
地蔵盆 | 8月24日 |
旧暦盆 | 旧暦七月十五日(今年は新暦の9月5日にあたる) |
旧地蔵盆・旧暦地蔵盆 | 旧暦七月廿四日(今年は新暦の9月14日にあたる) |
端的に整理して書くと、右の表のとおりである。つまり盆はこれだけある。
なぜこんなことになっちまっているのか、簡単に解説しよう。
……の3派。
盆はこのように今でも混乱してしまったままだが、「正月」などはそれにくらべれば新暦でまとまっていると思う。いわゆる「旧正月」の行事は今ではどこの地方でもそれほど大きくはやらない。
昨日は旧元旦であった。
「旧正月」というと、最近は中国人観光客が大挙して観光に訪れ、そのためにどちらかというと「日本の旧暦の正月」ではなくて、「中国の春節休暇」というふうに取り上げられたり話題になったりしている。
違いますよ、日本もほんの100年ほど前、明治の初め頃までは、今時分が正月だったんですからね。年賀状の決まり文句で「迎春」って言うでしょう。寒さが峠を越すか越さぬか、南国では梅の
さておき、春節休暇の中国人観光客というと、彼らのものすごい購買を指して「爆買い」などと言うようだが、このところは「
まあ、中国にも流行ってものがあるでしょうからねえ。
人海戦術のように押し寄せた中国人観光客を当て込んで、店舗拡張工事をしたり品揃えを変えたりした店など、パタリと中国人が来なくなり、潰れてしまったところもあると噂に聞く。
諸行無常である。