AIの生成した画像による印象詠

投稿日:
()つ国の花こそ良けれ九相観(くそうがん)
足許(あしもと)の命(かす)かや虫すだく

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #jtbt

 「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。

一字詠「二」

投稿日:
二致(にち)もなく桜を()めてゐたりけり
花と(ふみ)()きにし山をこそ不二(ふじ)
二羽ばかり親どこへやら()立鳥(だちどり)
(ふつ)()(きゅう)()(けん)厳しき祖父の指
岸への手(いち)()争ふ春の夢

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #jtbt

 「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。

花見と動画

投稿日:

 今日は思いのほかよく晴れ、花が良かった。先週の週間天気予報では今日は雨との予報だったのだが、週が明けてみれば、少し花冷えの感じもありながら、青空の広がるよいお天気になった。

 自転車で花見に出かけることにした。座り込んで酒食するのも勿論悪くはないが、時勢柄、人の()(しゅう)するところで新型コロナウイルスを貰うのは()(ぴら)御免である。そこで、 “花見と動画” の続きを読む

一字詠「鉄」

投稿日:
引鉄(ひきてつ)のなじかは痛き花の雨
たはむれの打鉄(うちがね)春に(ひうち)うつ
鉄脚も老ゆひと休み花ながら
恐ろしき鉄扇(てっせん)の師の春彼岸
鉄瓶の(たぎ)(かすみ)の庭古し

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #jtbt

 「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。

テーマ詠「戒厳令」

投稿日:
春雪や軍旗と手の字(かし)ぎ浮く
ひつそりと春燈管制下に()(そう)
微分音異国の軍楽隊に花
銃声に慣る笑ひには慣れぬ梅
むくつけき戦車尻目に春ショール

佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha

 「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。

 なお、総評に次のように記しました。

 明治欽定憲法には天皇の大権の一つとして戒厳令が規定されていましたが、その時代をリアルに知る人はおそらく私も含めて「じたばた句会」にはいないと思われます。

 また、戒厳令下の外国で過ごしたことがある方もそう多くおられるとは思えないので、どうしても想像の句となることでしょう。
戒厳令に似たものとして、「緊急事態宣言」というものがありますが、これと戒厳令との違いは、「軍が行政や司法の権能を一時代行するか否か」です。

 このため、日本は現憲法下、戒厳令が存在しませんし、また例えばアメリカなどは、制度としては戒厳令はあっても、シビリアン・コントロールの原則により、戒厳令が宣せられることはまずありません。

 しかし、世界の多くの国では政府の機能喪失に備えて戒厳令の規定を持っています。したがって、「戒厳令」という言葉からは、それだけで軍の存在と政府の機能不全、またそこからくる不安や生活の苦労が強く感じられることになります。

 また、戒厳令が宣せられた国や都市は平和とは言えず、軍の存在は色濃いけれども、まだ戦争にはなっていない、これが戒厳令の一側面でもあります。

 この点で、今回のテーマは「戦争未満」かつ「非平和」の、両者の中間付近の、どうにもやりきれないところを表現することとなりますが、「戦争」との詠み分けは極めて難しいな、と感じました。

俳句と Google Lens

投稿日:

 俳句は長年の私の楽しみだが、不得手な季語がある。それは「花」と「鳥」だ。実は私は多くの植物の名前を知らない。季節の花を見て「これは何の花だ」とパッと答えられないことが多い。

 鳥もそうだ。最近環境問題が少しずつではあるが改善され、さまざまな野鳥が街にも戻ってくるようになったことは誰しも認めるところだと思う。なのに私は、もう、見ても全然何の鳥かわからない。そういう育ち方をしてこなかったのである。

 しかし、私の両親などはさすがは戦前の “俳句と Google Lens” の続きを読む

投稿日:
などて風(りょっ)(こん)に花散らすかな   佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha

花吹雪

投稿日:
(はな)吹雪(ふぶ)(ほり)ぽつねんと(うみ)()かな   佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha

投稿日:
()(われ)()ゆる便(よすが)の花もがな   佐藤俊夫

#kigo #jhaiku #haiku #jtbt

 「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。

花一杯

投稿日:

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 家内を誘い、花を見に行った。

 私の住まいの近所には「葛西用水」という用水が通っている。この用水に沿って「谷古田(やこた)河畔緑道」というささやかな園地が造られており、季節には桜が咲き誇るのだ。

 春の午後、よく晴れている。

 桜の他にも地域の人々が手入れをしているらしい様々な花卉(かき)(じゅ)がある。今の季節のことであるから、どれも盛りだ。椿(つばき)水仙(すいせん)鈴蘭(すずらん)酢漿草(かたばみ)、桃……。

 もとより混雑する場所ではないが、それでも例年ならば今の時季は花見気分を盛り上げるべく、近隣町内会の手で提灯などが吊るされ、弁当や酒肴を楽しむ人たちがシートを敷いたりテーブルを据えたりして思い思いに楽しんでいる姿が見られる。しかし、悪疫(あくえき)(しょう)(けつ)の折柄、いつもとは異なって人影も閑散(かんさん)とし、提灯もない。静かな緑道はリタイアしたらしい老人や中年の女など、齷齪(あくせく)しない種類の人達ばかりがゆっくりと歩いている。

 家内とのんびり桜を眺めた。

 帰り道、セブンイレブンで娘二人への甘味のお土産を買い、稲荷の古社((のぼり)()稲荷宮)へ立ち寄って(とな)えごとなどして帰宅。

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