花と
二羽ばかり親どこへやら
岸への手
#jtbt
本日のお題は四月二日ということで漢数字「二」の読み込みで俳句を作ってください。
季節は全てOKです。出題ネタが枯渇しました。
すみません。— あっきい(海峯企鵝) (@akipingg2) April 2, 2022
「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。
オッサンは生きている。
#jtbt
本日のお題は四月二日ということで漢数字「二」の読み込みで俳句を作ってください。
季節は全てOKです。出題ネタが枯渇しました。
すみません。— あっきい(海峯企鵝) (@akipingg2) April 2, 2022
「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。
今日は思いのほかよく晴れ、花が良かった。先週の週間天気予報では今日は雨との予報だったのだが、週が明けてみれば、少し花冷えの感じもありながら、青空の広がるよいお天気になった。
自転車で花見に出かけることにした。座り込んで酒食するのも勿論悪くはないが、時勢柄、人の
加えて、自転車で走りながら、景色を動画に撮ったらどうだろうと着想していた。今までそういう、ただただ桜ばかりの動画と言うのは見たことがないから、やってみたら面白いだろうとも思ったのだ。前にそう思い付き、自転車にデジカメが固定できるような金具を取り付けてある。カメラの三脚などのネジは普通のISO規格の「ミリネジ」と違い、「ウィッテ」(『W』と冠されているものがそれだ)という米英の規格が使われている。このウィッテの中で「W 1/4」、つまりウィッテの4分の1インチというネジがカメラの三脚などに使われているネジである。これを自転車のハンドルに金具で取り付け、それで撮影するわけだ。
実は先週これを決行したのだが、残念ながらまだそれほど花が咲いていなかった。今日はその撮り直し、リベンジということろである。
埼玉県越谷市の、私の住まいのごく近所の「
次いで、この谷古田川が合流する「葛西用水」という江戸時代から続く大用水を南下し、東京外環自動車道の下をくぐって草加市に入る。ここからは延々2km以上も河畔の桜が続く。動画では4分40秒あたりからの景色がそれである。
この桜並木は草加市から八潮市に入ったあたり、「伊草」というところで途切れるので、そこから進路を西へ変え、「綾瀬川」の川沿いに向かう。この綾瀬川の右岸は本当の旧日光街道の人道で、今「旧日光街道」と通称されているのはそのわきに並行する車が走る旧国道である。この草加市の旧日光街道沿いには風光の良い松原があり、また芭蕉の「奥の細道」の一日目の宿ということで、芭蕉ゆかりの地でもある。「甚左衛門堰」~「札場河岸公園」と公園内を通り抜け、綾瀬川沿いを今度は越谷市に向かって北上する。谷古宇橋を渡って左岸(東側)にある「まつばら綾瀬川公園」というところの中を通り抜ける。これが動画の13分35秒あたりからである。このあたりの桜は素晴らしい。
再び東京外環道に近づくにつれ、綾瀬川の右岸(西側)に渡る。越谷市に入り、どんどん川沿いをさかのぼると東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)の鉄橋をくぐるあたりに来る。このあたりの桜が実に見事で、1km以上にわたり見事な樹勢の、枝が横広に張った太い桜樹で埋め尽くされている。動画では21分59秒あたりからである。
地域では「4号バイパス」と呼んでいる新国道に突き当たるまでこの桜は続く。国道に出て、あとは帰宅するのだが、このコースでだいたい17kmほど、自転車でのんびり走れば2時間弱の行程である。少しマラソンなどに取り組んでいる人などで、15kmや20kmくらいを毎日走る人であれば、あまり信号もないので、よいトレーニングコースだと思う。
第114回 じたばた句会のお題は、
「鉄」の詠み込みです。季節は自由、Let‘sじたばた!#jtbt
— 羽沖(haneoki) (@s_kentarou) March 26, 2022
「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。
#jtbt
本日のじたばた句会のお題ですが、2月26日は二・二六事件の日ですね。また、数日前にはロシアがウクライナ侵攻を開始しました。
ということで、
「戒厳令の街」
をお題にしたいと思います。
季節は自由です。
No war !— あっきい(海峯企鵝) (@akipingg2) February 26, 2022
「夏雲システム」で関谷氏が運営しておられる「じたばた句会」に投句したものです。
なお、総評に次のように記しました。
また、戒厳令下の外国で過ごしたことがある方もそう多くおられるとは思えないので、どうしても想像の句となることでしょう。
戒厳令に似たものとして、「緊急事態宣言」というものがありますが、これと戒厳令との違いは、「軍が行政や司法の権能を一時代行するか否か」です。
このため、日本は現憲法下、戒厳令が存在しませんし、また例えばアメリカなどは、制度としては戒厳令はあっても、シビリアン・コントロールの原則により、戒厳令が宣せられることはまずありません。
しかし、世界の多くの国では政府の機能喪失に備えて戒厳令の規定を持っています。したがって、「戒厳令」という言葉からは、それだけで軍の存在と政府の機能不全、またそこからくる不安や生活の苦労が強く感じられることになります。
また、戒厳令が宣せられた国や都市は平和とは言えず、軍の存在は色濃いけれども、まだ戦争にはなっていない、これが戒厳令の一側面でもあります。
この点で、今回のテーマは「戦争未満」かつ「非平和」の、両者の中間付近の、どうにもやりきれないところを表現することとなりますが、「戦争」との詠み分けは極めて難しいな、と感じました。
俳句は長年の私の楽しみだが、不得手な季語がある。それは「花」と「鳥」だ。実は私は多くの植物の名前を知らない。季節の花を見て「これは何の花だ」とパッと答えられないことが多い。
鳥もそうだ。最近環境問題が少しずつではあるが改善され、さまざまな野鳥が街にも戻ってくるようになったことは誰しも認めるところだと思う。なのに私は、もう、見ても全然何の鳥かわからない。そういう育ち方をしてこなかったのである。
しかし、私の両親などはさすがは戦前の生まれ、テレビなどのない頃に育っただけあって花鳥風月を友としており、その辺で見かける花鳥など、一瞥しただけで「これはナニ花」「あれはカニ鳥」と間髪をいれない。そんな親に育てられたのに私ときたらこの
俳句は「花鳥諷詠の文学」である、とは高浜虚子の定義だが、そんな花鳥諷詠を趣味としていて、肝心の「花鳥」に弱いとなると相当痛い。花や鳥には季語が多く、題材に事欠かないのだが、これに弱いということは、俳句の楽しみの大半を失っていると言っても過言ではない。
そんなわけで、以前から「植物図鑑」「動物図鑑」などは俳句を詠む際にどうしても必須である。四六時中いつもいつも重くて
その点、ネットの植物図鑑には重宝していた。しかし、ネットの植物図鑑も、何を手掛かりに引けばよいかわからないこともままあり、結局わからない花になってしまうことも多かった。
ところが、ここ数年で非常に重宝なものが出てきた。標記の「Google Lens」である。あらゆるものの名を答えてくれる。特に花には最強と言っていいのではないか。名前のわからない花があれば、とりあえずスマホで写真を撮り、「Lens」のボタンをタップすれば寸秒もおかず、例えば「
しかし、いかなこの Google Lens といえども、検出しやすい特徴に富む花のようなものには大なる威力を発揮するものの、同じ植物でも「木」には弱いようだ。名前のわからない木を撮って Google Lens にかけると、ずばり「木」と答えてきたりする。いや、あのな、「木」は
そういう難点はなくはないものの、それはまあ、今後の進歩に期待するとして、なんにせよ、Google Lens は俳句を詠むのによい。
#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
#kigo #jhaiku #haiku #saezuriha
家内を誘い、花を見に行った。
私の住まいの近所には「葛西用水」という用水が通っている。この用水に沿って「
春の午後、よく晴れている。
桜の他にも地域の人々が手入れをしているらしい様々な
もとより混雑する場所ではないが、それでも例年ならば今の時季は花見気分を盛り上げるべく、近隣町内会の手で提灯などが吊るされ、弁当や酒肴を楽しむ人たちがシートを敷いたりテーブルを据えたりして思い思いに楽しんでいる姿が見られる。しかし、
家内とのんびり桜を眺めた。
帰り道、セブンイレブンで娘二人への甘味のお土産を買い、稲荷の古社(
通勤途上、皇居の外濠沿いに数多く植わっている桜の一つにふと目をやると、ほんの数輪から十輪ほど、咲き始めている。咲いているのはその一樹だけだが、他の木も蕾を大きく膨らませて、今にも咲きそうになっている。
建ち並ぶマンションの植栽には
勤務先にある桃色で八重咲、早咲きの特殊な品種の桜は満開と言ってよい程だ。その樹に
東京は世界屈指の大都会で、コンクリートジャングルなどとも言われる。しかし冷静によく周りを見ると、都行政のよろしきを得てか緑化には注意がよく払われており、至る所入念に街路樹や植栽が施されている。私の住む埼玉の住宅密集地などよりよほど緑は豊かだ。