バイエル#76 その1

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 さて、バイエルは、原書番号が大幅に戻り、次は76番である。

 たびたび記しているところであるが、私が使用している全音の「最新バイエル」は、現代式の練習方法を取り入れ、原書の配列を調整し、番外譜や応用曲を随時弾かせるようになっているのが特徴である。

 今度の76番は、「応用曲(3度と6度をふくむ練習)」と題されている。

 昨日少しだけ弾き、今朝から本格的に弾き始めた。だいたい弾けるようになったのは昼頃だったのだが、どうもそこからが良くない。どうしてもミスタッチがなくならない。午後ごろの演奏が次の二つである。

 ・・・2小節目の「ソ」がミスタッチである。惜しい。

 ・・・ 1小節目の「ミ」が怪しく、14小節目の「ソ」がミスタッチである。ぬぅう・・・

 午後もずぅ~っと練習していたのだが、なんとしても一箇所二箇所間違ってしまうのだ。執念みたいにしてエンエンと引き続け、やっとこなんとかかんとか、間違わずに弾けたのはつい10分前、21時半を回ってからである。

 これとて、9小節目~12小節目のフォルテとピアノの弾き分けが2daめにうまくいっていない。くう~。

 チナミに今日は私の誕生日だ。バイエルを弾き、裸体で安ワインのうまさにシミジミする41歳。

鍵盤と五線の対応

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 当然であるが、私は楽譜を読むことなどほとんどできない。このバイエルの練習にしてからが、一音一音、楽譜を見て、線を数えて音符を拾っては、鍵盤を決まった指でポンと鳴らす、それを一つ一つ繰り返してはだんだん速く弾いて仕上げていく、という非能率なことをやっている。

 私がバイエルの練習をはじめた時と同じくらいの音楽素養しかない他人が、私のこの記事を読めば、多分、「ええ、ウソでしょう、こんな、百曲もピアノ弾いてて、楽譜が読めないなんて」と思うことだろう。いや、読めない、というのは大げさかもしれない、私のは、そう、「拾い読み」とでも言えるだろうか。小学1年生に国語の教科書を音読させると、デキの悪い子は一文字一文字拾い読みをするが、私の読譜もそんな感じである。

 もちろん、最近それがだんだん早くできるようになってきてはいるが、昔から音楽に親しんでいる人の読譜には到底及ぶべくもないのは明らかだ。

 「まんなかのド」はわかる。これは、小学校の音楽でも習うし。ひとつ上のド、これも、まぁ、わかる。どこかのサイトで、「どまんなかはド」と覚えやすく書いてくれているところがあって、ど真ん中の線のひとつ上が「上のド」だ。同じように、ヘ音記号のまんなかのドとか、ひとつ下のドとかもわかる。

 だが、五線のまんなかあたりに突然音符があるともうわからない。そのたびに一番下のドから数えては、「ド、レ、ミ、ファ、ソ、・・・ああ、『ソ』か。そかそか。」などとやっている。臭い駄洒落ですが・・・(苦笑)。

 使っているキーボードには、簡単な五線表示があり、弾いたキーを液晶の五線に表示できるので、それを頼りにしたりもするのだが、それに頼ってばかりいるとクセになってしまいそうで、いけないんじゃないかと躊躇を覚える。

 何か、鍵盤と五線の対応図みたいなのが欲しい。ネット上を探せばあるのかもしれないが、自分で作ることで読譜力の向上にもなるだろうと思ったので、自分で描いてみた。

 いる人は勝手にダウンロードして使ってください。内容が間違っているかもしれないですけど、責任もちません(・・・ってヲイ(笑))。