次はまた少々原書番号が前後し、82番である。
楽譜を読み始める。
オッサンは生きている。
次はまた少々原書番号が前後し、82番である。
楽譜を読み始める。
全音「最新バイエル」、ページをめくると、今度は「ホ調長音階」と題した練習譜である。一つ目は、いつものこのテの練習譜と同じようなやつ、もう一つはこれまでになかったタイプのものだ。
とにかく、漏らさず練習する。
今日は休みの土曜、女房子供が塾に行っていないので、昼前から昼ご飯をはさみ、ゆっくりとこれを練習して、つい今しがた弾けるようになった。
「ホ長調」ということで、ファ、ソ、ド、レと黒鍵4つだ。だが、黒鍵の間を弾いたりはしないし、指の長さに合っているような感じで、そんなに難しくない。これに比べたら前回の「変ホ長調」は、本当に難しかった。
職場の隅の、ごく日当たりの良い場所の桜が早咲きしている。
下の娘の小学校入学準備を少しづつ進め、雛祭りもささやかに済ませた。日が長くなり、空気のそこここに春の匂いをかぎとることの多い日々である。
この日々に「春の予感」というブレスラゥアーの曲を練習することになるとは、まことに不思議なことだ。まったく、人生の奇遇というよりほかはない。
春を迎える気持ちを込めて、今日もピアノのおさらいをした。
あらゆる日々は新しい日々で、あらゆる春は一度きりしかないかけがえのない春である。この春も、また。
今度は応用曲である。
私が使用している、全音の「最新バイエルピアノ教則本」という青い表紙の一冊は、原書の配列などを最新のピアノ指導事情に合わせて入れ替えてあるほか、早くからいろいろな調で黒鍵を沢山弾かせたりするところに特徴がある。
応用曲が少々挟み込まれているのも特徴で、これまでにも「ぶんぶんぶん はちがとぶ」「かっこう」「カノン 順々に」「ドナルドおじさん」「みつばちのマーチ」「ロングロングアゴー」などを弾いてきた。
このところ、かなりしばらく応用曲がなく、あってもスケールの練習というのだろうか、各調でドレミファソラシドと弾くようなのばかりで、いまひとつ面白くなかった。
次に弾くのは、「春の予感」というブレスラウアーの小さな曲である。久しぶりの応用曲で、弾く前から楽しみであった。
今日、日曜日の午後から楽譜を読み、晩御飯と入浴をはさんで夕べのひと時をピアノの練習で過ごした。短い曲だったので、22時ごろには弾けるようになった。
速さが「Andante con moto」とあり、これは「気楽にのんびりと」とか「歩くような速さで動きをもって」ということである。具体的にどういうテンポなのかさっぱりわからないが、ともかく、そういう気持ちで弾いた。・・・と言っても、「全力で走るような速さで」とか言われても私にはムリなんですがね(笑)
それほど難しい曲でもないので、調が「変ロ長調」なんていう、黒鍵の多い調でなければ、もうすこし早く弾けるようになったかも知れない。
引き続きバイエル85番の練習を続ける。
昨日までヘ長調で一旦練習し、いよいよ今日は出勤前の朝練習から変ロ長調に移行する。
朝練習、帰宅してからの夜練習で、なんとかかんとか弾けるようになった。
難しいのは、黒鍵が三つ入ること、黒鍵の間を弾かなければならないこと、といったあたりである。
変ロ長調版のバイエル#85、まずは変ロ長調で弾いては見たが、実にむずかしい。どこが黒鍵だか、混乱してしまう。
そこでともかく、「まず、ヘ長調で練習してみましょう」との註のとおり、ヘ長調で練習した。5日ほどかかってしまった。
あらためて聴いてみると、なんか、酔っ払ってるみたいですね(笑)。特に最後のあたり。
引き続きバイエルの練習を進める。
今度は85番で、また黒鍵の三つある「変ホ長調」の曲だ。
実は原書の調は「ヘ長調」で、この「全音・最新バイエル」では、変ホ長調の練習のために移調してあるのだ。
ただ、やはり、黒鍵の間を弾くような曲だから、最初から変ホ長調ではむずかしい。そのことがあってか、楽譜の上に註して「まず、ヘ長調で練習してみましょう」と書かれてある。
短いめの曲だから、弾けるのにそうはかかるまい。
変ホ長調版のバイエル92番、ようやく弾けた。練習5日目。
中指のソが黒鍵の間を弾く。どうしてもソ#・ソbに当たり、うまく弾けない。
強弱記号に気をつけて弾いたが、8小節目のミを轟音で弾いてしまったりもしている。
全音「最新バイエル」、今度は92番である。原曲の長はヘ長調なのだが、この「最新バイエル」では、先立って練習した変ホ長調に移調してある。
ボチボチと楽譜を読んで弾き始めてみたが、黒鍵の間を弾かねばならず、なかなか難しい。今日はとても録音に足る演奏などできなかった。
全音最新バイエル、原調のハ長調からイ長調に移調された89番を弾くと、その次には「変ホ長調 Es dur」の練習譜が出てくる。いつもの「指くぐりの練習」みたいなアレだ。
コイツももれなく練習する。
黒鍵が三つあって、指またぎの後いつもの中指ではなく、薬指でまたいだりして、なかなかやっかいだ。