大人の立派な契約行為が、寝室から一歩も出ることなく済んでしまう。まさかネットからインフルエンザのフィジカル・ウィルスが伝染するわけもないから、誰に迷惑もかからぬ。強いて言うなら、配達員のお兄さんが玄関先に現れた時に
してみれば、セキュリティさえ確保すれば、私など普段は座業なので、休暇中にだって仕事ができるようにしてしまうことは技術上は可能である。
付言すれば、ほんの十数年前までの私の職場では、自宅に書類やパソコンを持ち帰って仕事をするのが常態であった。家族と夕食など済ませ、子供を風呂に入れたりなぞしてから、おもむろにノートパソコンを開き、夜更けに書類作成などするわけである。
しかし、最近はこれが固く禁止され、一切行われなくなった。情報漏洩などの問題が深刻化したからだ。仮にそれをすると
翻って当節、VPN等暗号化をはじめとする回線保護や、リモートターミナル、シンクライアントなど、セキュリティの技術は進歩著しい。こういうものを使って在宅ワークをしている企業も多くある。