長女が小学校を卒業した。今日は卒業式であった。
雨が強かったが、気にすることはなかった。長女は誂えておいたフォーマルな服を着て、髪を結んで出かけた。
100年以上の歴史を誇る公立の古い小学校なので、派手なことや珍しいことは特段何もなく、あっさりしたものだった。しかし、落ち着いた、真心のこもった卒業式だった。
長女の担任は、6年間、優秀で熱心な先生ばかりであり、本当にお世話になった。また、私などが子供の頃はなかった「縦割り教育」が充実していて、小さな子供たちは卒業生を本当に惜しむのである。「ゆとり教育」と内容も調べずに批判ばかりする人も多いが、よく実態を自分の目で見たほうがよい。良いことが沢山ある。
卒業したのは2クラス、68名。本当に子供は減っている。
長女は近所の公立中学校に通う。公立一直線だ。近頃の公立中学校についてはいろいろとよくないことも耳に入る。だが、揉まれて強くなってほしいとも思う。程度の低い者とばかり付き合うと荒んでしまうかもしれないが、だからと言って賢い人とばかり付き合っていると、大人になってからクレーマーだのモンスター父兄だのモンスター患者だのと言った未知の対人関係に対処できぬ人になってしまうだろう。
長女には、なんとかうまく、難しい人の波を泳ぎ切ってほしい。
卒業、おめでとうございます。
ちいさく可愛かったお嬢様が中学生になるかと思うと感慨も一入ですね。
子供はどんどん大きくなりますが、大人は二年や三年ではかわりませんから、
親からみれば、娘の成長には驚くばかりです。思春期に入るといろいろ難しい時期もあるでしょう。お父さんはそっと見守ってあげましょうね。
>パパ様
ありがとうございます。
どちらかというと地味な子ですが、よく勉強して、豊かな人生を送ってもらいたいと、親馬鹿にそれのみ念じている次第です。