オッサンは生きている。
全音「最新バイエル」は、またしてもいくつか飛ぶ。
49番の次の曲が53番である。たった8小節の2拍子の曲だ。なーんだ、こんなもの、とナメた感じでやりだしたら、左手が1箇所、オクターブで下がるところがある。なんじゃこりゃァ！（笑）。
左手は普通に弾き始め、右手は8分休符からはじまるという、「ッターラーラー、ッターラーラー」というリズムの感じは、私はそれほど苦労はしなかったが、ポンッと左手が1オクターブ下に飛ぶのは大変むずかしい。
それでもまぁ、2時間ほど練習したら弾けた。いやまぁ、私はおっさんですので、2時間ぐらいはかかりますって。
最近、練習しただけ着実に進むことができて、本当に嬉しいなあ。
バイエル49番が弾けた。
全音「最新バイエル」では、47番の次は48番を飛ばして49番になっている。
4分の3拍子のテレレンッとした曲で、わりと好きである。
バイエル47番を弾く。
手がだるくなってきて、もうやっとこさ、という感じ。
この曲は35番とほぼ同じ曲で、右手に苦労はないのだが、左手が少しばかり違うために、35番の時のクセでどうしてもちがう音を弾いてしまい、直すのに四苦八苦する。
バイエル46番をなんとかかんとか弾けるようになった。
発想標語「Comodo」となっており、文字通り明るい気楽な感じの曲で気に入った。またそれほど難しい曲でもない。ところが、どうしたわけか、何べん弾いてもどこか間違ってしまい、録音するのに苦労した。
どこか間違える。やりなおす。さっき間違えたところはちゃんと弾けるが、別のところを間違える。またやりなおす。
・・・エンエンとこの繰り返しで、つなぎ合わせればちゃんと弾けているようなもんだが、どうしても通しでちゃんと弾きたくて、ムキになって弾き続けているうち、昨日の土曜日をまる一日ツブしてしまった。
気を取り直しての今朝、何度かやりなおして、やっとこさどうにか弾けたことであった。
ところで建国記念日である。晴天雲ひとつなし、我が家の玄関先には、無論、日章旗がへんぽんとはためいている。
昨日土曜に引き続き、日曜も朝からバイエル練習。
昨日「こ、こんなモンひけるかぁあああ！！」と思った86番を、なんとかかんとかムリヤリ弾いてしまう。
続けて87番に取り掛かったのだが、な、なんじゃこりゃああ！(笑)
16分音符は86番でなんとかかんとか、スピードを落として弾けたけど、アレは「Moderato」だったから・・・こ、今度は「Allegro moderato」じゃないですか。
・・・弾けませんて(笑)
それでも、6時間にわたり同じ曲ばっかり粘り抜き、Allegro ModeratoのところをAndante以下ぐらいのスピードでカンベンしてもらって、なんとか弾ききる。
手なんか、もう、プラプラになっちゃいました。
で、引き続きページをめくると、原書番号が40番台に戻る。「8分音符の練習」ということで、正規の番号譜の前に、短い番外譜がある。
・・・って、16分音符あんなに連打させといて、いまさら8分音符の練習ですかい！！(笑)
45番も、晩飯前のひと時になんとかかんとか弾ききる。
バイエルは、全音「最新バイエル」では、再び40番台に戻る。
41番から44番までは、全部教師との連弾曲で、右手左手とも並進行の曲である。たいした苦労もなく、なんということもなく弾き進む。
41・42・43番は、初めての短調の曲である。
44番は「オクターブの練習」となっていて、ずいぶん高い音で弾く。
教師の伴奏でしっかり練習したいところだが、先生がいないし、教師のパートを弾けるほど上手くもないのでしょうがない。一人で生徒パートのみを弾く。そのゆえもあってか、土曜午後のひと時のみでこんなに弾き進んでしまう。
さあ、じゃあ気合入れていくぞ、というくらいの気持ちで次のページをめくると、全音「最新バイエル」は突然原書86番に飛ぶ。
・・・イキナリこれである。いや、たしかに単純な「ドレミファソファミレ」の繰り返し、しかも両手並進行のやさしい曲ではある。だがちょっと待てィ。この3連符とソレに引き続く16分音符はなんじゃいぃい！！。
初心者に、いきなりナニを弾かせるんじゃァ！！(笑)というほどのモノだ。
速度「Moderato」とて、メトロノームを♪=114に設定して必死で練習するものの、そんなスピードで16分音符が弾けるかァアアア！！(笑)
♪=80でなんとかギリギリ弾ける状況だが・・・ぬぅ、いったいどうしたものか。
引き続き教師との連弾曲、バイエル64番を練習し、弾けるようになった。
先生に習っていないので、連弾で練習できないというのは大変残念だ。
MIDIシーケンサーで教師パートの打ち込みをやって、それで練習する、というのも考えたがなにやら面倒くさい。
広い世の中、私のような人やニーズがきっとあるにちがいない、誰か先達が入力したMIDIが転がっていないかととググってみたが、私と同じように生徒パートを公開している人ばかりで、練習用の教師パートは見つからないのであった。
・・・ま、いいか。
バイエルは、ここで突然63番に飛ぶ。
シドロモドロながらなんとか弾けた。
私が使っている「最新バイエル」では、曲の配列や調が適宜変えてあって、移調などが早く練習できるようになっているからである。
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最新バイエルピアノ教則本 全音ピアノライブラリー 価格：￥ 1,260（税込） 発売日：2004-11-20 |
したがって、この「最新バイエル」の場合、原書40番の次には、原書の63番を弾くことになるわけだ。
バイエル40番、なんとか間違えずに弾けた。
並進行のようでいて、反進行ふうで、でも並進行のところもあるという曲で、脳がどうにかなりそうになってしまった。
しかし、コツがある。結局のところ、3度離れた基本的な和音を左手と右手で分けて奏でるということなのである。和音以外の音は弾かなくていい。例えば、右手が親指のときには左手は必ず小指か中指か親指のいずれかであって、他の指は使わない。
私にとってはそれを理解することがコツであった。
