今日はいよいよ、待ちに待った、ピアノの発表会であった。
この1年の稽古を思うと、少し感傷もなくはない。
今日の出演者は、幼稚園年少から高校生まで幅広い。無論、45歳のオッサンは私だけだ。
会場に入ったら、次女の先生が何か持ってきてくださった。なんだろう、と思ったら、職場の上司から花が届けられたではないか。まことにかたじけなし。いやがうえにもやる気が高まるのであった。
7番目に次女が弾き始める。
まったくのところ、子供と言うのは、緊張知らずである。一昨日までどうしてもつっかえるところがあり、半べそを書きながら稽古していたのに、本番となると、この調子である。
その後、6人はさんで、14番目がいよいよ私の「ソロデビュー」だ。緊張することかすまいことか(笑)。
いやあ、あれだけ稽古したのに、大ミス2箇所!!。いやもう、まったく、いやはや、である。
気を取り直して、連弾の部にうつる。7番目だ。
ごらんの方はお気づきであろうか。…途中まで、ダンパー(右ペダル)と間違えて、ソステヌート(中央ペダル)を踏んでしまっていたのであった(泣)
我が子の事でナンだが、次女はまことに上手く弾いてのけた。まったく私ときたら…。
だが、まあ、楽しく、一生懸命弾いた。失敗したけれど、かまわん。精一杯、やった。私は満足だ。