暮れにタダで入手した岩波の「千一夜物語」、電車の中で少しづつ読み進み、第2巻読了。
今の
さて、引き続き第3巻に取り掛かる。当分はこの物語ばかり、読む本は他にいらない。
○ 源泉徴収票が来ていた。増えぬ収入。子供たちへのかかりはますます増大。ま、仕方がないね。
○ 週初めの積雪、やっと歩くところからは融けて消えた。普段の革靴で歩けるようになったが、まだ日陰にはたくさん雪が残る。ほんの数年前なら子供たちと雪達磨を作ったものだが、
○ 名俳優、「遠山の金さん」中村梅之助死去の報。祈冥福。
オッサンは生きている。
暮れにタダで入手した岩波の「千一夜物語」、電車の中で少しづつ読み進み、第2巻読了。
今の
さて、引き続き第3巻に取り掛かる。当分はこの物語ばかり、読む本は他にいらない。
○ 源泉徴収票が来ていた。増えぬ収入。子供たちへのかかりはますます増大。ま、仕方がないね。
○ 週初めの積雪、やっと歩くところからは融けて消えた。普段の革靴で歩けるようになったが、まだ日陰にはたくさん雪が残る。ほんの数年前なら子供たちと雪達磨を作ったものだが、
○ 名俳優、「遠山の金さん」中村梅之助死去の報。祈冥福。
月曜日
○ 竹田圭吾氏の死去がデビッド・ボウイのそれにかき消されてしまっているようであることに、そぞろ「もののあはれ」のようなものを感じてしまった。なんというか、不覚というか。
いや、デビッド・ボウイも竹田圭吾も、ハッキリ言ってどっちも知らんのですよ、私。……あっ、デビッド・ボウイのほうは、若い頃に見た「戦場のメリー・クリスマス」に出てたから、ちょっとだけ知ってるっちゃあ知ってますがね。だが、そもそも、だいたいからがして、何の歌を歌ってたどういう人物かとか、全く知らんのですわ。だからと言って、竹田圭吾に至っては「……誰?」状態であって、何の興味も関心もない
どうあれ、人が死んだことは悼むべきことなので冥福を祈るが、誰か知らない、自分に関係のない人が死んでも、今いち腹の底からの悲しみは湧きにくいと言うのが正直のところである。
火曜日
○ 月曜は祝日ではあったが、泊まり込みの仕事だった。それが引けて、火曜の夜は新年会だった。
職場の新年会は忙しいこともあって人が集まりづらい。そこで幹事が脳漿を絞り、「持ち寄り会」で気楽に集まろう、ということに一決した。
帰省していた人などが多いため、北海道から沖縄、はては海外からも山海の珍味酒肴が集まった。
その中に石川県は能登名産の「
これは聞きしにまさるもので、誠にうまかった。
言わずと知れたことだが、河豚の卵巣は有毒で食うことはできない。しかし、石川県名産の河豚子は古くから伝わる独特の製法によって毒が消え、逆に得も言われぬ旨味を生じるのである。河豚子の調理は法律で厳しく制限されているが、石川県の河豚子のみは特に製造を許されているのだという。
塩辛く、酒に合う。同じく持ち寄りの山形県の名酒「出羽桜」、紙コップに注いだのが、さながら消えるが如くすすむのであった。
河豚子はネット通販などでも買えるようだ。
○ 突然老眼鏡のフレームが壊れた。何もしていないのに「パチン」と蔓が切れ、レンズがはじけ飛んだのだ。うーん、不吉である。新しい老眼鏡買わなくっちゃ。
○ 「千一夜物語」1巻、読了。2、30年ぶりの再読。面白い。以前どこかで、「旅、食、エロ。この三つが含まれていると、漫画でも小説でも映画でも、おっさん連中は喜んで読む。鬼平犯科帳など、一連の池波正太郎作品なんか、そうでしょ?」という意見を読んだことがあるが、そこへいくと千一夜もそうである。なるほど。
引き続き第2巻にかかる。
水曜日
「ピンアイドル」「SMAP木村」て、アンタw。
木曜日
金曜日
○ ゴミ捨て当番だったので、ゴミを取りに行ったら前日の当番が仕事をしておらず、前々日もそうだったらしくてオッソロシイゴミの山。シュレッダー屑から食い滓から空き缶から瓶から、とても一人では運べない。さすがに前日と前々日の当番に文句を伝えたら手伝いに来て、なんとかなった。
○ FBのウォールにこういうのがシェアされてきた。
うーん。私、ここに書いてあること、全部やってるんですけど、貧乏人なんですよねえ。ToDoリストはもちろん作ってるし、テレビなんてほとんど見ないし、読書なんてもう、それ以外の楽しみったら駄文書きくらいだし、有酸素運動なんざ言わずもがなだ。
ToDoは、私が勤勉・几帳面だから作ってるんではない。どうも私はバカなので、やることを紙に書いて、それに従ってやらないと、忘れたり、混乱したり、うまくできなかったりするんですよ。
ある時、
そのことを考え合わせると、金持ちどころか、病気直前じゃねえか俺、……と思うのである。
○ やっとこさ休前日なので、酒はコッチ。
土曜日
センター試験に行く長女。頑張るのじゃぞー!と、送り出す。
今(19時ちょうど)、マフラー巻いて白い息吐いて、地域猫のハートと「ただいま~」と帰ってきた。
この前、アラブ~イスラムの気持ちに少しでも寄ろう、というような気持もあって、岩波の千一夜物語13巻を買い直したのだが、どういうわけか、7,880円、全額返金されてきた。
「みやうちSHOP」というAmazonマーケット・プレイスの出品者から買ったのだが、返金される理由が良く分からない。しかしまあ、なんだかトクした気持ではある。
思い当たることとしては、商品ページのサムネイル画像が13巻の函入りだったのだが、商品はそうではなかった。まあ、本の内容が変わるわけでなし、まあいいや、と適当に放っておいたのだが、その後Amazonの「出品者評価アンケート」が来たので、「☆3つ」をつけ、「函入りじゃなかった」と書いたのである。
そうするうち、その出品者から連絡メールが来て、
「希望通りの商品でなくて済みませんでした。お金は全額返しますから、Amazonの評価を削除してもらえないでしょうか」
……という意味のことが書いてある。
さすがに7千円以上するものを全額返金するというのなら、評価を削除するくらいどうということでもない。向うの希望通り消してやった。
Amazonの評価と言うのは、ネットで商売をするのには非常に気になるものなのだな、ということが改めて感じられた。
メールに「このこと、忘れずに覚えておきます」と書き添えて返信してやった。気の毒なので、次に何かあったらこのショップで買ってやろう。
なんせ、古本とは言え、比較的程度のいいものが無料で手に入ったわけだから。
これだからもう、この本もやめられないんだよなあ。
Amazonでポチっておいた、年末の
若い頃に持っていたのだが、長女が生まれた頃に捨ててしまったのだ。もう一度買い直した。
この岩波のものは「マルドリュス版」というらしく、フランス語からの重訳である。今はどうも廃版らしく、岩波では新しいものは出ていない。他に、ちくま文庫には「バートン版」「マルドリュス版」の2種類が出ているようだ。
あのピチガイ大川周明翻訳のコーランを読むのも悪くないが、いかんせん、重い。少し楽しみを加えて、物語世界から回教の空気にどっぷり浸ることにする。