バイエル#104 その2

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 バイエル104番、月曜日の演奏では、楽譜を一箇所読み間違っていた。第10小節と第12小節の右手、付点八分音符を思いっきり普通の八分音符で弾いていた。とりあえず、その部分のみ引きなおしの意味で。ミスタッチだらけ。

 実は、記事を書いた直後に「Piano1001」さんの演奏データを聴きに行き、月曜中に間違っていることに気づいていたのだが、修正するのに今日までかかったのだ。

 弾きなおしに必死で、あまりおさらいできず。少ない曲をかなり真剣におさらいする。

バイエル#100 その3

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 曇りの日曜、朝から庭の手入れをして、玄関先の掃除、表札を改良するなど家のことをし、合間合間にピアノの練習に励む。

 バイエル100番、ぼちぼちケリをつけて、次に進もう。

 どうも、後半第41小節~第43小節あたりがあやしいが、マァいいや。今日を出来上がりと考えると、バイエル100番には23日間かかった計算である。

 新しい曲にチャレンジしつつ、いつもおさらいする曲は30曲ほどだが、一番最後にショパンのプレリュード7番を弾く。バイエル以外の曲で私が弾ける唯一の曲である。しかし、これがちっともうまくならない。今日の出来はこういう具合。

年末にあたり

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 年末にあたり、今年1年を総括する。

 年頭には・・・

https://satotoshio.net/oldblog/my_housing/2007/01/post_ce72.html

  1.  バイエルを100番弾くこと、できることならショパンのノクターン2番も。
  2.  テクニカルエンジニア(システム管理)の試験に、今年こそ合格すること。

 こういう二つを目標に掲げていたのであった。

 このうち、「2.」の、「テクニカルエンジニア」については、天も照覧あれ、見事なしとげることができた。ただ、その後、目標になかった「システムアナリスト」を受けて落ちたため、なんだか今年前半のテクニカルエンジニア合格までが汚れてしまったような気がして残念だ。

 で、「1.」の、「バイエルを100番弾くこと、できることならショパンのノクターン2番も。」というのは・・・今となってみては無謀といわざるを得ぬ。いや、マジでムリですって、コレ(笑)。

 そんなワケで、ま、総評50点ですな、私の平成19年は。 

寄り道・ショパン プレリュード Op.28-No.7 ローランドFP-7で演奏

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 ローランドFP-7で弾いたプレリュード7番の演奏を録っていなかった。なにしろ、このローランドが家に届いたら一曲めはこれを弾くと決めていて、そのとおりこれを弾き、運良く最初のひと弾きでミスなく弾けたのだ。その時は取り扱い操作にそれほど習熟していなかったから、録音まではしていなかった。だから、今夕、ここに録音した。

 3オクターブ下のラやシを弾くところがあるのだが、今まで使っていたYAMAHA PSR-E303では鍵盤が足りず、やむなく1オクターブ上のラやシを弾いていた。今回、この新しいピアノのおかげで、やっと正しい音程で弾くことができるようになった。

ピアノが届いた!!

投稿日:

 午前中、待ちに待ったローランドのデジタルピアノ、「FP-7」が届いた。

 びっくりするぐらい大きな箱に入って届いた。我が家のリビングは2階なので、担ぎ上げるのに一苦労した。Img_1375

 小一時間かかって組み立て、さっそくショパンのプレリュード7番を弾いてみる。 記念すべき新品のピアノの第一曲目だ。運良く、ミスタッチもなく、きれいに弾くことができた。

 オマケにセサミストリートの楽団がついてきた。Img_1376 子供が喜ぶ。

  •  存分に弾いてみて思ったこと
    •  あたりまえだが、「キーボードに比べてピアノの鍵盤は重い」。
    •  だが、その重さのゆえにか、ミスタッチが減るようだ。キーボードだと、ほんのわずかに指が触れても音が出てしまうが、ピアノはカンタンには音が出ないので、ちょっぴり隣に指が当たったくらいではミス音がしないことに気が付いた。

 これからはしばらくの間、ピアノの鍵盤のタッチに馴染まなければならない。以前に練習を済ませた曲などをゆっくり復習してみた。下は、去年の懐かしい曲、バイエル16番と59番だ。

 録音も、この「FP-7」は、USBメモリを挿せばそこに転送することができ、しかも生のMIDIファイルになる。そのままではなぜかPCでは鳴らないのだが、シーケンサで余分なコントロールを取り除くとそのままちゃんと鳴る。上のMIDIはそうやって録った。

寄り道・ショパン プレリュード Op.28-No.7 最近の演奏

投稿日:

 かねて注文済みのローランドのデジタルピアノ、「FP-7」がもうすぐ手に入る。

 新しいピアノが届いたら、まず一曲めはショパンのプレリュードOp.28-no.7を弾こうと思っている。だから、バイエルの練習を進めつつ、この曲もよく練習する。今日の出来はこんな具合。

 しかし、なんというか、上達が頭打ちというか、なかなか進歩しない。

ピアノの練習を始めて1年が経った

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 下の娘のために買ったYAMAHAのキーボード「PSR-E303」でピアノの練習を始めてから、1年が経った。

 キーボードを買ったのは去年の9月10日である。

 かがわりょうこ先生の「★弾いてみよう!はじめてキーボード!」を見て、そろりそろりと「きらきら星」なんぞを弾き始めたのが去年の9月17日だ。なにか進む方向はないか、そうだ、ピアノというものは確か、「バイエル」という教則本から始めるものだと聞いた事があるぞ、ネット上にあるんじゃないか・・・などと、バイエルの15番くらいまでをネット上のタダの楽譜で弾いてみたのが同じく9月30日から10月1日あたりからである。

 「必ずバイエル教則本を1冊弾き切ってやる、そしていつかはベテランピアニストに」などと思って練習し始めたわけではない。練習し始めてしばらくしてからはそう考えて来なかったわけではなく、今は無論、バイエルの教則本を1冊、なんとか弾いてやろうとは思っている。ショパンのノクターン2番や、パッヘルベルのカノンが弾けたら楽しいだろうなあ、是非弾いてみたいなァ、とも思っている。

 が、固い決意とか、目標とかに動かされているわけではない。今も、私には目標などなく、キーボードを弾くと綺麗な音が出て楽しいというだけに過ぎぬ。いつでもやめてしまって良いのだ。

 いつでもやめてしまってよい、という気楽さが、これほどいい音で弾きたいという気持ちをかなえてくれ、かつ、何をやっても飽きっぽく、長続きしない私を動かしてくれるものとは思わなかった。

 だいたい、私という人間は、生まれてこのかた、1年間何か一つのことを熱心に続けた、などということなど一つもないのだ。仕事は別だ。仕事は、これはのがれることのできない呪いとか罠の類であって、休むとか続ける続けないの問題ではない。責任と義務の話である。だから、今年の4月で永年勤続満25年を迎えている。

 さておき、飽きっぽくて頭の悪い私が、何の目標も持たず、いわんや義務もないのに、1年間毎日休まず──いや、もちろん、仕事で泊まりの時とか、旅行したときには無理だから練習などしていない、それを除けての話──ピアノの練習をしたというのは、驚くべきことだ。

 案外とうまくいくことというのは、無目標に歩んでいてふと目を上げてみたら、相当高い山に登ってきてしまったことに気づくようなものなのではあるまいか。理想と目標を高く掲げて走り出し、即破綻、なんていうのは、実際良くある話である。

 理想と目標を高く掲げることが良くないことだなどと言うのではない。ただ、理想と目標の高さに往々にしてそっぽを向いてしまう、それが人間の気持ちというものなのだろう。

 実は、幼稚園ごろだったか、ピアノを習ったことがある。「ピアノ弾きたいだろ?」と、弾きたいと答えよといわぬばかりの親の問いかけに、肯定で答える義務があると考えた屈折した私は、作り笑いを浮かべながら「うん、弾きたい」と答えたものだ。

 ほんの2~3度ほどもレッスンに通っただろうか、それだけでチック症にかかり、顔面といわず体といわず、また声すらも、ひくひくぐるぐるヒックヒックと妄動させずにおれなくなってしまったのだ。両親はピアノの練習をやめさせ、チック症の治療のために精神病院に私を連れて行った。

 幼稚園の小児である。精神病院への通院は、珍しく楽しい体験だった。「心理テスト」というものを受けるのだ。正面1メートル、奥行き60センチほどの砂箱があって、ジオラマ用であろうか、小さな家や木や人の、子供用のおもちゃとは異なった本格的なミニチュアがたくさんあり、「これで遊びなさい」というのである。突然そんなすばらしいものを見せられても息を呑むばかりで、また、どうしたらいいものやらわからず、手をつけずに何もしないでしばらくいると、白衣を来た人のよさそうな顔の医師は鋭い目つきで何か手元の書類に書き入れ、うってかわってさっと笑顔になって「好きなように並べてみるといいよ」と言って、一緒に遊んでくれた。

 私が夢中になりだすと、いつか知らぬ間に後ろに引き下がり、ふと見ると鋭い目つきで私を見ては書類に何か書き入れているのだった。

 何度かそんなテストを受け、また何度かは脳波の測定もされた。なぜか、二人の兄弟、姉と兄もが脳波の測定を受けていた記憶がある。

 チック症はまったく良くなっていないのに、いつの間にか精神病院には通わなくなった。経済的なこともあったのだろう。

 爾来、私のチック症は治ることはなく、今も顔をゆがめたりおかしな具合に息をついたりすることが収まらない。

 度量の狭い父は、そんな私が疎ましくてならなかったのだろう、今思えばとるに足らぬ些細な理由で私を殴りつけ、湯飲みをぶつけ、ヒモで私をひっぱたいてケガをさせた。母は私を家の外に放り出し、殴って水を浴びせ、物置に放置した。今なら、警察に通報されるだろう。

 逃れられない狂人小屋のような家が耐えられず、親戚が来ている時に両親、兄弟から無惨に責められた私は、外に走り出て大きな声で叫び、喉が枯れてもなお叫びつづけた。近所から人が出てきて指をさしたものだ。その親戚も、さぞかし私の家族と私を病的だと思ったことだろう。

 そんな父と母は、結局子育てには失敗した。姉は精神質に育った。しかし、ごく普通に嫁に行き、平穏に暮らしている。良かったと思う。

 一方、兄は中途半端なヤンキーもどきになり、頭も悪く、地元で最も学力が低い高校にすら合格できなかった。仕方なく屑屋で働いたのを皮切りに、10以上もの職を転々とした。シンナーを吸い、働き口でのくだらない揉め事で小指を詰め、再度三度にわたって警察の厄介になった挙句、19歳のときに馬鹿仲間と改造車で海中に突っ込んで溺死した。ひと月ほども行方不明のまま、腐乱死体になって発見された。

 私も失敗作だ。親というものは孝行しなければならないものだ、それが人として当然だ、という、自分の心の底からではない、教科書にでも書かれていそうな観念で自分を支えて長いあいだ親に奉仕してきたのだったが、あることで──このブログの主題でもある、自宅の建築で──昔からの憎悪に耐えられなくなり、親を捨てた。

 狂人に拝跪すれば自分の妻と子を殺すことになる。狂った親には、もう私は十分奉仕した。私は自分の妻と子を守り、自分の人生を作るのだ。狂親は私の人生の邪魔であり、憎むべき障害物である。

 そのように考えるようになった折も折、鍵盤楽器が再び私の前に現れたのだった。

 何をやっても長続きせず飽きっぽい私が、どうしてこれまで到底できなかった1年という期間、バイエルの練習を持続できたのか、この一文は説明しえているであろうか。

練習日数などをまとめてみる

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 このブログに詳しくバイエルの練習経緯は書いてあるから、それを見ながら、各曲を何日ぐらいかかって練習したかを表にしてみた。

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61 18 3日
62 19 1日
63 20 1日
64 21 13日
65 22 3日
66 23 1日
67 24 3日
68 25 4日
69 26 1日
70 27 5日
71 28 9日
72 29 7日
73 30 13日
74 31 7日
75 32 1日
76 33 1日
77 34 1日
78 35 1日
79 36 3日
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94 47 1日
95 49 1日
96 53 1日
97 54 4日
98 50 2日
99 51 1日
100 55 6日
101 61 1日
102 48 1日
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104 52 1日
105 59 2日
106 66 1日
107 56 4日
108 57 1日
109 62 8日
110 77 (mp3) 3日
111 73 28日(!)
112 65 4日
113 83 11日
114 101 20日
115 60 6日
116 91 9日
117 93 10日
118 74 7日
119 94 3日
120 96 14日
121 68 1日
122 69 1日
123 70 1日
124 71 1日
125 72 8日
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 この期間、途中で寄り道をしてショパンのプレリュードを弾いたり、また番外の練習譜なども沢山入っているから、日数の合計は必ずしも期間の合計にはならない。

 ざっと見ると、バイエル73番、101番などが突出して日数がかかっていることがわかる。

バイエル#93

投稿日:

 さて、またバイエルに戻った私である。

 先々週ショパンのプレリュード7番の練習を終わらせたあと、今日までバイエル93番をずっと弾いてきた。まぁまぁ弾けるようになった。

 この前の土日に働いたぶんの代休がまだ一日あり、今日はその休みである。また近所の島村楽器に行き、「パッヘルベルのカノン」のピアノピースを買った。寄り道で弾けるものなら弾いてみようという気持ちである。今日もローランドのFP-4をいじらせてもらった。いつものおねえさんとおにいさんがいろいろ案内してくれた。

 帰ってからパッヘルベルのカノンの楽譜を開いてみたが、これは88鍵ないと弾けませんね、楽譜の最初ッから。

寄り道・ショパン プレリュード Op.28-No.7 苦心その6

投稿日:

 さて、かれこれ2ヶ月も練習したショパンのプレリュード7番、ぼちぼち終わりにしよう。

 前回の演奏とそんなに変わらないかもしれない。